今月は、なんだかんだで数十冊は本を買い込んでいる。
ナナメ読み走り読みばかりで、きちんと読んでいない上に、だんだんナニを買っ
たかわかんなくなってきてるので、重複買いを避けるためにも、少しこまめにメモ
して置こうとおもう。
さっき買い物にでかけて、近所のスーパーの本屋で買った本。
エッセイ集。小説も二本入っているようである。タイトルを拾ってみる。
・夢幻の宴・好き嫌い・転居のお知らせ
・自然の中のシュンポジシオン・野分・春の漢詩
・成熟と苦味のユーモア・澁澤龍彦の世界…… 他。
まだ読んでいないけれど、現代俳句についての話題などもあるようだ。
詩人と、作家である妻との関係を描いているようである。小説ではなくて、評伝
と随筆に近いようだけれど、読んでみないと分からない。
ところどころに詩作品も挟み込まれている。
去年「恋兎 令子と金子光晴」という小説を読んだ。こちらは愛人(一時入籍もし
ているけど…)との関係を中心にしたものだったので、正妻の三千代氏は、ちょっと
ダーティなイメージで描かれている部分もあったと思う。
タニス・リー「ゴルゴン」ハヤカワ文庫
タニス・リーの翻訳が出るのは、たしか「タマスターラ」以来だと思うから、ず
いぶんひさしぶりである。短編が11本おさめられている。読むのが楽しみであ
る。
カレル・チャペック「園芸家12カ月」中公文庫
今月改版発行されたらしい。
さて、買い込んだけれど、読了するのはいつのことやら。
(1996年3月23日)
※過去日記を転載しています。