先日、お粥の歴史について調べていて、七草粥とは別に、七種粥というものがあるらしいと知った。
ネットで拾った情報によると、七種粥には、コメ、アワ、キビ、ヒエ、ミノ、ゴマ、アズキなどが使われるという。クリなどの木の実を入れることもあったとか。
ミノは漢字で「葟」と書くそうで、「葟米」とも言われていたそうだけど、実体については忘れ去られて不明なのだと、Wikipediaの「みの」のページに書いてあった。
現在のムツオレグサ(六折草、別名:ミノゴメ。学名:Glyceriaacutiflora)にあたるのではという説もあるのだとか。
ムツオレグサを検索して写真を見ると、見覚えのある雑草だった。子どものころ、手でしごいて実を取って、ままごとに使ったり、近所のニワトリにやったりしていた。
あれって、ヒトも食べられる穀物だったのか。
どこにでも生えている草だったけど、実はかなり小さかったから、たくさん収穫するのは大変だったろうし、脱穀も手間がかかったに違いない。
キビは、小鳥の混合飼料に入っていたので、一応知っていた。きび団子と食べたことがある。でも自分で料理して食べたことはない。
クックパッドなどにモチキビのレシピがいろいろあって、美味しそうだ。マグネシウム、亜鉛、食物繊維が豊富だそうなので、そのうち料理に使ってみたい。
モチキビを炊いてつぶあんをかける、きびぜんざいとか、すごく美味しそうに見える。次のお正月に、やってみようかな。
きびぜんざい|だいどこログ[生協パルシステムのレシピサイト]