今月はだいぶ少な目だった。
読了していない本についてもメモを残すことにする。
※当ブログの読書記事は、あらすじネタバレありありで感想を書くので、気になる方、困る方は閉じてくださいm(. .)m
※kindle unlimited(読み放題)で読めると書いた本については、その後読み放題期間が終了する場合がありますので、ご注意ください。
百門一新「推しは殿下じゃございません…！」〜悪役令嬢、甘攻め溺愛ルート突入しました！？」
Kindle Unlimited（読み放題）で読んだ小説。
転生して乙女ゲームの悪役令嬢になった主人公が、婚約者の殿下そっちのけで、前世からの推しだったヒロインと仲良しになろうとするお話だった。
ゲームでは、殿下は悪役令嬢と婚約破棄してヒロインと結ばれていたのに、転生後の異世界では、なぜかヒロインと殿下が悪役令嬢を取り合うライバル関係になってしまう。そこにゲームの攻略対象だった貴公子たちも絡んできて、ドタバタの大騒ぎに。
概ね明るいお話だったけど、主人公（悪役令嬢）が前世で抱えていた孤独や、同性しか愛せず異性を恐怖するヒロインの苦悩など、楽しいだけでは片付かない要素もあって、お話の奥行きを深めていたと思う。
桃城猫緒「転生悪役幼女は最凶パパの愛娘になりました」（ベリーズ文庫）
Kindle Unlimited（読み放題）で読んだ小説。
事故死する直前までプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢（5歳）に転生してしまった主人公が、惨殺エンドを回避するために、命懸けで頑張るお話。
主人公とは血の繋がらない父親が、不器用に父性を開花させていく様子など、楽しく読めた。
ただ、主人公たちに対して散々酷いことをやらかしたゲームのヒロインが、全く反省することなく、わりと美味しいところを横取りした形で終わってしまったのが、ちょっと残念。続編があるなら、読んでみたい。
「新刊吾妻鏡 巻2-3」（国立図書館コレクション）
Kindle Unlimited（読み放題）で利用できる。
「鎌倉殿の13人」の記事を書くのにお世話になっている。漢文で書かれているので、毎度苦戦するんだけど、だいぶ慣れてきた。
「歴史が面白くなる東大のディープな日本史【古代・中世編】（KADOKAWA)
Kindle Unlimited（読み放題）で利用できる。
末っ子の受験勉強の助けになりそうなのでダウンロードしてみたんだけど、読み物としても面白い。
田中照彦「古典が面白くなる東大のディープない古文・漢文」
Kindle版を購入した。
日本史編同様、読み物として面白い。ただ、ちょっと穿ち方に「うーん、そうかな？」とツッコミたくなる部分が、なきにしもあらず。でもそれも含めて楽しめる本ではある。
「ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン」1
アニメの第6部を見始めたので久々に原作をKindleで引っ張り出して再読。
6部はカラー版で全巻買ってある。
細かいところは忘れてしまっているので、読み返すと新鮮で面白い。
冒頭で、徐倫の両親が既に離婚していると、怪しい弁護士が話していた。まあ、空条承太郎のあの性格で女性と家庭を持つのは無理だろう。無駄なことを喋らないし、ほとんど笑わないし、考えてること分かりにくいし、女嫌いだし。
ジョジョのシリーズを全部読んではいないけど、片親しかいなかったり、両親揃っているはずなのに片親の影が恐ろしく薄かったりするキャラが多い気がする。
三石由紀子「これで読破!蜻蛉日記上」
kindle unlimited(読み放題)で利用できる本。
「これで読破!」シリーズは他にもたくさん出ていて、ほとんどが読み放題で利用できるようだ(2022年5月31日現在)。
ひとまとまりの記事ごとに、原文と現代語訳、内容解説が掲載されている。
解説には、読解の手がかりを丁寧に提示してくれているだけでなく、記事の背景となる歴史的事実や人物関係なども補足されているので、文学音痴、史音痴には大変ありがたい。
