湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

ぷちぷち健康日記(190回)

 

この一週間で深い眠りの時間が増えて、睡眠の質がものすごく向上した。(ポケモンスリープの記録より)

 

昨夜もよく眠れた。

 

睡眠導入剤を10時過ぎに服用。

 

夜11時には、末っ子が音読しにやってくるので、読書やゲームをやめて、ポケモンスリープをセットしてから、拝聴。

 

音読開始後、数分で寝落ち。

 

末っ子に読んでもらっているのは、村上春樹の「パン屋再襲撃」(Kindle版)だけど、なかなか襲撃シーンにたどりつかないと、末っ子にボヤかれている。

 

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ちょこちょこ眠りが浅くなっているのは、たぶん無呼吸のせいだと思う。1時間に2回ほど、呼吸が止まっているのだと、毎度、無呼吸外来で言われている。

 

無呼吸症候群が無くなれば、もっと睡眠の質が上がるのだろうけど、簡単に解決することじゃないので、いまできることを頑張るしかない。

 

早く寝る。

日中の活動を増やす(歩く・運動する)。

ダイエットする。(痩せると無呼吸が改善すると言われている)。

 

地道にやっていこう。

 

 

パン屋再襲撃」を末っ子が読み終わる日は来るのだろうか。

 

 

 

 

 

ねこたま日記(リンパマッサージと耳のマッサージ)

こんにちは。

 

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iPhoneホルダーが届いたので、さっそくベッドに装着。

 

 

 

アームがかなり硬いので、仰向けに寝て、メガネを外した状態で、画面にピントが当たるように調整するのがちょっと大変だったけど(視力0.03のド近眼で老眼…)、まあなんとかなった。

 

これで、YouTubeで整体師さんの動画を見ながら、リンパマッサージを正しく行うことができる。

 

というわけで、さっそく実行。

 

【完全版】マジで寝てる間に痩せる!お腹のリンパマッサージ!寝る前にやって下さい! - YouTube

 

上のお腹のリンパマッサージは、今日で四日目。

ほんとに身体が暖かくなる。三ヶ月くらい毎日続けられたら、何かが変わるような気がする。

 

 

寝る前に視力回復する方法で鼻をつまんだらほうれい線、ゴルゴライン、目の下のたるみを消す!!ガチガチ首コリまで一瞬で楽になるリンパマッサージで白髪までなくす視力回復トレーニングで老眼鏡いらずに! - YouTube

 

こちらの視力回復マッサージは、今日から始めたところ、やっている最中から目がうるんできて、ドライアイが改善した。

 

本当に視力が回復するかどうかは分からないけど、ドライアイがなくなるだけでも十分にありがたい。年末まで続けて様子を見ようと思う。

 

顔まわりをマッサージするなら、ついでに耳もわりたいと思って、Kindle Unlimited(読み放題)で耳マッサージの本をダウンロードしてみた。

 

中本多紀「耳は不調と美容の救急箱」(WAVE出版)

 

 

紹介されている耳のマッサージをいくつかやってみたら、なんだか頭の中がすっきりした。これも続けてみよう。

 

 

 

 

 

 

 

マンガ読んだ日記「神さま学校の落ちこぼれ」

無料マンガで序盤を読んで、ハマってしまい、久々に、花とゆめコミックスを読んでいる。

 

(ネタバレありの感想なので未読の方はご注意ください)

 

日向夏・赤瓦もどむ「神さま学校の落ちこぼれ」(講談社 花とゆめコミックス

 

 

ある種の超能力が実在する現代日本が舞台のお話。

 

神通力を持ってうまれた子どもたちは、「ヒミコ」と呼ばれ、「神さま」になるための学校で教育を受けることになる。

 

神通力は、瞬間移動や念動力、読心、透視など、様々な種類があり、力が強い生徒には、条件のよい就職先が用意される。

 

主人公のナギは、神社の娘であるにもかかわらず、神通力を持たなかったため、普通の学校に通っていた。

 

ナギの祖母は実家である神社の「神さま」として地域を守護し、ナギの兄も強い神通力を持っていた。

 

ところが、祖母と兄が交通事故に遭い、祖母は死亡。兄は一命を取り留めたものの、大怪我がトラウマとなったのか、自室に引きこもって全く姿を見せず、テレパシーでナギや両親と会話していた。

 

ある日ナギは、誘拐事件に巻き込まれた子どもを救助したことをきっかけに、なぜか「ヒミコ」と認められ、神通力を使えないのに「神さま」養成学校に編入することになる。

 

落ちこぼれとして、学校内では浮いた存在のナギだけれど、自分の力で実家の神社を盛り立てたいという夢を抱いて、前向きにルームメイトや級友と交流するうちに、どうやら特異な能力を秘めているらしいことが分かってきて…

 

という、わりと定番なヒロイン成長の物語なのだけれど、ナギのシャキシャキした性格が好ましいのと、学園ものらしいエピソードが楽しいので、うっかりハマってしまった。

 

そのうちアニメ化されそうな予感。

 

 

 

アニメ「魔法使いの嫁」を見て寝落ちした日記

だいぶ頭の元気が戻ってきたので、前から見ようと思っていた「魔法使いの嫁」シーズン2を、Amazonプライム・ビデオで見始めた。

 

