湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

ねこたま金曜日記

こんにちは。

 

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急激な秋の訪れに、なかなか身体がついていかない。

 

もうじき誕生日もやってくる。🤢

また一つ年齢が増えることについては、とくに何の感慨もないけれど、加齢による体力の衰えに抗っていかなくてはならないことを思うと、若干憂鬱にはなる。

 

体操、ストレッチ、マッサージ、頑張らないと。

 

それらの日課は、なんとかまだ続いているけれど、ここのところ疲労感が重いせいで、最初のころほど熱心ではなくなっている。

 

ダイエットのほうは、残念ながら、あまり進んでいない。目先の人参(ご褒美)を増やして、モチベーションを上げるしかなさそうだ。🥕

 

来月、病院で血液検査がある。結果を聞くのは再来月になると思う。

 

検査結果で肝機能や血糖値、中性脂肪が下がっていたら、お気に入りになりそうな冬服でも買おうかな。

 

 

(_ _).。o○

 

今日の予定。

長女さんは、就労支援。今日は機械類の解体作業の体験をするらしい。

 

息子(25歳・重度自閉症)は、いつも通りに介護施設の通所。今朝も元気に(騒がしく)出かけていった。このところの冷え込みのせいで皮膚に痒みが出ているのか、あちこちを掻きこわして傷が増えている。保湿に気をつけてあげないと。

 

末っ子(大学生)は、今日は朝から講義の予定だったけど、先生方の都合で、すべてオンデマンド授業に変更になったとのこと。おかげで、昼になっても起きてこない。昨晩のアルバイトの疲れが出たのだろう。

 

末っ子のアルバイト先は、大手古書店だ。万年人手不足だそうで、新人の末っ子も、研修もそこそこに、めいっぱい働かされているらしい。

 

最近は、立て続けに万引き犯に遭遇したという。

一人は小学生くらいの子、もう一人は初老と思われる人だったとのこと。初老の人のほうは、店内で少し騒ぎを起こしたそうで、警察官が六人ほども来て、事情聴取の上で引き取っていったとか。

 

以前、息子がお世話になっていた療育教室の先生に、発達障害からくる二次的な問題として盗癖を持つ児童の指導の大変さについて、少し話を聞いたことがある。

 

叱責や体罰などでは改善するものではないので、家族の理解の元で、その子の抱えている問題の性質に合わせたコントロールの工夫が必要になってくるという。

 

病的な窃盗については、診断基準(DSM-5)が定められているという。

 

A  個人用に用いるためでもなく、またはその金銭的価値のためでもなく、物を盗もうとする衝動に抵抗できなくなることが繰り返される。


B 窃盗に及ぶ直前の緊張の高まり。

C 窃盗に及ぶ時の快感、満足、または開放感。


D その盗みは、怒りまたは報復を表現するためのものではなく、妄想または幻覚への反応でもない。


E その盗みは、素行症、躁病エピソード、または反社会性パーソナリティ障害ではうまく説明できない。

 

ハートクリニック|こころのはなし

 

上の診断基準を見ると、薬物などへの依存症に近い感じなのかなと想像される。

 

子どもの場合、将来を考えるなら、万引きをした時点で即座に治療教育を受けることが望ましいのだろうけれど、小児精神科が通院可能な近所にあるという家庭は少ないだろうし、あったとしても、初診の予約が半年から一年待ちという状況だと聞いたことがある(八年以上前の情報だから、いまは改善されているかもしれない)。かといって、民間の療育を受けるとなると、お金がかなりかかる。

 

なんとか、いい方向に世の中が動いてくれるといいのだけど。

 

 

 

 

ぷちぷち日記(179回目)

昨日、一昨日と、なんとか3000歩以上を維持できた。

 

 

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本当は5000歩を超えたいけど、いまの体力では翌日寝込むから無理。徐々に増やすしかない。

 

 

ヤケクソで、二日連続で甘いものに走ってしまった。(末っ子と長女さんに付き合ってもらった)

 

 

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コメダ珈琲店ジェリコ

高倉町珈琲の、パンケーキ。

 

堕落と背徳の極みと言える。

 

(夢のように美味しかった…)

 

このカロリーを消費し尽くすことを目標に、家事とウォーキングと頭脳労働を頑張る決意を、一応は固めたものの、一夜明けてだいぶ緩んでいる。

 

 

 

だって、だるいんだもの……😱

 

昨夜の睡眠時間は、6時間台。

頭痛はないけど、頭に軽い締め付け感があって、鬱陶しい。

 

 

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スマートウォッチとポケモンスリープの誤差は、24分だった。間をとって、6時間18分ということにしておこう。

 

 

短い。

できれば7時間以上は眠りたい。

理想を言うなら8時間。

 

息子が朝6時には起きて活動し始めるから、8時間寝ようと思ったら、夜10時前に就寝するしかない。

 

