早朝の会話。
「ねえ、ゴルフって好き?」
「嫌いや。ハゲ山ばっか作りよって」
「んじゃ、芝生、好き?」
「大っ嫌いや。日本人やったら前栽を作らんかい」
「公園の芝生って、なんで立入禁止なのかな」
「あれはな、聖域なんや。犬がクソするための」
「あ、なるほどね。芝生もいいとこあるんだ」
「しかし、犬も立入禁止と看板にある」
「犬に字書いてもムダだよ」
「したがって芝生の上には勝手にケモノ道が出来上がるわけや」
「ニンゲン道も出来るよ」
「ここの駅裏の芝生は、とうとうあきらめて飛び石置いとった」
「すごく邪魔なとこにあるんだもん。花壇」
「なんでわざわざヒトが歩きたそーなとこに芝生敷くんや」
「歩くこと人のことを考えずに設計したのかも」
「したがって、あんなもんは蹂躙してかまわんのじゃ」
(1996年11月29日)
※過去日記を転載しています。