1949年に公開されたという、映画「若草物語」を鑑賞。
先日読んだ水谷まさる訳の小説のラストよりも、少し未来に進んだところまで、描かれていた。
長女メグはローリィの家庭教師と結婚して、双子を出産。
次女ジョーはローリィを振ってニューヨークに移り住み、小説の一巻目ではまだ出てきていない、運命の相手であるベア教授と出会う。ベア教授は熊の剥製をかぶって登場してたけど、原作続編でも同じことやってるんだろうか。早く読みたい。
三女のベスは、病没。
正直、ショックだった。(まだ続編を読んでいないので、彼女が亡くなるのを知らなかったのだ)
最愛の妹を失うという、深い悲しみを経て、ジョーは作家として大きく飛躍することになる。
四女のエイミーは、ローリィと結婚。
映画を観終わるまで、彼女がエリザベス・テイラーであることに気づかなかった。たしかに物語にとっては過剰なほど、美しいエイミーだった。
ジョーを演じたジューン・アリスンは、wikiによれば1917年生まれだそうなので、映画を撮ったときには、30代だったことになる。16歳にしては貫禄がありすぎるとは思った。でも、小説のジョーのイメージに近いキャラではあった。特に、聞いているだけでワクワクしてくるようなハスキーな声は、たしかにジョーだなと思えた。
「若草物語」の映画は、何度もリメイクされている。今年もまた新しい「リトル・ウィメン」がアメリカで公開される予定だという。
YouTubeに予告編が上がっていたので、見てみたら、いますぐ全編見たくてたまらなくなった。
ローリィがずいぶん美少年になっている。
姉妹たちのエネルギーも10倍増しに見える。
日本で公開されるのは、いつだろう。
劇場で観たいなあ。