湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

P!nkのアルバム

 

Apple musicにオススメされた曲を聴いている。

 

 


P!nk - Beautiful Trauma (Audio)

 

P!nkの、Beautiful Trauma。

 

Trauma なんて単語、はじめて入力した。こういう綴りだったんだ。

 

なんでApple musicは、これを私にお勧めするのかな(^_^;)。

全く知らない歌手なのに。

トラウマ持ちだとバレているのか・・・(ンなわけない)。

 

検索してみたら、この記事がヒットした。

 

www.voiceyougaku.com

 

今月出たばかりの新曲らしい。

 

歌詞を調べながら聴いてみた。

 

描き出される情景は鮮烈で、でも切れ切れで、悪夢のように重なり合って感じられる(読解力ないから)。

 

イメージを拾ってみた。

 

 

ずっと薬を飲んでいる女性。向精神薬か何かだろうか。

愚弄するような苦痛の時間が、夜通し何度もやってくる。

愛し合っていた恋人には優しくできなかった。

ただ、逃げていた。

恋人が壁を殴って空けた穴。

吹き消されてしまいそうな、たよりない存在。

 

 

トラウマそのものについては語られていないように思う。

 

なぜトラウマを美しいと認識するのかも、よく分からない。

生きることを肯定しているから?

 

 

二児の母であるという彼女は、どんな思いをこめて、この歌を歌うのだろう。

 

 

 

同じアルバムに入っているという、What About Us も聞いてみた。

 


P!nk - What About Us (Official Video)

 

 

「私たちはどうなの」という問いかけが誰に向けられたものかは分からない。

 

けれども、悲嘆に暮れる人々のそばに停まるパトカーや、逃走する車を追うヘリコプターなどから、体制側に疎まれる立場の人々の声を集約したもののように思われる。

 

絶望に満ちた表情の、さまざまな人種の人々。

同性愛者らしい二人の葛藤。

 

一番上に貼り付けた記事には、彼女がアンチ・トランプのシンボル絵文字を使ってインスタに投稿していると書いてあった。

 

 

彼女の歌声は、どこまで届くだろうか。

 

 

 

アルバム、全部聞いてみよう。

 

「Beautiful Trauma」は、Apple Musicの聞き放題で、全曲聞けるようだ。

 

Amazon Musicのほうでは、まだ見当たらない様子(探し方が悪いのかも)。CDは販売されてる。

 

 

 

 

 

 

Beautiful Trauma

Beautiful Trauma

  • P!NK
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

What About Us

What About Us

  • P!NK
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

本日の健康記録・他

 

かなり冷え込んでいる。

それにしては、体の痛みは軽いようだ。

 

というわけで、現在のステータス。

 

【ジェル状の、なまぬるいだるさに浸っている。やる気ナシ】

 

 

だるいのは、昨日ちょっといろいろやりすぎたせいかもしれない。

 

やったことのリスト。

 

  • 早朝の弁当作成
  • 息子の施設通所の準備と送り出し(雨の中15分ほど立っていた)
  • 生協の注文書記入とネット送信(鬱になってから、ものを選ぶのが大変になった)
  • 軽い掃除(掃除機かけただけ)
  • やたら散らかっているものを多少整頓
  • 洗い物
  • 布団に乾燥機をかける(セットするのがとても億劫)
  • ブログいじりと記事の書き込み
  • 読書
  • 晩御飯の支度

 

 

こうして並べてみると、たいして活動してないのだけど、途中で三度ぐらい、「う、う、動けない…」ってなってた。

 

身体もだけど、頭が動かなくて、フリーズする感じになる。同時に、何もかもがつまらなくなる。これが一番つらい。

 

 

そういうときは、素直に横になって休んだ。

 

 

 

いまのだるさは、マッサージや深呼吸で、もうすこし改善しそうな気がするので、あとでじわじわと頑張ってみる。

 

 

 

 

ホリエモン・保育士さん・解凍した鶏もも肉をどうするか

 また、キツいおっしゃりようで、賛否両論を呼んでおられる…

 

 

news.careerconnection.jp

 

「誰にでもできる」かどうかは置いておくとして、うちの子どもたちがお世話になった保育士さんたちの様子をみていて、あの過重労働の原因の大半は、省略できるのではなかろうかと思ったのも事実。

 

新年度がはじまると、クラス全員に、手縫いのマスコットを配布。

 

長期休暇前には、クラス全員に、手の込んだペーパークラフトの技術を使ったカードを配布。

 

子どもたちの工作品は、すべて先生方の手によって下準備され、仕上げもされていた。

 

子どもたちは午後三時には帰宅するけれど、夜遅くに幼稚園の前を通りかかると、たいてい明かりがついていて、先生方がたくさん残って作業していた。

 

 

