こんにちは。
また日記のまとめ書きになる。
昨日(6月20日)は、長女さん(27歳)がデイケアで描いた絵画の展示会に、亭主、長女さん、私の3人で行ってきた。
デイケア棟のロビーで開催されている展示会には、患者さんの家族や病院スタッフが、たくさん訪れているようで、芳名帳には名前がぎっしり並んでいたけど、たまたま他の方がいないタイミングだったようで、3人でゆっくり見ることができた。
長女さんの絵は、すごくよかった。
普段家で描いている作品とはテイストが違っていて、少し不思議だったのだけど、お題をいただいて描いたのと、指導してくださる先生のアドバイスがあったからだと話してくれた。よい師匠と出会ったようで、いままでで一番のびのびと描いているように思う。
他の方々の作品も、とても素晴らしかった。
お一人、写真ではないかと思うほど精巧な鉛筆画を出品されていた方があったのだけど、長女さんによれば、ほんの数分で写真のようなデッサンを仕上げてしまう方なのだという。
デイケアには、自閉症圏内と思われる方が多いそうで、サヴァン的な能力の持ち主も珍しくないのだとか。思えば長女さんも、その一人ではある。
展示会の圧巻は、大きな模造紙にびっしりと書かれた、ストレスコーピングの一覧表だった。おそらく、デイケアの利用者さん(入院患者も含む)たち全員で、ストレス解消の方法を寄せ書きしたものだろう。
参考になるものがたくさんあったので、できれば印刷配布してもらいたいと思い、見学後のアンケート用紙に要望を書いてみた。
(_ _).。o○
末っ子の大学は、先生の都合によりオンデマンド授業やzoom授業に切り替わることが多いようで、昨日も自宅からの受講になっていた。
コロナのおかげで、リモート体制が整ったために、そういうことになっているようだ。
末っ子の先生方には育児中の女性が多いそうで、「ごめん、娘が熱出した!」という理由でzoomになることもあったらしい。
私は声を大にして感謝したい。
やっと、こういう時代になってくれたかと。😭
でも、我が家的には二十年遅かったのだ。
二十年前の小学校で、そして十五年ほど前の中学高校で、オンラインでの出席が可能だったなら、長女さんは長い不登校や、集団への不適応に無駄に苦しむこともなく、学びの機会を失うこともなく、いまとは全く違った人生を歩んでいたかもしれないのだから。
(私もうつ病などにならなかったかもしれないが、まあそれはどうでもいい)
過ぎたことは、仕方がない。
長女さんはまだ若いし、心もしなやかだから、きっと色々と取り戻していくだろう。
長女さんと似たような状況の若い方々が、これからの時代では、あのように苦しむことがなくなるのだとすれば、コロナにも多少感謝しなくてはならないのかもしれない(したくないけど)。今回の世界的なパンデミックがなければ、日本の教育現場に、こういう形の変革の流れがくるまで、あと半世紀はかかっただろうから。
まとめ書きのつもりが、昨日の分しか書けなかった。他のことも書くと無限に長くなりそうだから、いったんここでやめておこう。