4月3日(金曜日)
午後4時半ごろ、母(88歳)の入院先から電話があった。
これから二週間ほど、母の体の回復状況を見た上で、担当の方々で会議をして、退院の時期や、退院後の生活の方針などを相談して決めていくことになるという。
母としては、退院後は自宅に帰って生活することを希望しているそうで、父ももちろんそのつもりでいる。
電話で、娘である私の希望も聞かれたので、自宅に戻って暮らしてほしいと思っていると伝えた。
状況によっては、施設入所という選択肢もあるのだろうけど、いまの段階で両親がそれを受け入れられるとは思えない。
とはいうものの、以前と同じ暮らしを送ることはまず無理だろうから、様々な支援が必要になってくる。
退院後の母が、車椅子や杖を必要とする暮らしになった場合、バリアだらけの実家を改装する必要がある。
まず、門扉から玄関までの間にある段差の解消。てすりやスロープは、ポータブルのものを安くレンタルできるようだ。
玄関と廊下の間にも、車椅子での通過不可能な段差があり、手すりもない。
二階寝室で寝起きするのは危険だから、一階に介護ベッドを置いて、そこで過ごしてもらうことになるだろうけど、そのためには模様替えが必要になるし、処分が必要な家具類もある。
浴室と脱衣所の間にも段差がある。
浴槽は結構深く、手すりもないので、腰を下ろして湯に浸かってしまうと、大腿骨を骨折していない私でも、立ち上がるのがかなりキツい。
トイレの壁にも手すりがほしい。
というような状況を電話で伝えたところ、退院が視野に入るころに、実家を訪問して、必要な支援について具体的に相談することになるだろうと言われた。有難いことである。
と、これを書いていて、電話で話したこと以外にも、いろいろと気づいたことがある。
実家の洗濯機には乾燥機能がない。
いまは私が洗濯して、二階の物干し場に干しているけど、母はもちろん、父も二階に上がれる状態ではない。洗濯物を干せる布団乾燥機を導入するなど、何か方法を考えないとまずいだろう。
台所の問題もある。
父は料理をしないし、母も当分無理だろう。宅食サービスを使う場合、電子レンジでのあたためが必須だけど、台所の奥まったところに設置してあり、付近の床には物がたくさん置いてあって、かなり危ない。
台所に限らない、普段使わないものや不要なものは、床から徹底排除したほうがよさそうだ。
(_ _).。o○
父の夕食は、切り昆布煮をトッピングした卵おじやと、ヨーグルト、みかん。宅食サービスのお弁当のおかずは食べられなかった。
夜9時過ぎに、父は就寝。
私は明け方まで全く眠れず、諦めて読書していた。

どう考えても睡眠不足だけど、昼間に眠気が来ることもない。スマートウォッチは、仮眠時間が1時間9分あったと記録している。自分では起きているつもりでも、脳は適当に休養しているのかもしれない。
とりあえず、倒れないようにしないと。
(_ _).。o○
4月4日(土曜日)
7時に階下に降りて、父の朝食を用意した。
チーズとプチトマトの雑炊、豆腐と椎茸とかいわれの味噌汁、いちごヨーグルト、牛乳。
私は宅食サービスのおかずの残りをいただいた。
(_ _).。o○
1日ごとに、父の風邪症状が和らいでいく。
咳や痰のからむ頻度は、だいぶ減ったように思う。
ただ、立ったり歩いたりすると、まだひどい動悸があるようで、食欲も戻らない。胸やお腹にかけての圧迫感も残っているようなので、まだ胸膜炎や胸水の問題が解消されていないのだろう。
味覚の異常も残っているようで、肉や魚はあいかわらず忌避するのだけれど、甘みのあるものは美味しく感じられるようなので、ほんのり甘く、目にも楽しいものを、できるだけ食事に添えてみようかと思う。
というわけで、スーパーに買い物に出て、杏仁豆腐やフルーツゼリーなどを買い込んだ。
お昼ご飯は、父のリクエストで、朝と同じ、チーズとトマトのおじや。それと、ナタデココとみかんの入ったヨーグルト。味噌汁も少し添えたけれど、食べきれず残していた。