門外漢だから詳しい事情は分からないけど、結婚と同時に退職される先生がとても多かったのは、続けられないからではないかと想像する。

 

保育士さんの給料をどう上げていくべきなのかは、私には分からない。

でも、過重労働は減らせると思うのだ。

 

手の混んだ配布物も、下準備のたくさん必要な工作もいらないから、子どもたちを注意深く見守りつつ、思いっきり遊んで、笑っていてほしい。それだけでも、大変な労働だもの。

 

 

なんてことを考えつつ、晩ご飯用に鶏もも肉を解凍したものの、それをどう料理しようか悩んでいたらば、主婦ゲーマーのお友達のチャット窓で、おかずのヒントをいただいた。

 

 

cookpad.com

 

いま、これ作成中。

 

そういえば、ひさびさにまともに料理作ってる気がする。

 

もちろん全く作ってなかったわけじゃないけど、鬱がひどくなってから、食べたものの味がよくわからないし、食にほとんど興味もなかったから、覚えてないのだ。

 

 

いまのBGMは、ジャミロクワイ。Virtual Insanity。とても好き。

歌詞はちょっと怖いけども。

 

Virtual Insanity

Virtual Insanity

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

 

本日の健康記録・他

もともと鬱その他の持病の記録のため、寝込んだまま書けるブログを作ろうと思ってはじめたのが、ここの目的だったはず。

 

ここのところ、調子に乗って余計なことばっかり書いて、それで疲れてしまって、本来の健康記録がおろそかになっている。

 

 

それに加えて、「ちょっと元気になった途端、無理していろいろ手を出して消耗して、がっくり落ちる」という、悪循環の気配も見えてきている。

 

ここは自重せねば、なんのためのブログ新設かわからない。(~_~;)

 

初心に返って、疲れ具合や生活の状況を、ちゃんとメモしよう。うん。

 

 

というわけで、本日のステータス。

 

 

【頭ぎゅうぎゅう・関節冷え冷え】

 

 

よせばいいのに、結構本をたくさん読んでしまい(鬱になる前と比較すれば微々たるもの)、頭痛の気配が忍び寄っている。

 

しかも、どれもこれもナナメ読みやキレギレ読みだから、満足感があまりない。

 

あ、でも、この本ちょっと面白い。

 

 

世界音痴〔文庫〕 (小学館文庫)

世界音痴〔文庫〕 (小学館文庫)

 

 

タイトルになっている「世界音痴」というエッセイには、だいぶ共感した。

飲み会にいって、居所を見つけられずに疲れてしまう、あの「世界に触れない」感じは、とてもよく分かる。とくに若いころ、飲み会に限らず、そんな感じだった。

 

ただし、しらふのときに限る。

大酒を飲んでしまえば、世界に触りまくり、がぶり寄りである。

 

体を壊してからは、酔うほど飲めなくなってしまった。

 

 

いまではお料理に合うノンアルコールビールが大好きになった。

世界にがぶり寄れなくなったけど、それでいいと思っている。

 

鮮やかな極彩色めいた実感がなくても、世界と自分がそれなりのあり方で関係していることは、分かっているから。

 

それはともかく、作者はいまとても人気の高い歌人であるらしい。

自分でも短歌を詠むのに、そのあたりの世情にとことん疎い。

 

でも気がつけば、私のリアル本棚(電子本ではないほう)にも、穂村弘氏の著作があったりする。書店で心引かれて買ったのだと思う。結構読んだのに、どうしてだか著者名を記憶してなかった。

 

世界と自分の関係をそんなに考えなくなった今でも、世界はまだらに遠いようだ。

 

 

 

(BGMは、ダニアル・パウターの Bad Day)

 

 

Bad Day

Bad Day

 

 

 

聖書とマンガと広島弁と賛美歌と…(要するに雑記)

 

日本の古典文学は、そこそこ読んだけれども、海外の古典には、とことん疎い。

 

その中でも、聖書は、いつかきちんと読みたいと、ずっと思っていた。

 

イエス・キリストに関連した有名なエピソードなら、多少は知っているけど、まとまった知識がないために、キリスト教の要素を含んだ絵画や文学作品、漫画などを(そう、主に、特に、漫画などを)、ちゃんと理解することができないのが、残念だったのだ。

 

 

たとえば聖☆おにいさんを読んでいると、とても個性的な大天使たちや弟子たちが出てくるけど、彼らが聖書の中でどんな存在なのかほとんど知らないから、面白さが完全には見えてこなくて、もどかしかったり。

 

 

聖☆おにいさん(14) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(14) (モーニング KC)

 

 

 

もちろん、漫画ばっかりではないけど(ほんとにほんと)。

 

 

だから、末っ子がキリスト教系の学校に進学した時、便乗して勉強させてもらう気満々だった。

 

