大げさでなく、死ぬかと思うような体調不良に見まわれた。
瞬時にして、体が全然動かなくなり、こおりのように体が冷えた。息も出来なくなった。高熱も出た。
たぶん、バセドウ病のために処方されている抗甲状腺薬(メルカゾール)が効きすぎたのだと思う。
こわいので、今日は病院にいこうと思う。
息子(3歳・重度自閉症)の施設の父親参観があった。そこで亭主は懇談会の時間を勝手に仕切り、施設の考え方と真っ向から対立する内容の演説をしてきたらしい。
「言語獲得の臨界期が五歳から八歳であることは科学的事実である。それ以前に言葉を獲得できなければ、その子供は生涯話せないまま終る。我々には、ゆうちょうにかまえている余裕なんてないのである。しかも自閉症児の場合、言語能力やコミュニケーション能力が局部的に劣っているために発話不能になっているのであり、幸いなことに最近の研究によってその局部がどこであるか、ほぼ解明されている。よって、劣った部分を効果的に徹底的に鍛え上げていくべきなのであって、ここの施設のやり方に従って総合的な発達など待っていたのでは、臨界期までの貴重な時間をみすみすムダにしてしまうだけだ。」
来ていた父親のほとんどは亭主の話に強くうなずき、担任の保育士は憮然としていたそうである。私も見たかった。
(2001年7月9日)
※過去日記を転載しています。