こんにちは。
暑いと書くのもうんざりするほど、暑い日が続いている。次の日曜日あたりから、36度越えになるという予報を見て、げんなりした。
来週は水曜木曜と通院の予定があるけど、バスはやめておこうと思う。うっかり降りるバス停を間違えて歩くようなことがあれば、遭難しかねない。
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お友だちと読書会を始めることになった。
テキストは、エルンスト・ブロッホの「希望の原理」。
ブロッホはマルクス主義の哲学者であり、無神論者の神学者である、という。
1885年にバイエルン王国のユダヤ人家庭に生まれたけれど、1918年のドイツ革命でバイエルン王国が終焉。
1933年、ドイツを掌握したナチスから逃れるために国外へ脱出。その後、アメリカに亡命。
1949年に東ドイツに帰国。
「希望の原理」は1954〜1959年に発表されたけれど、独特な思想が異端的であるとして、政府当局に批判されるようになる。
1961年にベルリンの壁ができてしまったことから、西ドイツに移住。その後は政治活動なども活発に行い、1977年に亡くなっている。(以上、ほぼWikipediaの記事による)
中年過ぎまで、哲学や社会科学系をほぼスルーしていたので、ブロッホもマルクスも(ついでにキリスト教も)ほぼ知らずに過ごしていたのだけど、以前お友だちに勧められて、「希望の原理」第一巻の「はじめに」を途中まで読んでいた。
ブロッホの文章は詩的だと言われている。
そのせいか、読んでいると無性に絵が描きたくなる。
17年前、一段落ごとに絵を一枚描いて記事したものが、全部で40本ほどになっていた。
描いた本人が完全忘却しているので、少しづつこちらに転載しながら復習しようと思う。