おはようございます。
例によってサムネ製造のため、10分ほどで、てきとーな絵を描いています。
衣替えもかねての掃除をし始めた途端、喉が腫れてきてダウン。
やらないわけにもいかないので、ちょっとやったら休む、というのを繰り返して、片付けを進めていますが、はかどりません。気長にやることにします。
Amazon読み放題の読書メモ
昭和初期に、戦闘用として開発されたホモンクルスの少女と、彼女を使って秘密の任務を行う陸軍の特殊部隊のお話。
シリーズの第一巻だけ、Amazon読み放題になっている。
面白いのだけど、ぐぐっと内容に引き込まれる直前で一巻が終わるので、ちょっと残念。
遠い昔に読んだ、荒俣宏の「帝都物語」をちょっと思い出す時代設定。
しかし帝都物語の内容も、もやがかかって、だいぶ思い出せなくなっている。
映画版の嶋田久作の怪演だけは、忘れようもないけれども。
「我を崇めよ」
映画でのあの風貌で言われると、だいぶ恐ろしい。
TEITO MONOGATARI (帝都物語) (1988): Original Theatrical Trailer
もう一回見る根性は、ちょっとない。(´・ω・`)
昭和初期って、荒俣宏や夢野久作の作品の影響に大戦の史実が重なって、かなりグロくて魔界なイメージになってしまっている気がするのは、私だけだろうか。太宰治にも多少責任がありそう。
考えてみると、昭和元年はすでに100年近い昔なのだ。
私が幼少期の100年前といえば、まだ明治初期で、ちょっと射程を伸ばせば江戸時代に触れるくらいだった。それを思うと、昭和がどれぐらい遠ざかってしまったかが、よくわかる。
ホムンクルスつながりだと、20年くらい前に読んだ、ペンフィールドの「脳と心の招待」を思い出す。
大脳皮質の体性感覚野に、対応する人体の部位を当てはめていくと、奇妙な小人の姿が浮き上がってくるという、あの独特の図を描いた脳神経外科医の本だ。
脳の手術に全身麻酔を用いず、局部麻酔だけで、患者と会話しながら手術を行ったのも、この医師だ。そういえば、その実験も、1933年、昭和8年のカナダで行われている。夢野久作の「ドグラ・マグラ」が出版される2年前でもある。
「ドグラ・マグラ」は、めったに映画館に行くことのない私が劇場で見た、数少ない作品の一つでもある
だけど、内容はやっぱり忘却の彼方。
桂枝雀が踊り狂ってる場面と、人肉に見立てた鶏肉らしき多量の肉塊を誰かがかき分けている場面以外、ほとんど思い出せない(T_T)。
日本文学史に残る奇書『ドグラ・マグラ』を見事に映画化!待望のDVD復刻!
原作は青空文庫で読めるし(kindle版無料)、ダウンロードもしてあるけども……
そのうち気が向いたら、挑戦してみるかもしれない。