テレビ番組すっぽかし等のスキャンダルはともかく、たぶんあの声は、息子(七歳・重度自閉症)の気に入るだろうなあと思っていた。
行きつけのブックオフで、アルバム一枚250円で売ってたので、購入。例によって車で聞かせてみたら、案の定、気に入っていた。
ときどき、英語の歌詞をききとって、楽しそうにちょこっと口ずさんだり。そんな耳があるなら、日本語もしゃべればいいのに。
(2005年06月01日)
※過去日記を転載しています。
昨日から、漢字の練習を始めている。
なぜかというと、ちかごろ、パニックを起こしているとき、曜日を唱えるようになったからである。
「げちゅよーび、かよーび、しゅいよーび、もくよーび、きんよーび、どよーび、にちょーび・・・・」
ものすごくしゃくりあげながら、延々とこれをやる。
たぶん、学校の黒板に書いてあるのを見て、覚えちゃったのだろう。
だったら、漢字で書けるようにしてやろうと思いたち、昨日、手製の漢字練習枠のついたプリントに、四十個、手を取って「月」を書かせてみた。で、今日も同じように書かせてみたら、ちゃんと形を覚えて、自分一人でで書けていた。書き順も正しかった。でも、二十回ほど書いたところで、自己流の簡略化した書き順と、独特の字体を「開発」してしまった。妙な癖がつかないように、しばらくは、手を取って教える必要がありそうである。
ともかく、思っていたよりラクに漢字を覚えられそうなことが分かったので、少しづつ、毎日教えてやろうと思う。息子は、文字が大好きだから、読める漢字が増えれば、きっと生活が今より楽しくなるだろう。
(2005年05月31日)
※過去日記を転載しています。
ギョーザ焼いてたら、
テレビ前で、
長女さんと息子が、取っ組み合いはじめた。
引き剥がしてみたら、なんだか、くさい。
「大」がもれてた。
被害も甚大。
ギョーザの火をとめて、
大パニックの息子を風呂に叩き込みつつ、
被害物件を洗濯してたら、
末っ子の絶叫泣き開始。
戻ってみたら、
こちらも「大」。
暴れたせいで、被害拡大。
洗濯追加。末っ子も風呂行き。
全員洗い上げて、さあ拭こう、
と思ったら、
電話の呼び出し音。
出らんないのに、鳴り止まない。
暴れる二人を超特急で拭き上げて、
受話器取ったら、
長女さんの担任の先生だった。
容態のその後を知らせるのを忘れてたから、
心配して電話くれたのだった。
電話の嫌いな息子、末っ子
ふたたび爆発。
荒ぶるガキンチョをなだめすかすのに、
三十分。
ギョーザは、ぬるま湯につかって、
のびていた。
(2005年05月27日)
※過去日記を転載しています。