湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

コロナ入院日記のまとめ

これまでの経緯を簡単に整理してみた。

 

毎日書いていたときには分からなかったことが見えて来る。

 

私は無症状の息子から感染し、一週間ほどで発症したのだと思う。

 

味覚異常は発症5日目ほどで自覚。嗅覚については気づくのが遅れたけれども、たぶん同じ頃に始まっている。

 

肺炎になったのは、発症7日目くらいだった。

入院して管理された状態で適切なタイミングでステロイド投与を受けなければ、いろいろ危なかったんじゃないかと思う。

 

 

 

2020年11月14日 発端

 

息子がお世話になっている福祉事務所でコロナ陽性が出る。息子は濃厚接触していないので、PCR検査対象外と保健所が判断。症状もないので、様子を見ることに。

 

※この時点で、息子から感染したのだとすると、計算が合う。

 

 

 

2020年11月20日(金)発症1日目

 

午前中、精神科外来を受診。

 

薬局に寄って薬を受け取って帰宅。自家用車で往復した。この外出で濃厚接触した人はいない。病院や薬局のスタッフはシート越しの会話だった。

 

 

夜、福祉事務所のスタッフから電話があり、息子と同じように、濃厚接触していない関係者からコロナ陽性が出たため、息子にもPCR検査が必要と保健所が判断したと連絡がある。

 

※夜10時ごろ、私の発熱を確認。喉もひどく痛む。

 

 

 

 

2020年11月21日(土)発症2日目 PCR検査

 

保健所から息子の検査についての連絡があったので、私が発 発熱していることを伝えると、濃厚接触者ではないので保健所では検査ができないけれども、コロナ相談窓口に連絡してみるようにとアドバイスされる。

 

コロナ相談窓口で紹介された病院に(亭主が)電話して、事情を話し、PCR検査の予約を入れる。

 

自力で運転して病院へ行き、PCR検査を受けた。

 

扁桃腺の腫れと痛み、高熱があるため、抗生剤その他を処方してもらった。

 

 

2020年11月22日(日)発症3日目

 

熱のアップダウンが続く。酷い風邪状態。

全身の痛みも。

 

味覚はまだあるものの、若干の違和感に気づく。

 

咳はそれほどでもなかった。

 

 

2020年11月23日(月)発症4日目 入院

 

午前中、医師から電話があり、コロナ陽性と伝えられる。

 

保健所から連絡があり、入院かホテル療養のどちらかで調整すると言われる。私以外の家族全員、PCR検査を受けることに。

 

入院先が決まり、お昼すぎに、家族分のPCR検査キットを持ってきた保健所の車で護送される。この車は私を病院に送り届けたあと、家族の検査キットを回収していったとのこと。

 

コロナ患者のみの病棟の4人部屋に入室。

 

病室での治療が始まる。

投薬は扁桃腺の熱と咳に対応するもの。

 

消灯後、部屋の移動を指示され、なぜか個室に移る。

 

 

2020年11月24日(火)発症5日目 味覚異常

 

味覚が少しづつおかしくなる。

処方された薬を飲むと熱は下がるものの、またすぐ上がる。非常に具合が状態が続く。

 

 

 

2020年11月25日(水)発症6日目 風邪症状

 

強いめまい。

頭痛、腹痛、下痢。

熱は上がったり下がったり。

 

 

家族のPCR検査結果が出る。

亭主と息子が陽性。長女さんと末っ子が陰性。

陽性組は自宅療養が決まる。

陰性組は仕事と学校を当面休むことに。

 

息子の介護施設は営業を停止して、スタッフ全員がPCR検査を受けたと聞いている。全員陰性だったとのこと。

 

 

2020年11月26日(木) 発症7日目 肺炎

 

薬を飲んでも熱が下がらなくなってくる。

寝たまま腕を動かすのも辛いと感じるほどの、極度の疲労感。

経験したことのないような喉の渇きに常時襲われる。

 

お腹は空くのに、食べるのが辛くて難儀する。

頭痛、腹痛、下痢もきつい。吐き気もある。

 

 

※このあたりで肺炎になったのだと思う

 

2020年11月27日(金)発症8日目

 

早朝、レントゲンとCTを受ける。

 

 

 

2020年11月28日(土)発症9日目 デカドロン投与

 

酸素飽和度が低いため、鼻からの酸素吸入開始。

心電図と酸素飽和度を測る機械も常時取り付けられる。

 

採血もあった。

 

デカドロン(ステロイド)の投与開始。

 

思えば、この時点で肺炎認定されていたのだと思う。

 

デカドロンを、朝と昼飲んだ時点で、具合の悪さが一気に改善し、食事が普通に食べれるようになった。その代わり、やたらと鼻水やくしゃみが出ていた。

 

ただし、デカドロンを飲んでから時間が経ってくると、具合の悪さが復活。しばらくはその繰り返しとなる。

 

2020年11月29日(日)発症10日目

 

味覚は酸味以外はほぼ消えた状態。

嗅覚もない。

熱は微熱と平熱を行ったり来たり。

 

喉の渇きは消えているものの、全身のだるさは続いている。動くとつらい。

 

 

2020年11月30日(月) 発症11日目

 

PCR検査を受けた。

 

 

2020年12月1日(火) 発症12日目

 

早朝、レントゲンとCTと採血があった。

 

その後主治医から、金曜日にもう一度検査して、状態が良ければ退院と言われる。

 

微熱はまだ頻繁に出ている。

だるさは相変わらず。

味覚がおかしくても、食事は完食。

 

2020年12月2日(水) 発症13日目

 

味覚が、ほぼ復活。

微熱は時々。

だるさは相変わらず。

 

この時点ではPCR検査で陽性だったと聞いた。

 

2020年12月3日(木) 発症14日目

 

とくに変化なし。

ひたすら休養。

お腹が空いてたまらなくなる。

 

2020年12月4日(金)発症15日目

 

レントゲンとCT。

車椅子で運ばれる途中で猛烈な吐き気に襲われ、少し吐く。

 

採血。

 

2020年12月5日(土)発症16日目 甲状腺ホルモン補充

 

食事中に身体が震えて、箸が使いにくいと感じる。

ものを噛んでいても震える。

 

疲労感の質が変わってきている。

動くのは、少しずつ楽になってきた。

 

甲状腺ホルモンが足りていないということで、チラージンを追加処方される。デカドロン(ステロイド)投与の影響らしい。おかしな震えはそのせいだったかも、

 

 

 

2020年12月6日(日) 発症17日目

 

咳が増えて、胸の痛みを感じ始める。

胸というより、胴体全体というか、背中側も痛い。

 

これまでも痛みがあったのかもしれないけど、他が具合悪すぎて感じなかったのかもしれない。

 

この日、実は肺炎だったと初めて聞かされた。

 

微熱が続く。

 

身体の震えは止まった。

 

2020年12月7日(月) 発症18日目 退院

 

退院が決まる。

一週間後の外来を予約。肺炎の予後を診てもらう。

 

退院時の薬の処方は、チラージン(甲状腺ホルモン)のみ。かかりつけの病院宛の紹介状も用意してもらった。