湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

ねこたま日記(マドンナ好みの寿司、そして焼き寿司…)

こんにちは。

 

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Pinterestという画像鑑賞アプリ(だと私は思っている)で、ちかごろどうも奇妙な「和食?」の写真を多く見かけるようになった。

 

たとえば、寿司。

リンクを貼ってみる。

 

Pin on SUSHI

 

SUSHI — Sushi King Roll by sushiking_le. | Sushi, Sushi roll recipes, Sushi recipes

 

Pin by Mairead on Fantazyjne rolki | Sushi recipes easy, Sushi recipes, Food and drink

 

iPhoneだとPinterestの画像に飛べるけど、パソコンだとどうだろうか…)

 

具沢山、かつ、しゃりを極限まで節約した感じの巻き寿司が多い。

 

生ちらし寿司の上側だけを巻いたような感じだ。

 

合衆国や南米など、海外の寿司屋さんのメニューらしいのだけど、現地の方々の好みに沿って発達したものだろうか。

 

私の好みとしては、ネタはできれば一つづつ分けて味わいたいので、もしも回転寿司の100円皿でこういうのが流れてきても、たぶん手に取ることはないだろう。

 

ところがこういうお寿司、超高級品らしいのだ。

 

 

Most Expensive Sushi in the US (That's Actually Worth It) | Sushi, Homemade sushi, Sushi recipes

 

上の巻き寿司の記事を、iPhoneの翻訳機能で日本語訳してもらった。

 

ノブは、ウェブサイト上でマドンナからの引用を持っている多都市寿司帝国です。具体的には、ノブがレストランを持っている場合、都市がどれほど楽しいかを知ることができますと彼女は言います。どうやらマイアミは楽しいらしい!また、マンハッタンのハイパーミニマリストカウンターとは正反対のダイニングルームで、ノブに行き、エデンロックホテル内のオマカセメニューに200ドルを費やすことができる場所でもあります。デザインは豪華で派手です。

 

 

意味がよく分からないところもあるけど、たぶん、マドンナお気に入りの「ノブ」という寿司チェーン店の「おまかせメニュー」は200ドルらしいということは察せられる。

 

回転寿司のお一人様の金額とは、ケタが違うようだ。(ちなみに私は1000円も食べれば満腹する)

 

こういうお寿司に慣れている人々が、来日して普通の寿司屋に入ったら、落胆しそうな気がする。

 

それとも私が知らないだけで、日本の回っていないお寿司屋さんの寿司も、時代の流れのなかで変貌しているのだろうか。いまのところ、スーパーの寿司コーナーはオーソドックスな寿司のままだけど、銀座あたりがどうなっているのかはわからない。

 

 

そんなセレブ御用達のsushiだけでなく、家庭で作られているsushiも、かなり不思議な方向に発達しているようだ。

 

フィリピンでは、韓国海苔とキャセロールを使った「焼き寿司」が爆誕していた。

 

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焼き寿司は、オリジナルの日本のロール寿司の分解版を提供する美食のトレンドです。

 

Pin on Food: Small Bites

 

キャセロールに入った状態でソースが斜がけされている時点で、私の目はこれを寿司と認識できない。

 

でも、食文化クラッシャーだとも思わないし、不愉快でもない。

 

異文化の料理を自分が食べたいように改変して取り込むなどということは、日本人が散々やってきたことだ。インドの人が日本料理だと言うインドカレー。あんパン。ピザまん。辛さ控えめの四川料理

 

でも、焼き寿司か…。

 

どうせ作るなら、素直にドリアを選択したい。

 

あれ?

そういえば、ドリアって、漠然とイタリア料理だも思っていたけど、本当はどこの料理なんだろう。

 

と思ってWikipediaを調べてみたら、なんと日本発祥だったことが判明。

 

ただし、考案したのはスイス人とのこと。

 

(ライスグラタンとしての)ドリアはサリー・ワイルの創作料理であり(原型は存在する)、フランスにもイタリアにもワイルの出身国スイスにも存在しない(フランス料理でもイタリア料理でもスイス料理でもない)。

 

日本で生まれた料理で、「ドリア」という料理名は、ジェノヴァの名門貴族「ドーリア家」の、特に16世紀に活躍した海軍提督の「アンドレア・ドーリア」に由来する和製外来語である。

 

そのため、かつてニューグランドでワイルの補佐をしていたコックの荒田勇作が1964年に出版した『荒田西洋料理』という料理書には、ドリアを「海将風」と記載している。

 

Wikipediaより引用)

 

 

知らなかった。(´・ω・`)

 

ドリアの名前の由来になったドーリア海軍提督は、非常に国際的な人だったようだ。

 

アンドレア・ドーリア (Andrea Doria または D'Oria、1466年11月30日 - 1560年11月25日)は、イタリア・ルネサンス期の軍人。

 

コンドッティエーレジェノヴァ共和国の名家ドーリア家(イタリア語版、英語版)の出身。1522年にフランス海軍へ入り活躍するものの、1528年以降は神聖ローマ帝国(スペイン)に雇われ海軍提督になる。

 

1535年のチュニスでの海戦ではオスマン帝国海軍に勝利したものの、1538年のプレヴェザの海戦においては敗北した。

 

以後も海軍提督として活躍したが、オスマン帝国から主導権を取り戻すことは出来なかった。当時としては非常に長命で、80代以降もバルバリア海賊駆逐のため現役として活躍していた。

 

Wikipediaより引用)

 

 

ドーリア提督がコメ料理を食べたかどうかは分からない。

 

でも中世ヨーロッパではアラブから稲作が伝来していて、イタリアあたりではよく食べられていたというから、ドーリア提督の口に入った可能性はなくもない。

 

 

うん。

チーズたっぷりのドリアが食べたくなった。