湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

文豪アル日記・織田作之助「青春の逆説」

iPhoneアプリゲーム「文豪とアルケミスト」。

 

三冊目は織田作之助の「青春の逆説」だった。

 

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Kindle Unlimited(読み放題)で利用できる本があったので、さっそくダウンロードして、最初から読んでみている。

 

 

青空文庫版もあるようだ。

 

 

お君という官能的な美少女が主人公らしい。

 

母親に早く死なれ、浄瑠璃の写本を生業とする無口な父親を手伝って暮らしていたお君は、軽部という教員の家に本を配達しにいって強姦され、その後結婚を申し込んできた軽部の家に入り、あっという間に妊娠出産したかと思ったら、軽部は急性肺炎であっけなく死亡。

 

息子を連れて実家に戻ったものの、五年後には父親が電車に轢かれて死亡。その葬式が果てたところで亡父の弟子に強姦されたものの、弟子は田舎の身内に引き取られてすごすごと去っていく。

 

度重なる不幸にもかかわらず、お君は淡々と流れに任せて生きていく。

 

好意を寄せられれば素直になびき、死なれればたくさんの涙を流すけれども、周囲が驚くほどあっさり割り切り、愚痴ることも嘆くこともなく、勤勉に暮らしていく。

 

面白いので続きも読もう。

 

ゲームの織田作之助は、関西弁の三つ編み美青年。

 

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無頼派」仲間の坂口安吾と同じチーム(会派)に入れておくと、戦闘前に絡みを見せてくれたりする。結核のために33歳で亡くなっている。

 

坂口安吾織田作之助が亡くなったときに、「大阪の反逆」という追悼文を書いているという。

 

青空文庫に入っているので、あとで読んでみよう。

 

「青春の逆説」は1941年に出たものの、内閣情報局によって風俗壊乱の恐れのある小説として、発禁処分を受けたという(Wikipediaによる)。

 

冒頭に教師の強姦行為が出てくるのがまずかったのだろうか。具体的な描写は一切なかったし、あとであわてて結婚してたけど、それでも当時としてはアウトだったのかもしれない。