湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

紅白メモ

 

書きかけていた長文が吹っ飛んだ。

下書きに保存するのを忘れたまま、別のアプリを立ち上げたせいだ。

 

私にとっては珍しくもない失敗で、普段なら気にせず書き直すのだけど、今回は「ちゃんと保存した」と強く思い込んでいたため、ちょっとばかり凹んだ。

 

忘れることよりも、間違った思い込みのほうが怖いし、危ない。気をつけよう。

 

 

紅白についての覚え書き的なことを書いていた。

 

何年前の紅白だったかすぐには思い出せないけど、椎名林檎のステージで踊って強烈な印象を残した、ayabambi というダンスユニットが、今回(2019年)は姿が見えないように思えて気になったこととか。

 

もともと人の顔を見分けることが猛烈に苦手な上に、動体視力も酷く悪いから、しょっちゅうカメラが切り替わる画面のバックで、誰がいて誰がいないか確認することなど私には不可能に近いのだけど、ayabambi というユニットだけは、ちらっと画面をよぎっただけで目に焼きついてしまうような個性を感じて、見分けがつくので、とても好きだった。

 

見分けがつくから好きだというのは変かもしれないけど、見分けがつかないものを好きになるのは難しい、というか事実上不可能だろう。見分けもつかないものを好きだというなら、それこそ思い込みに違いない。あ、ここいらで一旦保存しよう。

 

で、ayabambi はどうしているのかなと思って、Google様に聞いてみたところ、思いもかけないゴシップの類の記事がたくさんでてきたので、そういうものを払いのけて、事実らしく思える事柄をつなぎ合わせてみたところ、いまはユニットを解消した状態のようで、二人のうちのaya氏のほうが、椎名林檎の「鶏と蛇と豚」という曲のPVに出演しているらしいことがわかった。

 

鶏と蛇と豚

鶏と蛇と豚

 

YouTubeでこの曲のPVを探してみたら、たしかにaya氏が出演していた。

 

はてなiPhoneアプリだと、YouTubeの動画貼り付けが面倒なので省略するけど(改善されるといいなあ)、なんだか物凄い映像作品だった。

 

なにしろ、のっけに般若心経である。

うっかりキッサコの動画を開いたのかと思って、再生を止めてしまった。

 

般若心経 (cho ver.) [long mix]

般若心経 (cho ver.) [long mix]

  • 薬師寺寛邦 & キッサコ
  • ワールド
  • ¥255

 

そのあとも、映画の「帝都物語」とか「ドグラ・マグラ」とか、「魔界転生」とか「チャイニーズ ゴーストストーリー」とかを足して混ぜた上に井上靖の「天平の甍」や「敦煌」の、経典とか人の命が散華するイメージを加味したような……

 

とにかく強烈にこの世のものじゃない感があって、唖然として眺めていたせいで、曲と歌詞がさっぱり記憶に残らなかった。あとで見直そう。

 

 

紅白の話に戻ると、ドラゴンボールの映画の主題歌かなにかを歌っていた、ビジュアル系な男性歌手が、氷川きよしだったことにも、ずいぶん驚いた。以前からきれいな顔立ちのお兄さんだとは思っていたけど、なんか根本的に変容したというか、もはや演歌歌手という括りでは語れない存在になったというか、いろいろ考えているうちに演歌歌手という括り自体がなんだかよく分からなくなったというか……要するに驚いた。

 

 

紅白にバーチャルリアリティ美空ひばりが30年ぶりに出演したのには驚かなかったけど、KISSが往時と区別のつかないルックスで出演したのには驚いた。演奏中の動きがそこはかとなくマイルドになったような気がしたあたりとか、ギターはぶっ壊しても血を吐いたりしないあたりに、敢えて老いを感じるべきなのかもしれないけど、大きなお世話ではある。それにしても、一体彼らは何才になったのだろう。

 

長くなった。

そろそろやめよう。