湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

ねこたま日記(4月19日)

こんちには。

 

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今日の画像は、今年の結婚記念日(4月7日)に、亭主に出して貰った、「結構記念日」という微妙なお題に応えて描いたもの。

 

なんで「結構」なんだろうか。

分からない。😯

 

(_ _).。o○

 

日中、強風が吹き荒れていたけど、いまはおさまったようだ。

黄砂がだいぶ飛んでいるという。買い物に出た長女さんが、目にいろんなものが入るとぼやきながら帰ってきた。

 

末っ子は大学。カトリック系の学校なのでキリスト教の講義があるのだけど、知っている話ばかりで少し退屈だったとか。中学高校とミッションスクールで、教会学校にも8年近く通っているから、それなりに知識な積み上がっているのだ。ただ、高校まではプロテスタント系だったけど、大学はカトリックなので、講師の神父さんの語るバチカンのお話などは新鮮だと言っていた。

 

そういえば末っ子が、大学からの帰り道で、女子高生を盗撮している男を見たと言っていた。

 

男はドイツ産の外車の運転席で、ゴツいデジカメを構えて、女子高生のスカートあたりを狙っていたという。

 

同行していた末っ子の友人がそれを目ざとく見つけ、被写体とカメラの間に飛び込んで両腕を振り回しながら踊りはじめると、男は慌てて車を発進して逃げて行ったという。

 

「ああいう奴を撃退するには、これに限る」

 

と、友人は言っていたそうだ。左ハンドルの外車に乗って、歩道を歩く女性を盗撮する男は、結構多いのだとか。

 

そういう写真を集めた本や雑誌もたくさんあるようだし、わざわざ外車に乗っていることから考えて、仕事でやっている人々なのかもしれない。

 

全然話が変わるけど、ずいぶん前に、太め中高年男性を狙った盗撮写真集、なるものを見かけたことがある。ワイシャツのボタンがはち切れそうな課長さんや部長さんが、デスクでふんぞりかえっていたり、宴会の席で汗ばんだ首筋をお手拭きタオルで雑に拭いていたりするような写真がたくさん掲載されていた。世の中にはいろんな需要があるのだなあと感心したものだ。

 

女子高生のスカート盗撮は、通りすがりの外車に乗った盗撮マンだけど、太め課長さんや部長さんを盗撮したのは、「社内」の人物ということになる。

 

自分の上司のなにげない日常の姿をまめに隠し撮りして、怪しい雑誌に売りつける、あるいは投稿する社員は、どんな気持ちでその作業を行っているのだろう。

 

小遣い稼ぎと割り切っているのか。

 

あるいは、そうした傾向の写真作品の価値を深く知るものとして、自分が手に入れた美を同好の士にシェアするために努力を続けているだろうか。

 

想像しても分からないことって、世の中には、まだまだたくさんあるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねこたま日記(4月18日)

こんにちは。

 

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相変わらず、横になっている時間が長い。

まだちょっと体調が本調子じゃないというのを口実に、休養を続けているけど、そろそろ動かないと、筋力低下しそうだ。

 

頑張ろう。

今週末あたりから。(先送り)

 

 

(_ _).。o○

 

長女さんは、就労支援でお仕事。商品の梱包等の軽作業だったとのこと。

 

息子は施設通所のあと、行動援護サービスでお散歩をしてきた。とても機嫌よく歩いたそうだ。

 

末っ子は、大学。

古典文学の講義がとても面白いらしい。ちょっとうらやましい。

 

 

 

 

ねこたま日記(4月17日)

こんにちは。

 

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あまり動かない一日だった。

 

体調が悪いとかじゃなくて、身体を動かす気力が全くない感じ。

 

かといって、抑うつ気味というわけでもなく、読書はしたし、食事も取れている。

 

一応、胃腸炎の病み上がりなので、養生という名目で、不動を自分に許して過ごした。

 

夜、夕食後になって、少しづつ動く気力が戻ってきた。明日には出歩けそうだ。

 

(_ _).。o○

 

夕方、ケアマネさんから電話をいただいた。

息子が将来的に入居できそうな、近隣の障害者施設のリストを送ってくださるとのこと。

 

出来るなら、気軽に会いに行ける距離にいて欲しい。難しいかもしれないけど。

 

(_ _).。o○

 

スーザン・ソンタグ「隠喩としての病」を少し立つ読んでいる。

 

 

 

 

紙の本だから長時間読めないというのもあるけど、一段落読むごとに、思考があっちこっちに飛んで行って、あれやこれや調べるので、少しづつしか読み進められない。一気に読んでしまうべき本ではないので、それでいいのかもしれない。

 

 

致死的な病気が、悲劇を構成する要素にされるのは、珍しいことではなかったはずだけだど、近頃は、そういう物語があまり大きな話題になっていないように思う。

 

私が中学生くらいの頃、「赤い疑惑」というテレビドラマが大人気だった。私は視聴しなかったので、詳しいストーリーは知らないけれど、ヒロインの山口百恵放射能被爆して白血病になり、恋人の三浦友和を残して亡くなるという悲劇だった。

 

あのドラマのおかげで、「白血病」に、薄幸の美少女、悲恋というイメージが強烈に結びついたのではないかと思う。

 

子どもの頃にはよく分からなかったけれど、現実に難病児の親になり、自分でも結構な大病を経験してきた今になって、こうしたドラマに対して思うのは…

 

闘病と病気の需要だけでも大仕事なのに、秘密にされていた実の母がパリにいるだの、恋人が血の繋がった異母兄だっただの、逃げ場のない患者に余計な心労をぶちこんで絶望の深度を増すとか、シナリオ書いた人、いくらなんでも十代の少女に対して鬼すぎやしないだろうか?

