湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

ねこたま日記(4月5日)

こんにちは。

 

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iPhoneの待ち受け画像に、自分で描いた絵がランダム表示されるように指定している。

 

指定したフォルダのなかにある絵は、400枚ほど。

 

ほぼ毎日「いつこんなの描いたんだっけ?」と思うのだけど、全部自分が描きそうなものばかりなので、描いたのが自分であることは疑っていない。

 

もっとも、画像アプリの機能に頼り切って描いたラクガキばかりだから、「自分で描いた」とは言い難いかもしれないけど。

 

 

(_ _).。o○

 

 

末っ子(19歳・ADHD)は、今日から大学で、昼過ぎから登校していった。今日は健康診断とのこと。終わったら、久々に会う大学の友だちと、どこかに遊びに行くらしい。

 

息子(26歳・重度自閉症)は、いつも通りに介護施設に通所している。

 

息子のバッグには、自閉症の人のためのヘルプマークをつけてあげていたのだけど、一昨日、それを無くして帰ってきた。

 

 

 

 

自閉症です 危険と言葉がわかりません」

 

可愛い羊の絵に言葉を添えた缶バッジを見て、お世話になっているヘルパーさんが、良いバッジだと喜んでくださったのが嬉しかった。

 

また同じものを買おうと思ったのだけど、亭主に待ったをかけられた。

 

自分のバッグに付けられた缶バッジに、息子はほとんど興味を示していなかった。

 

けれども、人に注目されて、褒められたりしたために、気になっていじって外してしまったのではないか、というのが、亭主の推理だった。

 

そうだとすると、また同じものを買ってつけても、外して落としてしまう可能性が高い。

 

けれども、ヘルパーさんの付き添いで外歩きをすることの多い息子のために、分かりやすいヘルプマークをつけてあげたいという思いもある。

 

息子の見た目は、健常な普通の人と変わらない。介助の必要な障害者だとは分からないだろうから、周囲の人に理解されず、トイレなどの公共設備の利用時などに、奇異な目で見られることもあるかもしれない。実際に、理解の乏しい観光地などでは、そういうこともあったと聞いている。

 

そんなことを話したら、亭主がヘルプマークを自作すると言い出した。強粘着のシールがあるから、それで作るという。

 

だったら是非、息子の似顔絵も添えてほしいとリクエストしたら、そうすると言ってくれた。

 

期待して待つことにしよう。☺️

 

(_ _).。o○

 

4月に入ってから、毎日ブログの更新ができている。

 

しっかりタンパク質を摂り、食物繊維も推奨値を超えるように頑張っているおかげか、睡眠の質がよく、精神面がかなり快調なのだ。

 

真面目に続けている睡眠記録ゲームアプリの「ポケモンスリープ」では、いまやっている「ライコウリサーチ」イベントを頑張って、無事にライコウをゲットできた。

 

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このアプリのおかげで、読みかけの本を読了してしまいたいのを我慢して、徹夜などせずに眠りにつくことができている。ありがたいことだ。

 

 

(_ _).。o○

 

今週読んだKindle本のメモ。

 

手島史詞「魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?」18巻

 

 

ずっと読み続けている、お気に入りのシリーズ。

転生物ではなく、シリアスな内容にもかかわらず、あまりダークではない異世界ファンタジー

 

主人公の魔王ザガンは、決して善人ではないけれど、配下として懐に入れた仲間に対しては、どこまでも誠実で、命懸けで絶対的に頼れる王であろうとするために、彼の周囲には、ちょっと行き過ぎなほどに暖かな関係が分厚く培われ、止まるところを知らない。

 

その関係性は、もう一つのお気に入りのラノベ「魔導具師ダリヤはうつむかない(天岸久弥 著)」に、良く似ている。ザガンとダリヤの性格は全く似ていないけれど、大切な人々を守るために、ひたすらに自分の能力を磨き上げようとする意志だけは共通紙ているのだ。私はそういう主人公が好きなのだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

ねこたま日記(4月2日)

こんにちは。

 

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久々にiPhoneラクガキをした。

 

亭主にお題を頼んだら「桜」というので、夜桜っぽいものを描いてみた。

 

いつものように、AIにアレンジを頼んでみたら、こうなった。↓

 

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うん。

似てるけど、別物だ。

 

(_ _).。o○

 