そのためには、睡眠導入剤ゾルピデム)を9時台に飲まなくてはならないのだけど、眠気など微塵ない時間帯に飲んでも効き目がよくないことが多い。

 

となると、生活全般を朝方に変えるしかないのだけど。

 

心の底から億劫だ。(´・ω・`)

 

 

だけど、いまのろくでもない体調を改善して長生きするためには、どうしたって必要な変革だということは分かっている。

 

少しでも元気で過ごしたいと思うのは、息子(25歳・重度自閉症)の今後のことを思うからだ。

 

三日ほど前に、知的障害者施設で、職員が入所者に暴行を加える時間があったと、ニュースで知り、精神状態を悪くした。

 

 

障害者施設で職員が入所者虐待 「津久井やまゆり園」運営の社福 | 毎日新聞

 

 神奈川県は25日、県立の知的障害者施設「厚木精華園」(厚木市)で、50代の男性職員が、80代の男性入所者を引き倒したり、拳を振り上げて威嚇するなどの虐待をしたと発表した。入所者にけがはなかった。

 

 園は指定管理者の社会福祉法人「かながわ共同会」が運営しており、共同会は職員を自宅待機や14日間の出勤停止処分とした。

 

 共同会は2016年に殺傷事件があった相模原市の県立障害者施設「津久井やまゆり園」なども運営している。

 

 県や共同会によると、男性職員は今年4月28日、寮の廊下で、男性入所者が「マスクがほしい」と女性看護師の肩をたたいたのを見て、入所者にやめさせようと背後から腕を回して床に引き倒した。さらに、右の拳を振り上げて倒れた入所者を威嚇した。

 

 園は職員への聞き取りなどで事実を確認し、障害者虐待防止法に基づき入所者の関係自治体に通報。自治体は7月28日に身体的と心理的虐待に当たると判断し、8月25日付で園に改善指導を行った。

 

 男性職員は「申し訳ないことをした」と謝罪しているという。共同会の山下康理事長はこの日の記者会見で、「虐待を絶対してはいけないと職員の中で議論を積み重ねてきたが、残念ながらまだ不十分だった。悔しい思いと反省がある」と陳謝した。

 

 同園は主に高齢の知的障害者を受け入れる施設で定員112人。現在は、長期入所者92人、短期入所者6人。

 

毎日新聞 2023/8/26 11:21)

 

引き倒して、威嚇する。

 

あの「津久井やまゆり園」を運営する法人が…という思いが、どうしても湧き上がってくる。

 

元職員があれほどの凶悪事件を引き起こしたところだからこそ、明るみに出た話なのだろうとは思う。

 

でも、それほどの痛みを持って、意識改革を図り、改善にあたっているであろう施設であっても、こうしたことが起きてしまうのかと思うと、どうにもやりきれない思いにかられる。

 

 

これは、問題を起こした職員の問題だけではないと思う。その人はきっと、日常的に、入所者の他害や問題行動に触れ続けるうちに、暴力への歯止めを見失ってしまったのだろう。

 

八十代だという、高齢の入所者の方の振る舞いが粗暴となる原因は多岐に渡っているだろうけど、可能性の一つとして、その方ご自身が、幼少期から粗暴な扱いを受けていたことが考えられる。その方が生まれ育った昭和前半という時代は、知的障害者にとって、全く優しい時代ではなかったはずだから。

 

 

知的障害者施設で、暴力や他害の問題が起きにくくなるためには、まず社会全体が知的障害者に対して、優しく、適切な状況にならなくてはならないのだろう。そうなって初めて、障害者自身の問題行動が減少し、介護する方々の精神の安寧も守られやすくなるのだろうから。

 

息子の親として出来ることは、息子自身が将来に渡って穏やかに暮らせるように、他の人や自分自身を害することのないように、いまの暮らしの中で、少しでもよい経験を積み重ねていけるよう、見守ることしかないと思う。

 

 

そのためにも、少しでも長く、元気でありたい。

 

億劫でも、早寝をしよう。

 

 

 

 

ねこたま歯科日記

こんちには。

 

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息子の歯科手術のために、朝から歯科に来ている。

 

前回の手術は、2019年12月だったから、三年半ぶりということになる。

 

麻酔(医)と自閉症(の闘い) - 湯飲みの横に防水機能のない日記

 

前回は、麻酔を打つまでに大立ち回りがあり、本当に、とてもとても本当に、大変だった。😱

 

その時の様子が、事細かにカルテに記録されているようで、今回の手術前検診では、母親の私としても最善と思われる段取りを提案していただいたのだけど…

 

 

それでも、大変な状況というものは、容赦なく起きるのである。

 

 

手術開始予定より大分早く病院入りして、経口での睡眠薬投与がなされ、待合室で私の膝を枕にうとうとし始めた息子は、運ばれてきた車椅子を見た途端にギンギンに覚醒し、車椅子を全力で拒否。

 

半ば引きずるように、手術室へは入れたものの、そこから格闘タイムが始まった。

 