 

誰が書いたのかと思ったら、Wikipediaに「橋田壽賀子、他」とあった。

 

複数人の執筆なのだろうけど、渡る世間が鬼ばっかりの脚本家さんが、シナリオの鬼要素を生成していたのかもしれないと、なんとなく思った。

 

 

 

Wikipediaに、橋田壽賀子氏は、テレビドラマ「愛と死をみつめて」の脚本を書いて有名になったのだとか。放映されたのは1964年。私はまだ二歳だったので、見だ記憶はないけれど、この作品から生まれたという、「愛と死を見つめて」という歌は、大人が口ずさむのを聞いていたので、よく覚えている。

 

 

 

歌に出てくるのが「マコ」と「ミコ」なので、結構長いこと、女性同士の恋愛関係なんだろうと思っていたのだけど、「死」をもたらしたのが骨肉腫という病気であるという情報は、かなり早い時期に知っていた気がする。

 

誰に聞いたのだろう。

情報元の記憶はないけれど、関連する記憶として、アニメ「巨人の星」で、星飛雄馬と親しくなった少女が、悪性黒色腫(メラノーマ)で命を落とすというエピソードがあったために、「愛と死をみつめて」の印象と重なって、「腫瘍で命を落とすのは少女」というイメージの刷り込みが強化されたことは、なんとなく覚えている。

 

こうやって、隠喩としての「病」は世の中で培養されていくのだろうけど、新型コロナはどうだろうか。

 

 

 

 

ねこたま日記(4月16日)

こんにちは。

 

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台風みたいに風が強い。

 

(_ _).。o○

 

感染性胃腸炎なのか風邪なのか分からないけど、亭主以外の家族に頭痛、発熱、腹痛、嘔吐をもたらした何かは、ほぼ終息したようだ。

 

末っ子(19歳・ADHD)は、まだすっきりしない様子だったけど、新学期早々に必修の講義を欠席したくないと言って、頑張って大学に行った。

 

長女さん(27歳・ASD)は、先日体験入所したグループホームについて、ケアマネさんと話し合いをするために、亭主と一緒に出かけた。

 

今回、入所中に胃腸炎をくらってしまい、少々残念な体験になってしまったこともあり、あと何回かショートステイをしてみてから、今後のことを決めることになったそうだ。

 

息子(26歳・重度自閉症)にも、居住型施設への入居の話が来た。近隣の施設は待機人数がすごいことになっているそうだけど、ショートステイは可能なので、お試しで体験入所しながら将来の住まいを模索することになりそうだ。

 

(_ _).。o○

 

長女さんと末っ子は、遠からず独立することになるだろう。

 

生活全般に介助の必要な息子と、いまと同じように一緒に暮らせるのは、親である私たち二人のどちらかが動けなくなるまで。

 

亭主と私は同い年。

八年後には七十代になっている。

複数の病気のリスクを抱えている私が、いつまで保つかは、分からない。

 

うちのいまの家族の形は、たぶん数年以内に終わる。

 

大切なものが砂になってさらさらと手からこぼれ落ちていくような、やりきれない寂しさを感じるけれど、どうしようもないことだから、飲み込んで進んで行くしかない。

 

 

若い人たちの未来が、明るいものであることを祈るばかりだ。

 

 

 

(_ _).。o○

 

 

スーザン・ソンタグ「隠喩としての病」がAmazonから届いていたので、少しずつ読み始めている。

 

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備忘録がわりに、気になった箇所をX(旧Twitter)に書き取りながら読んでいたのだけど、何度か書き込んでから、著者名を全部書き間違えていることに気がついて、がっかりした。

 

 

❌スーザン・ソンダク

⭕️スーザン・ソンタグ

 

老眼が憎い(;_;)。

 

 

 

 

 

 

ねこたま日記(4月15日)

こんにちは。

 

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ビルダーズ2の、浜辺の街並み。

右から、道具屋、図書室、キノコルーム。

 

浜辺をどんどん埋め立てて、広々とした海上に大きな街を作ろうと思ったのに、浅瀬より先を埋め立てることは出来ない仕様だった。残念。

 

(_ _).。o○

 

グループホームの短歌入所体験をした長女さん(27歳・ASD)は、一昨日帰宅後に38.5度の熱を出した。入所中、深夜にに体調を崩して、嘔吐していたという。

 

昨日の夜になって末っ子も発熱。

末っ子はお腹を壊して、長々おトイレの住人に。頭痛も酷いという。

 

息子も、夕食後に嘔吐したけれど、こちらは熱もなく、機嫌も良いので、頭痛や腹痛はなさそうだった。

 

私も地味に具合の悪さを感じていたので、寝る前に体温を測ってみたら、37.5度だった。

 

今朝になって、長女さんと私は平熱に。

末っ子は37度台なので、大学はおやすみした。

 

 

なんだろう。

コロナではないと思う。

熱がそれほどではないから、インフルエンザも違うと思う。

 

可能性が高いのは、感染性胃腸炎だろう。

ロタほど酷くないのが救いだ。