今年こそは目に優しい読書を心がけよう、などという抱負を立てたような気もするけれど、忘れた。
読了本と読みかけ本のメモ。
火野村志紀「追放令嬢と残された者の破滅について〜愛を選んだ未来で待っていたのは後悔の日々でした〜」
いわゆる婚約破棄ものなのだけど、やらかした側の人々が全員「後悔の日々」を送ってはいない。
自らの愚行を後悔するにも知性が必要なのであって、その知性の必要量を満たしていない人々は、わんこそばのおかわりレベルの勢いで愚行を重ね続けるだけだった。
Amazonのレビューに、「あとがきで爆笑」とあったので、本編読了後に読んで轟沈した。
このお話では様々なカスが登場します。
婚約者をあっさり見捨てて、この世の春を謳歌する王太子。我儘三昧のぶりっ子王太子妃。親友と立ち上げた商会を我が物とする伯爵令嬢。王太子の婚約者に歪んだ愛情を向ける文官。
みんな違ってみんないい。
カスのオードブルですが、そんな彼らの黄金時代も長くは続かず。
『追放令嬢と残された者の破滅について~愛を選んだ未来で待っていたのは後悔の日々でした~ (ベリーズファンタジー)』火野村志紀著
いや、よくないだろう。😓
こんなところに名作のフレーズを使われたら、詩人金子みすずが化けてでるんじゃなかろうか。彼女も確か夫の不貞と婚家での冷遇に苦しみ抜いた女性だったはずだし。
(_ _).。o○
三月べに「『運命の番』の資格を解消する方法。白豹の令嬢は傲慢不遜な竜人王太子を棄て、エルフの重い愛に守られて幸せに暮らします。」
長いタイトル通りのお話。
前半部分を「小説家になろう」で読んだ記憶がある。
ろくでもない相手が「運命の番(つがい)」となってしまう異世界ラノベは多々あるけれど、その中でも、運命の切り捨て方が特に印象的で心に残ったお話だった。
このお話のヒロインは、ろくでなしの番(王太子)だけでなく、理不尽な状況を押し付けてくるだけだった家族や王族を、国ごときっぱり見捨てて去っていく。その潔さが、読んでいて爽快だった。
(_ _).。o○
ロゼ・岡保佐優「ヒロインが来る前に妊娠しました 詰んだはずの悪役令嬢ですが、どうやら違うようです」双葉者
Kindle unlimited(読み放題)で読んだマンガ。
いわゆる異世界転生もの。
主人公は、婚約者の子を妊娠したとわかった直後に、自分が前世でハマっていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生していることに気づいてしまう。
ゲームでは、婚約者がヒロインに攻略されると、自分は断罪されて捨てられてしまうのだけど、実際の婚約者は自分にベタ惚れしており、なにかと絡んでくるヒロインに靡くどころか毛嫌いし、粛清しかねない勢いで・・・。
2巻まで読み放題利用できるけれど、それ以降は購入が必要。
一応2巻まででお話に一区切りついていて、3巻からは、乙女ゲームの続編の登場人物が出てくるようだ。
お話の先が気になので、原作小説を探してみたら、そちらも読み放題で読めるようになっていたので、いそいそとダウンロードして、現在読書中。
(_ _).。o○
岸本尚毅「文豪と俳句」集英社
電子本ではなく紙の本。病院の待合室で、半分まで読んだ。
面白いと思ったベージに付箋を貼りながら読んでいたら、付箋だらけになってしまった。そのうち面白かったところをブログに全部抜き出してみようと思っている。読んだ本を忘れないためにも、有効な作業になりそうだ。
(_ _).。o○
これも病院の待合室で。以前、途中まで読みかけていたのだけど、忘れてしまっているようなので、最初から読み直している。








