今日の健康観察日記
昨晩、一度寝付いてから、お腹が痛くて目が覚めた。時計をみたら、午前一時。
痛みだけでなく、軽い吐き気もしてきたので、また胃腸炎にでもかかったのかと思ったけど、3時過ぎくらいには治った。
寝直して、起きたら朝の八時過ぎ。
もう痛くなかった。
つい最近も、夜にお腹が痛かったような記憶がある。
続くようなら病院に相談かな。
そんなわけで、今日は一日無理せず過ごしていた。
障害年金
昨年末に、息子の障害年金を申請したのが認められて、もらえることになった。
重い障害を持って生まれてしまった息子の将来のことを、これまでどれほど心配したことだろう。
特に、「親」がいなくなったあとのことを。
年金が全てを解決してくれるわけではないけれど、大きな支えにはなる。
心優しい息子が、ずっと安心して暮らして行けることを願う。私が見ることのない、未来の社会が、自ら声を上げることの難しい、立場の弱い人々にとって、優しいものであってほしい。
本
ひとつ前の日記で、山口某という人が訴えられて不起訴になったという準強姦事件の記事の引用をした。
二人の娘の親である私にとって、マスコミによって伝え聞くあの事件は、声を上げた女性に対する世間のネガティブな反応を含めてこの上なく胸糞悪いものであり、山口某という人物が法律的に有罪か無罪かはどうでもよく、合意あろうとなかろうと、酔った女性を引きずってホテルに入り事に及んだ挙句に女性に送ったというメールの内容に至っては、もはや人としてつける薬はないものと思われた。
で、自分で引用した記事を読んで、あの会見を見たときの怒りが再燃してしまったので、気分転換をしようと思ってKindle読み放題のラノベを適当にダウンロードして読み始めた途端、目を剥くことになった。
だって、ヒロインの名前が、「伊藤詩織」だったのだ。
しかも読み進めていくうちに、このお話のヒロインが、子どものころに性被害(かろうじて未遂)に遭っていることがわかる。加害者は本人のよく知る人物、母親の再婚相手で、母親の留守を狙って執拗に事を起こそうとしていた。
物語は幸福に終わったけど、この小さな偶然のせいで、あの準強姦の事件が余計に気になってしまった。
それで、伊藤詩織さんがジャーナリストとして書いた本、「Black box」を読んでみようかと思った。
Kindle版が出ていることがわかったので、まずお試し版をダウンロードして、前書きのところを読んだ。そこから少し引用。
しかし、内閣府の二〇十四年の調査によれば、実際に全く知らない人から無理やり性交されたというケースは11.1パーセント。多くは顔見知りから被害を受けるケースなのだ。
そうだろうとは思っていても、改めて数字を見せられると、やはり絶句してしまう。
著者は、個人的な怒りや告発のために本を書いたのではないという。そうではなくて、
「どう起こらないようにするか」
「起こってしまった場合、どうしたら助けを得ることができるのか」
を話したいのだと。
私もそれを知りたいと思う。