もともと鬱その他の持病の記録のため、寝込んだまま書けるブログを作ろうと思ってはじめたのが、ここの目的だったはず。
ここのところ、調子に乗って余計なことばっかり書いて、それで疲れてしまって、本来の健康記録がおろそかになっている。
それに加えて、「ちょっと元気になった途端、無理していろいろ手を出して消耗して、がっくり落ちる」という、悪循環の気配も見えてきている。
ここは自重せねば、なんのためのブログ新設かわからない。(~_~;)
初心に返って、疲れ具合や生活の状況を、ちゃんとメモしよう。うん。
というわけで、本日のステータス。
【頭ぎゅうぎゅう・関節冷え冷え】
よせばいいのに、結構本をたくさん読んでしまい(鬱になる前と比較すれば微々たるもの)、頭痛の気配が忍び寄っている。
しかも、どれもこれもナナメ読みやキレギレ読みだから、満足感があまりない。
あ、でも、この本ちょっと面白い。
タイトルになっている「世界音痴」というエッセイには、だいぶ共感した。
飲み会にいって、居所を見つけられずに疲れてしまう、あの「世界に触れない」感じは、とてもよく分かる。とくに若いころ、飲み会に限らず、そんな感じだった。
ただし、しらふのときに限る。
大酒を飲んでしまえば、世界に触りまくり、がぶり寄りである。
体を壊してからは、酔うほど飲めなくなってしまった。
いまではお料理に合うノンアルコールビールが大好きになった。
世界にがぶり寄れなくなったけど、それでいいと思っている。
鮮やかな極彩色めいた実感がなくても、世界と自分がそれなりのあり方で関係していることは、分かっているから。
それはともかく、作者はいまとても人気の高い歌人であるらしい。
自分でも短歌を詠むのに、そのあたりの世情にとことん疎い。
でも気がつけば、私のリアル本棚(電子本ではないほう)にも、穂村弘氏の著作があったりする。書店で心引かれて買ったのだと思う。結構読んだのに、どうしてだか著者名を記憶してなかった。
世界と自分の関係をそんなに考えなくなった今でも、世界はまだらに遠いようだ。
(BGMは、ダニアル・パウターの Bad Day)