湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

ねこたま日記(4月12日)

実家に来て、四週間が過ぎた。

 

父が入院しててからは、料理をする気にならず、冷蔵庫の中身を消費しつつ、コンビニやスーパーのお弁当などでごまかしている。

 

外食しようにも、実家付近には店が少ない。

 

コンビニやスーパーは徒歩圏内にあるけれど、膝の痛みが強い日だと、それなりに億劫になる距離だ。食欲もないから、食の調達に情熱を燃やす気にならない。

 

周囲の住民の大半は、80代前後だと思われる。

日中、道を歩いている人を見かけることが、まずない。ゴミの日には、朝七時ごろに回収場所に行くのだけど、ゴミは出ているのに人と出会うことがない。

 

そういえば、母は朝の5時にゴミを出しに行って骨折したのだった。

 

なんでそんな早い時間にゴミなんか出しにいくのかと聞いたら、寝起きの顔で近所の人に会いたくないからだ、というようなことを話していた。つまり、朝5時でなければ人に出会ってしまうのだ。

 

ちなみにゴミ回収車が来るのは8時半以降だ。

 

住宅地に熊が出没することもある地域なのだから、もう少し人通りの多い時間帯に出歩いてもらいたいものだ。自治体が公開している熊マップを開いてみたら、つい数日前にも近くに出たという表示があって、ぞっとした。

 

ツキノワグマは本気を出すと時速40キロくらで走れるという。追いかけられたら、人の足で逃げ切るのは不可能だ。出没地点から実家まで、クマの足なら数分で着いてしまう。絶対に来ないでもらいたい。

 

そういえば、今回実家に来るときに、前もってAmazonで買っておいた熊鈴を持ってきたのだけど、出かけるたびに持ち出すのを忘れるので、すっかり玄関の置物となっている。明日こそは、持って出かけよう。

 

 

 

(_ _).。o○

 

実家のある地域が住宅用に分譲されたのは、1974年ごろからで、購入したのは主に私の両親の世代の人たちだった。当時の両親はアラフォーで、それから五十年もの歳月が流れている。

 

近くのスーパーに買い物に来ている人の大半は老人で、還暦過ぎの私よりも若そうな人は、ほとんど見かけない。

 

夕方には、一食分のお弁当を買い物かごに入れている老人男性を、何人も見かける。たぶん一人暮らしなのだろう。

 

私の両親は、週に二回、二人で歩いてスーパーに買い物に出ていたらしい。昨年の暮れに、父が庭で転んで背中を打って以来、歩行が辛くなったようで、母が父の手を引いて、足元に気をつけながらゆっくり歩いていたようだ。

 

実家の庭の手入れに入っていた造園業の人の話では、たまに二人が買い物に出ていて留守の時もあったけど、作業している間に帰ってくるのが常だったという。

 

母の話だと、親しくしていた近所の方々は、連れ合いをなくしたあとに、子どもの家に身を寄せたり、老人ホームに入るなどして、どんどん数を減らしていったのだとか。

 

自治体でも、郊外住宅地の「空き家化」と「高齢化」が深刻な問題になっているようで、ショッピングモールなどの運営困難と閉店、公共の交通機関の維持困難などで、自家用車を持たない高齢者世帯の生活が、どんどん厳しい状態になっているという。

 

実際、いま父が入院している病院に公共交通機関を利用して行こうとすると、電車とバスを乗り継いで、1時間半近くかかってしまう。電車はともかくバスの本数がとても少ないので、途中、時間のロスが大きくなるのだ。

 

若く元気な人なら平気かもしれないけれど、私もそんなに元気ではないから、ほとんどタクシーで移動している。寒風吹きすさぶバス停に立って、1時間に一本しか来ないバスを待てるほどの体力はない。

 

おかげでタクシーアプリのプラチナ会員に成り上がってしまった。かかった金額は考えたくもないけれど、必要経費だったと割り切るしかない。

 

実家の町が造成され、華々しく分譲された頃には、五十年後にここが限界集落みたいな事態になるなどと、誰も想像しなかったに違いない。

 

 

(_ _).。o○

 

 

明日、父は別の病院に転院になる。

残念ながら母のいる病院には空きがなかったようで、別々の病院でリハビリをすることになる。

 

タクシーで病院へ行き、父と一緒に介護タクシーで次の病院に移動し、またタクシーで実家に戻ることになるだろう。

 

明日のタクシー代は、合計で2万円弱くらいだろうか。

 

新幹線で自宅に帰る交通費より、だいぶ高いけど、気にしたら負けだろう。

 

(_ _).。o○

 

雑録。

 

実家周辺に衣料品や電化製品を扱っている店がないので、いろいろなものをAmazonで購入している。

 

自分の着替え、電気毛布、台所の照明用のクリップライト、iPhoneの充電器とスマートウォッチの充電コード。そして、日に日に疲弊しつつある心を慰めるための、癒し系グッズ。ドラッグストアまで歩きたくなくて、コスメ関係もAmazonでポチった。

 

実家には宅配ボックスなどなく、置き配というのも不安なので、受け取り時に確実に在宅するため、配送状況は頻繁に確認するようにしている。

 

とある癒し系グッズが「お近くの配送店へ到着しました」という表示になったので、もうすぐ届くのかと思ったのに、配達予定が一週間後になっている。

 

一体どこの「お近くの配送店」なのかと思ったら、


「Shenzhen, CN」

 

と書いてある。

 

中国広東省の、深セン市(深圳市)だった。

 

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ちっともお近くなかった。😳

そりゃ一週間はかかるだろう。

 

気軽にポチった買い物で、いったいどれくらいの人や乗り物が働くことになるのか…

 

ちなみに人間が飛行機に乗って深セン市に行こうとすると、成田空港から上海の空港を経由して、深セン宝安国際空港に着くのに、だいたい8時間くらいで、料金は十万円弱くらいのようだ。

 

素人考えだけど、どこかに無理がかかって歪みの出そうな物流のような気がしてならない。

 

 

(_ _).。o○

 

昼間、玄関チャイムが鳴ったので出てみたら、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の寄付を募る人だった。

 

お話を聞いてみると、現在、1億2千万人もの人が故郷を追われて難民となっていて、食糧不足などのために、命の危機にさらされているのだという。

 

UNHCRでは、そうした難民の乳幼児を支援するために、ナッツを原材料とした高カロリーの粉ミルクなどを配布しているのだそうで、その見本品を見せてもらった。

 

m&m チョコレートよりも二回り小さい感じの横長の小袋に、500キロカロリー分の粉ミルクが入っていて、一袋50円なのだという。

 

500キロカロリーというと、生後三ヶ月くらいの乳児の、一日分のミルクになるくらいだろうか。

 

 

年金生活の高齢者の多い住宅地を戸別訪問しても、寄付金は集まらないような気がするのだけど、そういうものでもないのだろうか。

 

そういえば、イランはアフガニスタンからの難民を数百万人も受け入れているはずだけど、トランプさんが戦争を起こしてしまった現状では、その支援なども、相当厳しい状態になってしまっているのではなかろうか。

 

Yahoo! JAPANの募金コーナーで、国連UNHCR協会の募金窓口を探して、PayPayで少しばかりのナッツミルク代を寄付した。