今日は二ヶ月に一回の内科の診察日だった。

 

受付をして、血圧を測定したら、やけに高かった。たぶん東野圭吾のせいだろう。

 

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末っ子に借りていた「クスノキの番人」を読み終わったので、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を借りて、待合室で読み始めたら、すっかり引き込まれたので、晩御飯のあとに一気に読み終えた。

 

どちらの作品にも、少しだけファンタジーな要素があるけれど、基本は現実社会で生きる、ごく普通の、ちょっとダメな人たちの人生の物語だ。

 

クスノキの番人」の主人公は、水商売の母親の私生児として生まれ、教養もなく運もなく、夢や希望を抱く勇気も、努力して身を立てようという気概もないまま、成り行きのまま下へ下へと流されるうちに勤め先を首になり、窃盗未遂で逮捕されている。

 

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の主役の三人組も、養護施設で暮らしていた頃からちんけな盗みを繰り返し、大人になってもまともな仕事にありつけないまま、空き巣などを働いている。

 

荒れた土地にこぼれて芽吹いた種みたいに、うまく育たず立ち枯れかけていたような彼らだけれど、非現実的な仕掛けによって、見ず知らずの他人の人生とリンクして、深い思いを真正面から受け取ることによって、思いもよらぬ形で再生を遂げることになる。

 

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」と「クスノキの番人」は、内容的には全く別の物語だけれど、人としての芯がグズグズな主人公たちが、超常的な状況での他者との深い繋がりから、自分の人生の価値を捉え直して、シャキッと立つまでの経緯は、とてもよく似ている。

 

あと、どちらの作品にも、父親の猛反対を押し切って音楽の道を志したものの挫折し、夢を叶えることなく無惨な死を遂げる人物が出てくるのは、たまたまなのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねこたま日記(3月3日)

こんにちは。

 

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日曜日なので、教会学校に出かけた。

末っ子は友人たちと旅行に出ているので、私一人で参加したところ、いつも来ているご家族がみんなお休みだったため、大人ばかりの子ども礼拝になってしまった。

 

一番年下の私が61歳、牧師先生も日曜学校でお話ししてくださる先生も私よりずっと年上で、最年長の方は90代だったはず。推定平均年齢が80台かもしれないという、大変にレアな「子ども礼拝」になった。

 

今日は、マルコによる福音書の第14章に出てくる、ナルドの香油のお話だった。

 

重い皮膚病の人シモンの家で、ある女性がイエスに高価な香油を注ぐ。その場にいた人たちが、女性の無駄遣いに憤って責めたのを、イエスがたしなめる。

 

この女はできる限りの事ことをしたのだ。すなわち、わたしのからだに油を注いで、あらかじめ葬りの用意をしてくれたのである。

 

マルコによる福音書 第14章 8節

 

ナルドの香油は、当時の人の一年分の年収に相当するほど高価なものだったという。

 

女性にとって、イエスは、それほどの金額を注ぎ込んでも惜しくないほど、全力で推せる存在だったのだろう。

 

マルコの福音書では、女性の名が明かされず、彼女の行動に憤った人の名前も書かれていないけれど、ヨハネ福音書では、女性はマリアであり、怒って騒いだのはユダであると書かれている。

 

このあとユダは、イエスを祭司長たちに売り渡すべく行動を開始する。ユダの裏切りの理由は、新訳聖書では「もともと金に汚かった(会計をちょろまかしていた)」「悪魔が中に入ったせい」という感じで説明されているけれど、案外、この香油の件で、自分はイエスとは相容れないと明確に分かってしまったからではないかという気がする。

 

現世での政治権力にも財産にも執着せず、まもなく訪れる死に抗うこともしない指導者を、マリアのように人生賭けて推すことはできないと、悟ったのではなかろうか。

 

推しを裏切って殺すという形で推し活を辞めたユダは、イエスを売った金で土地を買ったあと、なぜかその土地に墜落死した(使徒言行録)とか、貰った金を神殿に放り込んで首吊り自殺した(マタイによる福音書)とか言われている。

 

なんとなく、三日天下の明智光秀を思い出す。

安土城で家康をもてなすように命じられた光秀は、もてなしに不備があったとして信長にきつく叱責され、その直後に裏切って本能寺の変を起こしたものの、天下人になることなくあっけなく死んでしまう。

 

