湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

出かける。

これから通院。

 

iPhoneKindleに、佐川光晴「縮んだ愛」をダウンロードして持って行くことにした。

第24回野間文芸新人賞受賞作だそうだけど、今朝まで全く知らない作品だった。作家さんの他の作品も未読。

 

 

 

縮んだ愛 (講談社文庫)

縮んだ愛 (講談社文庫)

 

 

なんで読もうと思ったのかというと、主人公が障害児学級の教員であり、自閉症児が出てくるというあらすじを見たから。心温まる話ではなさそうだけど、あまりない設定の小説なので、気になったのだ。

 

障害児学級は、いまでは特別支援学級と呼ばれている。

息子が小学校の在学中に、特殊学級から特別支援学級に呼び名が変わった。

養護学校のほうも、特別支援学校になった。

 

さて、億劫だけども、でかけてこよう。

 

今日はちょっと肌寒いかな。

 

 

 

 

 

 

 

健康観察と魔法使いの嫁

今日の健康観察日記

 

二日連続で快調。

膝の痛みがないので、今日も歩いて買い物に出てみた。少し早足にしてみても、痛みが出ない。

 

おかしい。

こんなに急に治るものなのか?

 

指の関節の痛みだけは残っているけど、家事には支障がないレベル。むくみや腫れも引いている。

 

 

鬱の気配もない。何をするにも億劫で、とんでもなく頑張らないと動く気にならなかったのが、まるっきり嘘のようだ。

 

何なんだろう、ほんとに。

ぬか喜びさせておいて、どーんと突き落とす展開ではあるまいか。

 

などと考えても仕方がない。

 

痛みと鬱っ気は消えているものの、落ちてしまった体力まで戻っているわけではない。

無理して元の木阿弥では悲しいから、用心しつつ、体力作りをしていこう。

 

 

マンガ

 

 

 

 

待ちに待った最新刊。

二千年の呪いを引きずりながら生きるカルタフィルスと、余命幾ばくもないチセとの決着は、互いに救われる形になった。

 

それにしても、カルタフィルスにかけられた呪いは、本人が言うまでもなく理不尽なものだ。神の子と言われるイエスを罵り傷つけたために、死なずに朽ちていく呪いをかけられたというカルタフィルスの伝承は、ヨーロッパなどに流布しているものらしいけれど、イエス自身がそんな呪いをかけたようには思えない。一体誰が、どんな理由でカルタフィルスだけを選んで呪ったのか、「魔法使いの嫁」の物語の中で明らかになってくると面白いなと思う。

 

それと、この第9巻は、これまでの登場人物(人間以外もいる)の多くが勢ぞろいしているのに、銀の君が見当たらない。一番好きなキャラなので、かなり残念。

 

……と思ったら、電子版では帯付きの表紙の画像の次に、シルキーちゃん日記がちゃんと掲載されていた!! (⌒▽⌒)

 

スカボローフェアを歌うシルキーちゃんと、窓の外に佇んで歌声を聴くスプリガン

 

うん、満足。

 

でも今後は学院の話が中心になりそうなので、ますます出番がなくなりそうな予感。(;_;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

健康観察と百日紅

 

今日の健康観察日記


異様に、体調がよい。

どこも痛くない。
鬱っぽい感じもない。
普通に動ける。

あまりにも足腰が痛くないものだから、歯科治療が終ったあと、スタスタ歩いて駅前まで買い物に出てしまった。
帰りもスタスタ。
つい先日まで、PTAなどで末っ子の学校に行かなくちゃならないとき、痛くてつらくて、泣きそうになりながら往復していた道だ。


おかしい。
なんでこんなに具合がいいの?

文章も苦労なく書けている。
言葉につまって頭が苦しいとか、「こんなもの書いて何になるのか。無駄じゃないのか」というネガティブ思考とか、そういう感じのことが全くない。


食後にお腹が重かったりつらくなったりしない。
もう何年も、夕食後がつらくて、すぐに横になるほどだったのに。

家事やっても胸が苦しくならない。

 


これ、一日だけの奇跡だったりするのかな。
明日になったらまた元通りの苦しさにもどったりしたら、どんだけガッカリするだろう。

とりあえず、そのつもりで覚悟しとこう。

 

 

 

見たい映画

 

百日紅~Miss HOKUSAI~

 

 

 


杉浦日向子葛飾北斎の娘の物語が、知らないうちにアニメ化されていた。

これは見たい。

 

しかしAmazonビデオのレンタル代が、ちょびっとお高い。540円。
ちょっと考える。
何日かおやつを我慢するぐらいのことはしないと。

 

 

 原作マンガも再読したいけど、現在家のなかで行方不明。

 

 

 

 

 

 

健康観察と証人喚問中継

今朝の健康観察日記


今朝も、目が覚めたらお腹がいたかった。
原因はよくわからない。ただ、体がかなり冷えていたので、そのせいじゃないかという気がする。

 

少し気分的にしんどいので、首のうしろにペパーミントの香油(お友達にいただいたもの)を、少し塗ってみている。とてもよい。


ちなみに室温は25.3度。日が当たると冬でも暖房のいらない部屋だけど、私一人、ガチガチに服を着込んで保温している。寒くて仕方が無いのだ。


冷えを根本的に解決しないと、いろいろ改善しないんだろうな。

 

