湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

ねこたま日記(11月30日)

こんちには。

 

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ネットニュースを眺めていたら、クイーンが紅白歌合戦に出場するというニュースが目に飛び込んできた。

 

QUEEN 紅白歌合戦 特別企画で出場 クイーン50周年 アダムランバート | NHK | エンタメ

 

みそかに放送されるNHK紅白歌合戦に、イギリスのロックバンド、「クイーン」と、ボーカリストアダム・ランバートさんが特別企画で出場することが決まりました。

特別企画として出場が決まったのは、「クイーン」のブライアン・メイさん、ロジャー・テイラーさん、それに、ボーカリストアダム・ランバートさんからなる「クイーン+アダム・ランバート」です。

 

NHK NEWS WEB

 

ちょっとびっくり。

そして、うれしい。

 

どの曲を演奏するんだろう。

楽しみだ。

 

 

 

(_ _).。o○

 

 

橋本治「貧乏は正しい」を、もうすぐ読み終わる。

 

三十年も前に書かれた本なのに、今読んでも全く古くないどころか、すでに故人である著者が。今の時代を「見て」書いているような気がしてくる。

 

そして、読み進めていくうちに、橋本治って、なんか新訳聖書のなかのイエスみたいだなと感じた。

 

貧乏は正しいと、橋本治は言う。

 

こころの貧しいひとたちは、さいわいであると、イエスは言う。

 

「権威」というものについて、橋本治は、「どんなものにも、"働きかけ"というのは必要で、そういう"働きかけ"を忘れてしまった時、状況というものは硬直して、"つまんない現状"というものになって、停滞を始める」と言う。

 

 

エスは、「わたしが律法や預言者を廃するためにきた、と思ってはならない。廃するためではなく、成就するためにきたのである」と言い、「あなたがたの義が律法学者やパリサイ人の義にまさっていなければ、決して天国に、はいることはできない」と言う。

 

エスは、停滞し硬直した立法学者やパリサイ人という「権威」を超えよと言っている。

 

全く同じじゃないけど、どこか似ている。

 

という発見をしたので、ちょっとホクホクしている。

 

(_ _).。o○

 

娘さんたちの貧血対策を兼ねて、昨日、小豆を煮てお汁粉を使った。

 

そしたら長女さんと末っ子が、お汁粉に牛乳を入れて、「あずきミルク」にして美味しそうに飲んでいた。

 

コメダ珈琲の「小豆小町」の再現らしい。

 

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自家製小豆小町。

小豆納言、あるいは、小豆式部とでも命名しようか。

 

私もあとでマネして飲んでみよう。

 

 

 

ねこたま日記(11月27日)

こんにちは。

 

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冬になると忍び寄ってくる抑鬱の魔の手から、せっせと逃げ続けている今日このごろ。

 

できればこのまま年末まで逃げ切りたい。

 

(_ _).。o○

 

ここのところ、やたら寝つきがいい。

 

たぶん、新しく処方された「デエビゴ」という睡眠薬の効果だと思う。

 

そろそろベッドに入ろうかな、と思いながら居間でお茶を飲んでいたりすると、座ったまま眠り込んだりしている。これまでになかったことだ。

 

寝る前にポケモンスリープを仕掛けようとして、iPhoneをいじっている最中に寝てしまうことも多い。

 

ポケモンスリープくらいなら、仕掛け忘れても仕方ないで済むけれども、CPAP睡眠時無呼吸症候群のための呼吸器)を装着する寸前に寝落ちすることも増えてきた。こちらは命に関わることだかや、仕方ないで済ますわけにはいかない。

 

それで、先週土曜日の精神科外来で医師に相談して、これまでずっと服用してきた睡眠導入剤の「ゾルピデム」をやめて、新しく飲み始めた「デエビゴ」という睡眠薬だけにすることになった。

 

しっかり眠って、できることなら鬱との縁をすっぱり切りたい。

 

 

(_ _).。o○

 

早見和真「店長がバカすぎて」という、書店が舞台の小説を読んだら、無性に紙の本を買いたくなった。

 

それで昨日、教会学校の帰りに書店に寄って、本を三冊買った。

 

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宇佐見りん「推し、燃ゆ」(河出文庫

 

原田ひ香「古本食堂」(ハルキ文庫)

 

倉本一宏「敗者たちの平安王朝 皇位継承の闇」(角川ソフィア文庫

 

数千冊の本を処分して以来、紙の本の購入は極力控えるようにしていたのだけど、やっぱり書店で本を買う楽しさは何物にも変え難い。

 

買った以上は、一年以内に必ず読む。

それを条件に、たまには本を買うことを自分に許そうかなと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

ねこたま日記

こんにちは。

 

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うっかり書き忘れているうちに、何日も経ってしまった。

 

先週あたりから、長女さん(27歳)が調子を崩していた。薬の飲み合わせに加えて、対人関係などのストレスが原因だったようだ。主治医や心理士さんのアドバイスで対処して、少し持ち直しつつある。

 

今朝はデイケアまで車で送った。

 

(_ _).。o○

 

今日はこれから自分の通院。

待ち時間に本を読むのが楽しみ。

 

(_ _).。o○

 

小説家になろう」で、読みごたえのある面白い作品に出会った。

 

