湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

コロナ療養日記

 

 

7時過ぎに起床。

今朝は息子に起こされなかった。たぶん土曜日だからだろう。

 

昨晩はCPAPのマスクがズレることもなく、起きたら溺死寸前みたいな苦しさはなかった。

 

昨日の通院の疲れはそのまま残っていて、食欲はゼロ。でも食べた。

 

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野菜スープ、りんご、トースト、ほうじ茶。亭主作。

 

朝のお薬も、漏れなく服用。

 

起き上がっていられないので、また横になった。

 

 

報道

 

どこを見ても楽しそうなニュースなどない。

 

「たのしい」などのキーワードで検索していたら、なぜか、中核派の最高指導者(82歳)が半世紀ぶりに出現した、という記事が出てきた。

 

楽しくはない気がする。(´・ω・`)

 

でも、新型コロナの給付金をウソの住所で申請して、拠点の家宅捜索を受けることになった中核派の人が、大勢の捜査員に消毒を求め、全員の体温チェックして、

 

「はいオッケー!」

 

と弾んだ声で入室を許可している様子には、ちょっと笑った。

 

中核派拠点捜索 最高指導者の姿も(2020年10月16日) - YouTube

 

 

 

学生のころ、政治団体と宗教団体の勧誘に追い回されて、ずいぶん迷惑した。割合的には半々くらいだろうか。そのなかには中核派もいた。

 

よほどカモりやすく見えたのだろう。とにかく大学構内を一人で歩いていたり、ぼっちで食堂にいたりしていると、高確率で声をかけられるので、魔除けならぬ勧誘避けの方法がないものかと、ずいぶん考えたけど、大半は無駄だった。

 

あの人たちの共通点は、こちらの話を一切聞く気がないということと、既成のみすぼらしい枠にこちらの人格を勝手にはめ込んで、そこから勝手に救い出そうとすることだった。

 

私にしてみれば噴飯ものの勧誘術だけれども、その方法でそれなりに集客できていたようだから、たぶん相性の問題なのだろう。

 

その後、のちの亭主と一緒に歩くことが増えてからは、勧誘の頻度は激減した。ちなみに亭主は大学在学中、そういうものの勧誘は一度も受けなかったという。最高の魔除けである。

 

 

漫画

 

続けてニュースを眺めていたら、高次脳機能障害の男性と共に暮らす漫画家さんが、日々の出来事を作品にしたという記事があり、興味深く読んだ。

 

同棲相手「困った人」実は脳に障害「人が変わった」後も別れない理由

 

 

 

記事の中で、男性の視野についての話があったので、少し引用してみる。

 

例えば、寝太郎はずっと、私が料理を作っても、サラダを食べなかった。野菜が嫌いだからだろう、注意してもムダだ、と思っていたのですが、違いました。実は、寝太郎には脳出血の後遺症の半側空間無視という症状があって。実際には見えているんですが、左側にあるモノを認識できないんですね。

 

私はサラダを左側に置いていて、だから寝太郎はサラダに気づいていないだけだったんです。サラダを右に置くようにしたら、寝太郎はサラダを食べるようになりました。たったこれだけと言えばこれだけの工夫ですが、心がささくれだっていると、できないことなんですよ。

 

半側空間無視」という用語を初めて知った。

 

これと同じような症状が、自閉症の息子にもあって、療育の絵カード選びやマッチング課題などで、ずいぶん苦戦した。左側に正解があると、なかなかそれを選べないのだ。

 

息子の身体運動の問題には、ほかにも、高次脳機能障害と重なりそうなものがいくつかある。

 

5歳ごろに脳の精密検査を受けたとき、息子の脳には脳出血の跡のようなものが、複数あると言われた。

 

出生直後から、自閉症の兆候が出る2歳くらいまでの間に、息子の脳の中で「何か」が起きたのだと思うけれども、親の知る限りでは、強くぶつけたようなこともないし、原因がわからなかった。

 

僅かに思い当たるのは、生後十ヶ月くらいのときに、高熱を出して引きつけを起こし、入院した時のことである。

 

あの時は、長女さんが難病で長期入院している最中で、私と亭主が交代で病室に泊まり込んでいたので、病院に相談して、同じ部屋に息子を入院させてもらった。

 

引きつけを起こしたのは一度だけで、熱などの症状も数日で治ったので、問題なく退院したのだけど、もしかしたら、あの熱のときに、何か起きていたのかもしれない。

 

もっとも、息子は長年の療育の努力が実ったのか、脳自身の回復力おかげか分からないけれども、今では左側にあるものが取れない、などということはなくなっている。

 

 

 

 

ランチ。

 

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味噌ラーメンと、朝の野菜スープののこり、ほうじ茶。亭主作。コーンと卵がおいしくて、嬉しかった。

 

 

午後

 

息子のジーンズに穴があいたという。

見てみると、右側の太もも部分が、10センチほども裂けている。

 

昨日の通院でだいぶ消耗しているけど、ちょこっと繕うくらいなら、出来そうな気がした。

 

裂けている部分を少し内側に織り込んで、裏から布を当てて、いかにも「継当てしました」という感じに補修。

 

すぐに出来てしまったので物足りなくて、特に穴の空いていない箇所にも布をあてて、アップリケ風に縫っていたら、だんだん息苦しくなってきて、しまいには酷い咳がはじまって、とても座っていられなくなったので、そこでリタイア。

 

 

縫い物をしていたのは、だいたい30分ほど。

いまはその程度の作業で限界ということだろう。

 

でも楽しかった。

明日もやろう。