そういえば、ゆうべ亭主が作ってくれたピェンローを食べてからしばらくの間は、全身がぽっかぽかだった。



oisiso.com

 


もちろんシメはピェンロー雑炊。


でも残念ながら、食べてぽかぽかになっても、朝まではもたないのだ。


ピェンロー鍋がうちの食卓にのぼるようになったのは、地質学者の早川由起夫氏がTwitterで広めておられたのを亭主が見つけて、作り出したから。もとは妹尾河童氏の著作「河童のスケッチブック」で紹介されていたものだとか。

 

 

 

河童のスケッチブック (文春文庫)

河童のスケッチブック (文春文庫)

 

 


妹尾河童氏の本は何冊か読んだはずだけど、「スケッチブック」は買っていない気がする。Kindle化もまだの様子。

 

 

テレビ


普段全く見ないテレビをつけている。


テレビの仲では、「森友」文書の書き換えについての佐川前国税庁長官の証人喚問をやっている。


誰の指示で、なぜ書き換えが行われたのか。
人死にが出るような職場で、具体的に何があったのか。

全部この佐川という人の責任になる流れかなと思って眺めている。


「刑事訴追の恐れ」があるから詳細は語れないと、何度もおっしゃっている。


これ、流行りそう。(´・ω・`)


佐川宣寿氏、若く見えるけれども還暦であるらしい(ウィキ見た)。

誰かのために忠実に働くタイプの人のように見える。
質問をことごとく「刑事追訴の恐れ」で返す様子は、まるで卓球のラリーを緻密に行うロボットのよう。

 


自分の考えで何かしたことがない人って、実年齢よりも若く見えるものだ。

佐川氏がどうだかは、もちろんわからないけども。

 

 

 

 

 

 

静かな日曜の夜なのに頭の中は騒々しい

 

今日の健康観察日記

 

昨晩、一度寝付いてから、お腹が痛くて目が覚めた。時計をみたら、午前一時。

 

痛みだけでなく、軽い吐き気もしてきたので、また胃腸炎にでもかかったのかと思ったけど、3時過ぎくらいには治った。

 

寝直して、起きたら朝の八時過ぎ。

もう痛くなかった。

 

つい最近も、夜にお腹が痛かったような記憶がある。

続くようなら病院に相談かな。

 

そんなわけで、今日は一日無理せず過ごしていた。

 

 

 

障害年金

 

昨年末に、息子の障害年金を申請したのが認められて、もらえることになった。

 

重い障害を持って生まれてしまった息子の将来のことを、これまでどれほど心配したことだろう。

特に、「親」がいなくなったあとのことを。

 

年金が全てを解決してくれるわけではないけれど、大きな支えにはなる。

 

心優しい息子が、ずっと安心して暮らして行けることを願う。私が見ることのない、未来の社会が、自ら声を上げることの難しい、立場の弱い人々にとって、優しいものであってほしい。

 

 

 

 

ひとつ前の日記で、山口某という人が訴えられて不起訴になったという準強姦事件の記事の引用をした。

 

二人の娘の親である私にとって、マスコミによって伝え聞くあの事件は、声を上げた女性に対する世間のネガティブな反応を含めてこの上なく胸糞悪いものであり、山口某という人物が法律的に有罪か無罪かはどうでもよく、合意あろうとなかろうと、酔った女性を引きずってホテルに入り事に及んだ挙句に女性に送ったというメールの内容に至っては、もはや人としてつける薬はないものと思われた。

 

で、自分で引用した記事を読んで、あの会見を見たときの怒りが再燃してしまったので、気分転換をしようと思ってKindle読み放題のラノベを適当にダウンロードして読み始めた途端、目を剥くことになった。

だって、ヒロインの名前が、「伊藤詩織」だったのだ。
 

 

弁護士先生と恋する事務員 (ベリーズ文庫)

弁護士先生と恋する事務員 (ベリーズ文庫)

 

 

 

しかも読み進めていくうちに、このお話のヒロインが、子どものころに性被害(かろうじて未遂)に遭っていることがわかる。加害者は本人のよく知る人物、母親の再婚相手で、母親の留守を狙って執拗に事を起こそうとしていた。

 

物語は幸福に終わったけど、この小さな偶然のせいで、あの準強姦の事件が余計に気になってしまった。

 

それで、伊藤詩織さんがジャーナリストとして書いた本、「Black box」を読んでみようかと思った。

 

 

Black Box

Black Box

 

 

 

Kindle版が出ていることがわかったので、まずお試し版をダウンロードして、前書きのところを読んだ。そこから少し引用。

 

 

しかし、内閣府の二〇十四年の調査によれば、実際に全く知らない人から無理やり性交されたというケースは11.1パーセント。多くは顔見知りから被害を受けるケースなのだ。

 

 

そうだろうとは思っていても、改めて数字を見せられると、やはり絶句してしまう。

 

著者は、個人的な怒りや告発のために本を書いたのではないという。そうではなくて、

 

「どう起こらないようにするか」

「起こってしまった場合、どうしたら助けを得ることができるのか」

 

を話したいのだと。

 

私もそれを知りたいと思う。