 

この作品のアニメ版は、原作マンガを損なうことなく、世界観を一層深めるような演出もあるので、映像作品が苦手な私でも、見始めると引き込まれて、一気に見てしまうことになる。

シーズン2では、主人公のチセが、エリアスと共に魔術師の学院(カレッジ)に通い、とんでもない事件に巻き込まれることになる。

 

過去の学校生活ではトラウマしかないチセにとって、同世代の少年少女と過ごす空間には戸惑いしかなかったものの、事件を通してお互いを知るうちに、不器用ながらも友人関係が構築されていく。

 

人の心を理解するのが難しいエリアスも、チセとの縁で様々な人々と関わるうちに、少しずつ感情が芽生え、育っていく。

 

原作マンガでは、19巻で、学院での事件の決着がついている。

 

シリーズ全巻何度も読み返しているれけど、今回の事件のクライマックスは、カルタファルスとの対決以上に素晴らしかった。

 

そのクライマックスが、アニメではどんなふうに描かれているのか、楽しみでならない。

 

なんてことを思いつつ、次々と見続けているうちに、完全に寝落ちしていた。

 

おかげでポケモンスリープを仕掛けそびれた。無念。(´・ω・`)

 

(_ _).。o○

 

この物語のテーマは、一貫して、愛されなかった、あるいは愛を知らなかった子どもたちが、どのようにして愛を知るか、その過程をつぶさに描くことなのかなと思う。

 

主人公のチセは親に捨てられている。

チセを買い取ったエリアスは、そもそも愛という感情が分からないばかりか、人からも人外からも忌避される存在だった。

 

チセを陥れようとしたカルタファルスは、ゴルゴダの丘を登るキリストに石を投げた罪によって神に憎まれたのか、永遠に生きながら苦しむ呪いをかけられていた。

 

シーズン2で、チセと深く関わるフィロメラは、自分を愛してくれた両親を祖母に奪われ、愛された記憶も封じられて、祖母に徹底的に憎まれ、虐待されていた。

 

 

魔法や魔術のある世界だけど、魔力は愛の代わりにはならないらしく、魔法使いたちも魔術師たちも、あまり愛に満ちていない、世知辛い暮らしを送っている人が多いようだ。シーズン2で出て来る学院の生徒たちも、メインキャラたちは、所属する家門の事情に囚われているからか、だいぶ息苦しそうにしている。そのあたりは、ハリポタのシリーズとちょっと似ているかもしれない。魔法は世界観の添え物で、メインは子どもたちの孤独な魂だ。

 

チセの物語が、この先どこへ向かうのか、想像もつかない。

 

日本にいるはずの、実の父親や弟との再会はあるのだろうか。エリアスと恋愛関係になるのは、現時点では不可能としか思えないけど、そのあたりはどうなるのか。

 

続巻が楽しみすぎる。

 

 

 

 

 

 

 

 

和歌メモ(古今和歌集 藤原敏行)

 

秋立つ日よめる

 

藤原敏行朝臣

 

秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる

 

古今和歌集第四巻 秋歌上 169

 

 

ねこたま意訳】

 

 まだクソ暑いし、景色とかバリバリ真夏なんだけど。

 

この数日かな、風が変わったっていうか、どことなく秋の気配がするんだよね。

 

葉ずれの音とか、空を吹き渡るときの音の深さとか。

 

秋がもう、すぐそこで待ってる気がする。

 

何かが変わってしまう時って、きっとこんなふうに、目に見えないうちに、どこかで変化が始まってるんだろうな。恋も、人の運命もね…

 

 

───────────

 

晩夏とか初秋とかというのも気が引けるほど、まだまだ猛烈に暑い日が続いているけれど、九月に入って数日たった頃からか、風の音が変わったことに気がついた、

 

日中の風には熱がこもっていて、涼しさを感じさせてくれないのに、夏雲が浮かぶ高い空を渡っていく風の音が、底なしの暗い宇宙にまで響いているかのように感じられて、ほんの少し怖くなる。

 

目に見えないほどの微かな兆しが、いずれ圧倒的で不可逆的な運命となって現れてくるかもしれない。

 

鋭敏な感性を持っていた古代の歌人であれば、立秋とは名ばかりの暑い日の風の音に、目には見えない変化の予兆を感じとることは容易いことだったろう。

 

それは、単に秋の訪れの気づきだけではなかったかもしれない。

 

世の中の移り変わり、人の心の移ろい。

 

あるいは、いずれ我が身にふりかかるさまざまな変化。老い、病、死…

 

 

藤原敏行朝臣が「秋来ぬと」の歌を詠んだのが、何歳ごろかは分からない。古今和歌集の成立が905年頃で、藤原敏行の没年が901年から907年の間くらいだというので、かなり晩年になってからの歌であっても収録された可能性がある。

 

なんとなく、晩年に近い頃の歌のような気がするのは、近頃の風の音に老いの先行きの暗さを感じる自分に、重ねて読んでしまうからだろうか。

 

 

 

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新訳 古今和歌集

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  • 作者:水垣久
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