いまさらだが、やはり楽観はできないなあと、痛感する。
息子(3歳・重度自閉症)は、たぶん「ふつうの人」にはなれないだろう。 それは言葉が話せないということだけではない。世の中とかかわるために必要な、脳のハードウェアと、ソフトウェアが、息子と「ふつうの人」では違いすぎる。
息子は、極端な「左脳型」である可能性がある。
左脳がきちんと機能しているわけでもないのに、左脳が右脳を制している、という感じ。
私はあまりそういう人をしらないので、息子が、どんなふうに情報処理して世の中を理解して いるのか、想像もつかない。
左脳って、何してるんだっけ。右脳はほんとは、何をしているはずなんだっけ。
息子を、理解したい。
理解できなければ、この先どんなことをしてあげるのがいいか、判断がつかない。
(2001年6月15日)
※過去日記を転載しています。