人生賭けた推しを殺す代償は、自分の死であるらしい…

 

などと、まとめていい話ではないだろうけど、そういうところまで追い込まれる前に、できることはあっただろうに、とは思う。ユダも光秀も。

 

 

 

 

 

 

 

 

読書メモ(3月2日)

読んでる本のメモ。

読書日記をつけてから出ないと、次の本を読まないという縛りは、私にとってはものすごくキツい。

 

面白いシリーズに当たったら、全巻一気に読みたいのに、書き物などしていたら、読む勢いが落ちてしまう。

 

でも目を守るために決めたことだから、可能な限り遵守する。10年後も読んでいたいし。

 

 

雨川透子「悪党一家野愛娘、転生先も乙女ゲームの極道令嬢でした。〜最上級ランクの悪役さま、その溺愛は不要です!〜」

 

主人公は、日本の極道の親分の孫娘だったのだけど、愛する祖父を銃撃から守ろうとして殺されて、異世界転生してしまう。

 

生前、心の底からカタギの人生に憧れていた主人公だったけれど、転生先は異世界の裏社会で大きな権力を握る一家の一人娘であり、元の人生以上に極道な人生が保証されてしまっていた…

 

そんな境遇のなかで、人一倍正義感が強くて人情に熱い主人公が、与えられた運命を変えるために、周囲を思いっきり巻き込んで奮戦する。

 

1巻目はKindle Unlimited(読み放題)で読了。

2巻目からは課金が必要。

 

フライングで少し読み始めているけど(ダメじゃん)、1巻目同様に面白い。

 

 

 

 

読書メモ

今年に入ってから、読みすぎている。

 

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ほとんどがラノベだから、あっという間に読み終わってしまう。

 

ラノベだからといって、目の負担なライトなわけではない。それにこのままだと、年間500冊を超えかねない。節制しないとまずい。

 

でも、他にストレス発散の方法がないから…

 

読んだら読書日記を書く。

書くまで次の本は読まない。

 

何度も挫折している縛りだけど、他に節制の手段も思いつかないから、また頑張ってみようと思う。

 

(´・ω・`)

 

で、とりあえず、昨日と今日で読んだ本。

 

顎木あくみ「わたしの幸せな結婚」(ガンガンコミックス)

 

 

Kindleではなく、無料漫画サイトでみつけて、1巻目だけ読んだ。

 

典型的なドアマットヒロインもののファンタジーだけど、舞台となっているのはヨーロッパ風の異世界ではなく、大正期くらいの日本。歴史上の大正時代とは違って、異能を持つ帝が国を治め、異形の存在と戦う軍隊が存在している。

 

そんな国で、異能者の名家に生まれながら、主人公ら異能を持たないために、実父に見捨てられ、義母と義妹に虐待されながら育つのだけど、厄介払いのように決まった嫁ぎ先で、運命的な出会いに恵まれ……

 

という感じの、いわゆるシンデレラストーリーだけれども、苦難や機嫌が次々と襲いかかってくるので、結婚に至るまでの道のりがかなり長くなりそうだ。

 

Kindle版では原作小説の1巻目が読み放題になっていたので読んでみたら、続きがとても気になったので、3巻目まで購入して読了。

 

 

 

 

主人公の美世は、無能力者であるという負い目に加えて、虐待された育ちのせいで自己肯定感が恐ろしく低く、常に徹底的に自信がない。

 

それに対して縁談相手の久堂は、強大な異能の持ち主であるばかりか、女嫌いで他人に気を許さず、美世に対しても最初から拒絶的な態度しか取らない。

 

この二人、結婚できるんだろうかと思いつつ読み始めたけれど、美世の異様な打たれ強さと、邪心のなさに気づいた久堂が、徐々に心を開いていく。

 

ただ、甘える方法を知らない美世と、デレる才能が全くない久堂なので、ちょっといい雰囲気になっても、すぐに気持ちがすれ違って拗れてしまって、なかなか関係が進展しない。

 

その上、双方の困った身内だの、邪悪な宗教団体だのに妨害されて、平穏がしょっちゅう破られるから、結婚の見通しもなかなか立たない。

 

もしかしたら、読者が焦らされることを楽しむための作品かもしれないと、3巻目まで読んできがついた。

 

焦らしにつられて一気に3巻まで読んじゃったけど、続きはゆっくり読もう。