学校から帰ると、ぐったりしていて、そのまま寝てしまうことも多い、長女さん。
昨日も夕方まで熟睡だった。
前からピアノを習いに行きたいといっているのだけど、こういう様子を見ていると、放課後、どこかに出してやるということが、なかなかできない。友達の遊びの誘いも、大半、断らせている。本人も理由をよくわかっているから、文句を言ったことがない。
それでも、もしこの春、発病せずに乗り切れたら、少し体力づくりすることから始めて、外で活動することを考えてもいいかなと思い始めている。
長女さんは、毎日なにかしら、学校から笑えるネタを持ち帰る。
笑えることが人生で最高に価値があると思っているフシがある。その価値観には激しく同意する。
長女さんが入院してしまうと、家の中は灯が消えたようになる。
長女さんが退院するとき、息子は病院まで迎えにいって、病み上がりの姉をぎゅーっと抱きしめる。普段はそんなこと、絶対にしないのに。
笑ってたら、病気、治らないだろうか。
大人になるまで、笑いつづけたら。
(2005年05月11日)
※過去日記を転載しています。