こんばんは。
怖いような勢いの土砂降りが止んだら、風が生暖かくなった。
今夜は息子がショートステイなので、夕食後の風呂や着替えでドタバタすることなく、のんびりすごしている。
……のんびりしすぎたのか、寝る前に飲む睡眠導入剤が、喉から食道に落ちずに鼻の方に回り込んだらしく、
いま、とっても鼻の奥が痛い。( ;∀;)
花粉が飛んでいるこらだろうか、もともと鼻風邪気味で炎症があったところに、半分に割って処方されている錠剤がぴったり張り付いて、その場で薬剤が少し溶けたらしい。
鼻の奥の毛細血管から直接脳にクスリが回ったら、効率よく眠れるかもしれない。鼻から脳に血が回るかどうかしらないけど。
今日も一日、あまり動けなかった。
多少の家事をやったのと、末っ子の塾のお迎えに出ただけの運動量だ。
明日もこんな具合の不動だと、また体調が下降するだろう。生暖かく動こう。
ラノベ
動かずにラノベばかり読んでいた。
「小説家になろう」サイトでランキング入りしている作品を、手当たり次第ちょっとづつ読んでみて、お話の続きの気になるものを見つけたら、公開分を一気に読むというのを繰り返している。
「復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる」(クレハ著)
シリーズで何冊も出版されている作品だけど、「小説家になろう」でも、かなりの部分を読める。ただ、「小説家になろう」では、連載が昨年暮れで止まっているようだ。
主人公は、執拗につきまとう幼馴染に引っ掻き回されて、友人も恋人も持てない孤独な青春時代を送っていたのだけど、あろうことか、その幼馴染と一緒に異世界に強制的に連れ出されてしまう。
異世界でも幼馴染は主人公を身勝手に振り回し続ける。
不思議なことに、二人の周囲の人々は自我を支配されたかのように幼馴染を崇拝して言いなりになり、その反動のように、幼馴染に執着される主人公を憎悪するのだ。
魔法と妖精が実在する世界に来てみて初めて、主人公は、周囲の人々が自分に向ける異様な悪意が、幼馴染が無意識に行使している「魅了」の魔法によるものだと知った。その魔法は、幼馴染よりも魔力量の少ないものにしか効果がないため、主人公には全く影響がなく、「魅了」の魔法の影響下にえる周囲の人々は、幼馴染をチヤホヤしようとしない主人公を敵視していたのだった。
二人を召喚した異世界人たちも、幼馴染を神のように崇める一方、主人公を抹殺するために、魔物のいる森に捨てて行方不明にさせて、それを隣国の陰謀であると発表。
主人公は奇跡的に隣国に保護され、そこの王の寵愛されるようになったばかりか、魔法を司る妖精たちにも溺愛されるよつになったものの、主人公を自分の手元に取り戻したい幼馴染は、国内の好戦派に乗せられて、隣国に攻め込もうとして……
人を信頼する勇気をなかなかもてない主人公の孤独や暗さ、周囲と打ち解けていく過程の切なさが楽しかったのだけど、人生の寄生虫みたいだった幼馴染との決着がついて、お話が一段落してからの続編的な展開に入ってくると、なんだか主人公の性格が、若干無神経かつ微妙に独善寄りになってきて、猛烈に嫌っていたはずの幼馴染にじわじわと接近してくる気配もあって、ちょっとハラハラしている。
ゲーム
娘たちがプレステで「龍が如く 極」というのを遊ぶ傍ら、スマホでも「龍が如く」のアプリを遊んでいて、あんまり楽しくそうなので、私もアプリの方をダウンロードしてやってみたら、ハマってしまった。
ヤクザのRPGなのに、ガチャで出てくる仲間が女子高生だったりOLだったり、眼鏡っ娘の新聞記者だったり、幕末の武士だったりする。武士の人が必殺技を出すと、場末のスナックの看板が消えて、背景が江戸時代に、チンピラがちょんまげ&和服になるのがすごくシュールだ。