大人が六〜七人がかりで、手足のどこを押さえても、つかんでも、するりと抜いてしまう息子。なんか、3年前よりも技が磨かれて上達している。護身術の天才かもしれない。

 

すでに睡眠薬が効いていて、数秒ごとに寝落ちしそうになっているにもかかわらず、病院のスタッフさんたちと私だけでは抑えられず、事務員の方々をも動員することになった。

 

その後、どうにか手術台に乗せてから、完全に眠るまでの間、怪我人を出したくない一心で、全体重を息子の両足にかけていた。今日ほど、自分の体重が重くて良かったと思ったことはない。

 

息子は大暴れはしていたけれども、完全にパニックになったわけではなく、どこか冷静で、振り回した手足が誰かに当たらないように、可能な限り配慮している気配もあった。

 

優しい人なのだなと、改めて思う。

 

それにたぶん、必要な手術であることは、わかっていたのだとも思う。それでも自制心より恐怖心が優ってしまったのだろう。

 

 

手術が終わるまで、あと一時間ほど。

 

無事に終わりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呼ばれた。

朝、うとうとしていたら、息子(25歳・重度の知的障害を伴う自閉症)がやってきて、

 

「おっかあ、おっかあ」

 

としきりに呼びかけてきた。

 

どうやら起こしに来たらしいのだけど、なかなか意識が覚醒せずに、「あともうすこしー」なんて言っていたのだけど……

 

あることに気づいた途端、一気に目が覚めた。

 

 

 

生後25年6か月目にして、初めて息子に呼ばれている!!!!

 

 

いままで、「おかあさん」という単語を口にすることはあっても、息子はそれを呼びかけに使おうとはしなかった。

 

 

今日は、いい日だ。

 

 

 

 

 

ねこたま日記

こんにちは。

 

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また日記のまとめ書きになる。

 

昨日(6月20日)は、長女さん(27歳)がデイケアで描いた絵画の展示会に、亭主、長女さん、私の3人で行ってきた。

 

デイケア棟のロビーで開催されている展示会には、患者さんの家族や病院スタッフが、たくさん訪れているようで、芳名帳には名前がぎっしり並んでいたけど、たまたま他の方がいないタイミングだったようで、3人でゆっくり見ることができた。

 

長女さんの絵は、すごくよかった。

普段家で描いている作品とはテイストが違っていて、少し不思議だったのだけど、お題をいただいて描いたのと、指導してくださる先生のアドバイスがあったからだと話してくれた。よい師匠と出会ったようで、いままでで一番のびのびと描いているように思う。

 

他の方々の作品も、とても素晴らしかった。

お一人、写真ではないかと思うほど精巧な鉛筆画を出品されていた方があったのだけど、長女さんによれば、ほんの数分で写真のようなデッサンを仕上げてしまう方なのだという。

 

デイケアには、自閉症圏内と思われる方が多いそうで、サヴァン的な能力の持ち主も珍しくないのだとか。思えば長女さんも、その一人ではある。

 

展示会の圧巻は、大きな模造紙にびっしりと書かれた、ストレスコーピングの一覧表だった。おそらく、デイケアの利用者さん(入院患者も含む)たち全員で、ストレス解消の方法を寄せ書きしたものだろう。

 

参考になるものがたくさんあったので、できれば印刷配布してもらいたいと思い、見学後のアンケート用紙に要望を書いてみた。

 

(_ _).。o○

 

末っ子の大学は、先生の都合によりオンデマンド授業やzoom授業に切り替わることが多いようで、昨日も自宅からの受講になっていた。

 

コロナのおかげで、リモート体制が整ったために、そういうことになっているようだ。

 

末っ子の先生方には育児中の女性が多いそうで、「ごめん、娘が熱出した!」という理由でzoomになることもあったらしい。

 

私は声を大にして感謝したい。

 

やっと、こういう時代になってくれたかと。😭

 

でも、我が家的には二十年遅かったのだ。

 

二十年前の小学校で、そして十五年ほど前の中学高校で、オンラインでの出席が可能だったなら、長女さんは長い不登校や、集団への不適応に無駄に苦しむこともなく、学びの機会を失うこともなく、いまとは全く違った人生を歩んでいたかもしれないのだから。

 

(私もうつ病などにならなかったかもしれないが、まあそれはどうでもいい)

 

過ぎたことは、仕方がない。

長女さんはまだ若いし、心もしなやかだから、きっと色々と取り戻していくだろう。

 

長女さんと似たような状況の若い方々が、これからの時代では、あのように苦しむことがなくなるのだとすれば、コロナにも多少感謝しなくてはならないのかもしれない(したくないけど)。今回の世界的なパンデミックがなければ、日本の教育現場に、こういう形の変革の流れがくるまで、あと半世紀はかかっただろうから。

 

まとめ書きのつもりが、昨日の分しか書けなかった。他のことも書くと無限に長くなりそうだから、いったんここでやめておこう。