今回も、木野喜久子@omoronine 様の上の句と下の句のお世話になり、たくさん詠ませていただきました。
イラストはAIのCopilotさんとの共作です。
違えて上司を出荷してしまい
これから首を差し出すつもり
(下の句が木野喜久子様)
(差し出すのは、自分の首か、上司の首か)
飲み会が終わって言えることもある
部長のビールで蠅泳いでた
(上の句が木野喜久子様)
(ハエでかい…)
東京の東京ぶりが目に余る
「だったら見るな」と奥多摩が言う
(上の句が木野喜久子様)
ダンボール仕立ての衣装で立つ舞台
マインクラフト感のある舞
(下の句が木野喜久子様)
いつどこで地雷を踏むか分からない
自我の希薄な借り物人生
(上の句が木野喜久子様)
来年はもう咲かないでくださいね
不倫の徒花 くじける出鼻
(上の句が木野喜久子様)
会社から離れるだけで生き返る
在宅ワークは半死半生
(上の句が木野喜久子様)
よく噛んで味わいましょう古古古米
コロナに倒れたあの夏の味
(上の句が木野喜久子様)
邪魔だけど おとなしいから 居させてる
警報級のオオアメフラシ
(下の句が木野喜久子様)
(海産物が合体して巨大化すると、なんでも名状し難い某神話系の存在になる傾向…)
韻律のためなら事実など曲げる
足りなきゃ足すさ ハクナ・マタタタ
(上の句が木野喜久子様)
(韻律のためなら、くよくよしない)
一晩で三年間を駆け抜ける
期末試験前夜の詰め込み
(上の句が木野喜久子様)
(近代史を詰め込んでると、誰もが険しい顔になるのではないかと…)