湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

クジラを描く

こんにちは。

 

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今日の絵は、長女さん作。

 

クジラが息子で、吹いた潮の上にいるのが長女さん。右上のクジラ二頭は、私と亭主。その上の太陽が、末っ子。

 

なんか洪水で文明崩壊してるっぽいけど、細かいことは気にしない。

 

なんでクジラかという説明を始めると長くなるけど、とりあえずざっと書いてみる。

 

先週、教会での読書会で、旧約聖書の「ヨナ書」について習ってきた。

 

ヨナという人が、神託を受けたのに、それに逆らって船に乗って逃げ出したのだけど、神が見逃すはずなく、船は嵐に巻き込まれて沈没しそうになってしまう。

 

船乗りたちは、嵐の原因が乗船者の誰かだと察して、全員でくじ引きをしたところ、ヨナが当たりを引き当てたので、ヨナは正直に自分が神の指示に従わずに逃げ出したことを皆に話し、自分を海に捨ててくれるようにと言った。船乗りたちは積み荷を投げ捨てるなどして頑張ったものの、どうしようもなくなって、結局ヨナを海に放った。嵐はたちどころに止んだ。

 

海に放られたヨナは巨大な魚に飲み込まれ、その体内で三日三晩過ごしたあと、神の言葉通りに使命を果たす。

 

 

聖書のなかでも、際立ってファンタジックで有名なエピソードなので、たくさん絵に描かれている。私も描いてみたいと思った。

 

で、朝からネットで魚の絵を眺めたり、クジラの画像や動画を探しながら、気に入ったクジラを描きうつしたりしていたら、そばにいた長女さんが、先に一枚、手描きで描き上げていた。それが、上に貼った絵である。

 

私のほうは、まだ下書き。

 

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海中のイメージをつかみたくて(決して下手くそを誤魔化すためではない…)、鉛筆で描いたものをiPhoneに取り込んで、フィルターにかけてみた。まだクジラだけで、ヨナがいない。

 

明日、三週間ぶりで絵画教室があるので、透明水彩で描こうと思うんだけど、デザインが決まらない。色のイメージもはっきりしない。もうしばらく考える。

 

 

この絵を描くときに調べたのだけど、地中海にも大きなクジラはいるようだ。

 

ヨナを飲み込んだ魚が巨大哺乳類だったかどうかはわからないけど、現代でも、遭難者がイルカに救助されたり、クジラの口に入っちゃったのに助かったような話があるのだから、聖書の時代にも、そんな事件はあったのかもしれない。