湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

見ず知らずの高齢男性にいきなり怒鳴られない防御系自動発動スキルについて

こんにちは。

 

スーパーでポテトサラダを買おうとしたら高齢男性に説教された、という話をネットニュースで見た。

 

mainichi.jp

 

「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」と、見ず知らずの老人に、その母親は言われたそうだ。

 

有料記事なので、全部は読めなかった。ツイートが元になっているようだから、後で眺めにいってみよう。気が向いたら。

 

それにしても、こういう爺様、じわじわと増えてるんだろうか。

 

年一回くらいの頻度だけど、私もこの手の場面を目撃する。

 

直近は半年ほど前。

私の前にいた若い主婦が、レジの並び方にケチをつけられたんだったか。もたもたするなとか、そんな感じで、いきなりキレられていた。並び方が悪いというなら、怒鳴って騒ぐほうが余程迷惑だけど、その爺様は日頃から家族にDVなどしている気配がありありで、暴力衝動の制御もきかない様子だったので、皆サッと遠ざかって別の列に並んでいた。

 

うちの末っ子も、ちょっと前に歩道の歩き方が悪いと怒鳴られたそうだ。

一緒に歩いていた友達がチラッとスマホを見ていたせいだったそうだが、いきなり怒鳴るのはいかがなものか。

 

道徳を振りかざしながら通りすがりに非難する高齢男性のターゲットは、たいてい、子連れの女性か、女の子だ。

 

少なくとも私は、怒鳴る爺様が同じような状況で男性を怒鳴りつけているのを、見たことがない。

 

そして私は、たいていの爺様よりも大柄だからか、あまり叱られることはない。

座っていると若干怒鳴られる頻度が上がる気がするので、体格はたぶんチェックポイントだと思う。

 

あと、子どもたちが幼児だった頃、子連れで歩いていると、なかなかすごい怒鳴られ方をすることがあった。息子の手を引いて歩道を歩いているところに、後ろから自転車でぶつかってきて、

 

「だから危ないって言ってるんだ! 気を付けろ!」

 

と、いきなり怒鳴られた時は、自転車ごと車道にぶん投げてやろうかと思った。私にそれができる程度には、小柄な爺様だったのだ。(そして私も若かった。)

 

子連れであることは、体格的な優位性を打ち消すとみなされるのかもしれない。

 

ちなみに、息子が巨大に成長してからは、子連れであっても怒鳴られることはなくなった。知能的には二歳児のままの息子だけど、どこから見ても成人男性だし、平和な日常を愛する人なので、トラブルを起こしそうな人への威圧感は半端ないものがある。

 

学校時代の息子は、クラスで揉め事を起こして先生に叱られている子がいると、その場に割って入って、頭のてっぺんから突き抜けるような裏声で、

 

「ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい!」

 

と無限に連呼していたという。

叱ったり怒鳴ったりせず、自ら謝り倒すことで、場の平和を回復するのだ。

 

怒鳴る爺様族よりも、息子のほうが人として高貴であると、私は密かに思っている。

 

 

で、適当につけたこの記事のタイトルの「見ず知らずの高齢男性にいきなり怒鳴られない防御系自動発動スキルについて」について、まだまとめていなかったことに気づいたので、一応箇条書きしてみる。

 

・高齢男性より巨大であること。または巨大な人物を連れていること。

・「若い女性」や「子連れの母親」と認識されないこと。

 

そういえば、長女さんが、ベースギターを担いで電車に乗ると、痴漢その他の迷惑な存在と全く遭遇しないと言っていたことがある。おそらくベースギターを所持することで、痴漢その他の迷惑な存在に対する防御力が高まったのだと思われる。

 

体の大きさはなかなか変えられないし、巨大な自閉症の息子を連れ歩ける人も稀である。

女子高生や子連れの主婦が、男装して巨大化することは難しい。

 

怒鳴る爺様に対しても、そのような効力を発揮するアイテムが開発されることを切に願う。