学校のお勧めで、末っ子が、教会の日曜学校に通うようになってからは、毎週くっついて行って、一緒に聖書のお話を聞いている。

 

 

前回は、創世記に出てくるアブラハムの息子のイサクの息子のヤコブについて、教えていただいた。

 

ヤコブが縁談のために一人で長旅をしている時に、天から梯子が降りてきて、天使たちが行き交う姿を見たあと、神の祝福を受けたという。

 

暗い空の雲の切れ間から、日光が差し込む様を、「天使の梯子」というのは、創世記のこのくだりから来ているのだと、初めて知った。

 

下のラクガキは、創世記のお話を知る前に描いた、天使の梯子(薄明光線)のイメージ。。。

 

 

f:id:puyomari1029:20171015225404j:image

 

 

次に描くことがあれば、だいぶイメージが変わりそうだ。(⌒-⌒; )

 

 

 新約聖書についてもいろいろ知りたいのだけれど、一人で聖書を読んでも、よく分からないことも多いし、イメージすることが難しいので、ビジュアルを含めて解説してくれるような本がないかなと思って探していて、これを見つけた。

 

 

 

芸術新潮 2017年 08 月号

芸術新潮 2017年 08 月号

 

 

 「聖書ものがたり」の上に、「仁義なき」が乗っかっている。

 

その意味するところは、イエス・キリストをはじめとした登場人物(大天使も含む)がみんな、神ヤハウェ大親分と仰ぐ、広島弁のヤクザになってるということだ。

 

 

受胎告知のシーンからして、なかなかひどい。

マリアをおとづれて、受胎告知をしている天使ガブリエルを見た、マリアの夫、ヨセフは、

 

「さてはこのドサンピン!  マリヤの不義密通の相手か!  ブチ殺したらァ!」

 

と決意しながら、懐のドスを握りしめたりしている。

 

もちろん誤解はすぐに解けて、ヨセフは天使を殺戮せずに済むのだけども(~_~;)。

 

全体的に、この曲にぴったりな世界観のもとに、新約聖書の中の主だったエピソードが描かれていく。

 


仁義なき戦いのテーマ/呉シティ・ウィンド・アンサンブル

 

 

 

 

 ・・・・・長いこと、なぜユダヤ人社会のなかでイエス・キリストが十字架にかけられ、キリスト教徒が迫害されたのか、よく分からなかったのだけど、「仁義なきキリスト教ものがたり」では、ローマ帝国の支配を背景に、ユダヤ人の宗教的な派閥同士が利権めいたものを巡って抗争している構図を、わかりやすくえぐり出して描いていて、すとんと心に落ちるものがあった。そういうこともあったのかなと。

 

この芸術新潮の記事の執筆者は架神恭介という人だというので、他にキリスト教関連の著書はないのかなと思って探してみたら、いろいろあった。

 

そのなかの、これを少しづつ読んでみている。

 

 

 

仁義なきキリスト教史 (ちくま文庫)

仁義なきキリスト教史 (ちくま文庫)

 

 

 

台詞は当然、広島弁

まったく触れたことのない方言なので、意味の分からない単語があったりする。

 

印象的なのは、これ。

 

「いたしい」

 

こんな具合に使われている。

 

「カール兄ィが音頭を取ったら、ボンクラ学生どもがえらい乗り気になってのう。今やヴィテンベルクは大混乱じゃ。どうにもいたしいもんじゃけえ、ルター兄ィにええ知恵貰おう思うて来たんです」

 

(「仁義なきキリスト教史」のKindle版の位置3436あたり)

 

ネットにある広島弁辞典によると「くるしい、つらい」というような意味で使われるらしい。

 

 

私のアタマのなかでは、キリスト教史は、反目、分裂、武力抗争に満ちた「いたしい」ものとして形成されつつある……(それはそんなに間違っていない気もする)。

 

 

でも、そういう面ばかり見ていると、キリスト教が民衆の信仰を集めていった理由が、よく分からなくなってしまう。ひっきりなしに血で血を洗う抗争を繰り返す団体に近づきたい民衆なんて、そんなにいないはずだから。

 

 

気分を変えるために、エンヤの賛美歌を聴く。

 


O Come, O Come, Emmanuel - Enya

 

 

日本語だと「久しく待ちにし主よとく来たりて」と呼ばれる、この賛美歌は、救世主イエスの誕生を切実に待つ思いが歌われている。

 

旧約聖書イザヤ書に、預言として、「見よ、おとめがみごもって男の子を産み、その名はインマヌエルと呼ぶ。」という一説があって、それが元になっているそうだ。

 

 

救いにすがりたくて救世主を渇望しながら、現れた救世主を殺してしまう人々。

救世主のいなくなった世界で、かつて現れた救世主を心のよりどころとして、救いのない世の中を生き続けなくてはならない人々。

 

いたしい。。。