サエトミユウ「オールラウンダーズ!! 転生したら幼女でした。家に居づらいのでおっさんと冒険に出ます」

 

じっくり三日かけて読了。

珍しく、主人公に恋愛要素の全くない異世界転生もの。

 

恋愛にならない理由は、物語の終盤で明らかにされる。

 

作者さんは「攻殻機動隊」のファンであるらしく、脇役のゴーレムたちが、みんなタチコマっぽくて、非常に愛らしい。クライマックスでヒーローを庇って破壊される「手のひらを太陽に」ネタまで練り込んであるから、観念して素直に泣かされた。😭

 

ラノベでは珍しく、音楽についての描写も多く、それも楽しい。、

 

本作は、すでに書籍化が始まっていて、コミック版も出ているようだ。

 

 

 

 

ねこたま日記(11月8日)

こんにちは。

 

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朝、七時過ぎに起床。

 

朝食(ピザ風トースト、亭主作)を食べて、長女さんを病院に送り、そのあとショッピングモールで買い物して帰宅したのだけど、買う予定だった洗剤を忘れているのに気がついた。

 

忘れないように、わざわざLINEにメモまでしていたのに。😱

 

このところ、こういう物忘れがものすごく増えている。直近の出来事が、瞬時に消去されるのだ。

 

人の名前、予定なども、物凄い勢いで忘却するので、油断ならない。

 

 

脳トレ、頑張ろう……

 

息子(25歳・重度自閉症)は、昨晩ショートステイだった。今日の夕方、ヘルパーさんの付き添いで帰宅予定。

 

午後は長女さんを病院に迎えにいき、夜は、末っ子をバイト先まで迎えにいく予定。

 

 

 

(_ _).。o○

 

昨日の読書。

 

 

天野純希「サムライ・ダイアリー 鸚鵡籠中記異聞」を、八割がた読み進めた。もうすぐ読み終わる。

 

 

「異聞」だけれども、朝日文左衛門のダメさ加減には、あまり変化がない。

 

惚れっぽくて、飽っぽい。

 

好奇心は溢れるほどあるけれど、あれやこれやと手をつけても、何一つモノにならない。

 

快楽に流されやすくて、我慢がきかない。

アルコール依存症で、女性関係にもだらしない。

 

ただ、決して悪い人間ではない。

情も愛嬌もある。

 

妻には見限られても、愛人には惚れられるのだから、何かしら魅力のある人物ではあったのだろう。

 

悪友たちや師匠にも、愛されていたようだ。

 

正直私は、朝日文左衛門のような人物が好きではないので、彼の小市民的なダメさがダラダラと語られる「異聞」には、序盤で嫌気がさしかけた。

 

それでも読み進めたのは、生きている間ずっと、克明に執拗に書き続けられたという、「鸚鵡籠中記」の異常さが、この「異聞」にも染み渡っているのを感じたからだ。

 

もしも、朝日文左衛門が江戸時代の延宝ではなく、現代日本の平成の生まれだったなら。

 

やっぱり女性関係で身を持ち崩し、アルコール依存症のダメ人間になっていたかもしれない。

 

けれども、下世話な事物に対する旺盛な好奇心と、書かずには暮らせないという天分を生かすことができたなら、尾張藩の御畳奉行として生きるよりも、もっと充実感を得られる職場に巡り会えたかもしれない。

 

誰か、「鸚鵡籠中記 転生編」を書いてくれないかな…

 

 

ねこたま日記(2023年11月6日)

こんにちは。

 

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今日は25度まで気温が上がり、雹が降る恐れがあるのだと、天気予報が言っていた。

 

どちらも勘弁願いたい。(´・ω・`)

 

 

(_ _).。o○

 

今日の予定。

長女さんは就労支援。

息子はいつも通りに介護施設通所。

末っ子は大学がお休み。午後に婦人科の予約が取れたので、車で送り迎えをする予定。

 

(_ _).。o○

 

昨日、小説を一つ読み終えた。

 

天野純希「破天の剣」(角川春樹事務所)Kindle

 

戦国武将の島津家久を主人公とした歴史小説

面白かった。感想はまた改めて。

 

天野純希という作家さんの本を読んだのは、初めてだった。

 

気に入ったので、別の作品も読みたくなり、Kindleストアで探してみたら、すごく心惹かれる作品があったので、さっそくダウンロードした。

 

「サムライ・ダイアリー 鸚鵡籠中記異聞」

 

尾張藩の朝日文左衛門の日記、「鸚鵡籠中記」を題材とした「異聞」だという。

 

しばらく前に、朝日文左衛門の人生と食生活に興味を持って、関連書を数冊読んでいた。

 

戦国時代が終わって平和になり、贅を凝らした文化が爛熟する一方で、世間では殺人や心中事件がひっきりなしに起き、武士たちは存在意義を見失って虚無に囚われる者も少なくなかった。

 

どことなく現代に通じるものを感じる時代を背景に、島津家久とは正反対の生き方をしたサラリーマン武士が、どんな風に描かれているのだろう。読むのがとても楽しみだ。

 

視力維持のために今年は読書を控えようと決意していたのに、ここのところ読書量が増えている。

 

あまり一気に読まないように気をつけないと…。