湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

Amazonの冗談・読書メモ

ちょっと前に、Amazonが大々的なリストラを実施したというニュースを読んだ。なんでもAlexaを含むデバイス関連の開発関連が絞られたのだとか。

 

Amazon、大規模な人員削減を認める 1万人に影響か|au Webポータル経済・ITニュース

 

Amazonが簡単に傾くとは思えないけど、Kindle関連の事業が細っていくのはユーザーとしては寂しい。

 

Kindle読み放題(unlimited)の月額料金の10倍以上は読み倒している身としては、せめてレビューを書いて恩返し(?)をしようなどと思って、せっせと書いたり、星をぽちぽちしたりしていたら、見たことない表示が出た。

 

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ありがとうございます。ジョークです:

「すっかりお酒に弱くなりましてねぇ。一升瓶が飲みきれなくて。」「あれれ、お猪口一杯しか、残ってませんよ!」

 

脈絡が分からなすぎて、端末が何かおかしなウィルスでも食らったのかと青くなった。😱

 

なぜ、レビューを書いたお礼に笑えないジョークをかまされなくてはならないのか。

 

というか、ジョークの内容よりも、こういうAmazonの振る舞いのほうが、よっぽどおかしい。

 

もしかして、こういう企画をしている部署がリストラのふるいに掛けられているのだろうか。だとしたら、ちょっと残念ではある。

 

(_ _).。o○

 

Kindleじゃなくて、紙の本の読書メモ。

 

安冨歩原発危機と『東大話法』 傍観者の論理・欺瞞の言語」

 

大学院に戻り、最初に研究したのは「満州国」の歴史でした。それはなぜかというと、大正デモクラシーから昭和の戦争への見事なまでの転換とその暴走ぶりが、バブルに向かう銀行の様子とよく似ていると思ったからです。

 

1930年10月27日に、ロンドン軍縮条約締結を祝福して、日本の濱口雄幸内閣総理大臣アメリカのハーバート・フーヴァー大統領、イギリスのラムゼイ・マクドナルド首相が、それぞれラジオで演説を行なって、世界に向かって平和を訴えました。これは戦前日本のデモクラシーの頂点とも言うべき出来事であったと思います。

 

ところが、それから1年も経たない1931年の9月18日には、日本の関東軍満州事変を起こしました。そこからの日本の有様は、本当に坂道を転がるようであり、あっという間に沖縄戦東京大空襲・広島・長崎の原爆投下という破局に至るのです。この日本社会の暴走過程には、バブルの時の銀行と同じ力が働いているというのが私の直感でした。

 

(7頁〜8頁)

 

 

バブル期(1986年〜1991年くらい?)には貧乏学生だったので、経済の狂騒とはほぼ無縁だったのだけど、おかしな時代だったのはなんとなく覚えている。

 

ふと思ったのだけど、「大正デモクラシーから昭和の戦争への見事なまでの転換とその暴走ぶり」と似たようなことが、100年後の日本ではなく、別の国で起きているのじゃなかろうか。ペレストロイカから、プーチン政権へ。

 

ゴルバチョフ元大統領が今年の八月に亡くなっていたというのを、さっき知った。

 

ゴルバチョフ氏、冷戦終結に貢献も西側への歩み寄りは誤り=プーチン政権 | ロイター