湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

ねこたま日記(5月22日)

こんにちは。

 

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昨日(5月22日)の日記。

 

朝、息子(27歳・重度自閉症)に、「おかん、顔!」と言われて起こされた。

 

前にも書いたかもしれないけど、「顔!」というのは、「呼吸器のマスクを顔から外して、とっとと起きろ!」という意味だ。

 

ちなみに亭主を起こすときは、

 

「とーちゃん、メガネ!」

 

と言う。意味は、「老眼鏡をかけて、朝の支度をしてくれ」だ。

 

時間とルーティンに厳しい、自閉症の息子ならではの起こし方だと思う。

 

(_ _).。o○

 

朝食は、亭主と息子の三人で食べることが多い。末っ子(大学三年)は、早朝の授業のない日は起きてこない。

 

朝食後、息子は介護施設通所。亭主は大学に出勤。私は教会の聖書講読と祈祷会へ。

 

朝から蒸し暑くて、教会まで歩いたら、全身汗だくになった。

 

聖書の講読は、新訳聖書「コロサイ人への手紙」の第一章。囚われているパウロが、コロサイの街の信徒たちへあてた手紙だ。

 

エスの死後、十二使徒たちは各地に散り、最終的には殉教してしまったらしいけれど、詳細は分からないらしい。

 

それでもイエスの教えを信じる人々は増えていき、迫害を受けながらも、各地で教会を維持して信仰を持ち続けた。

 

コロサイは、小アジアアナトリア半島)の内陸部にあった都市で、エパフロスという人物が、そこに教会を設立していたという。

 

あなたがたにまで伝えられたこの福音は、世界中至るところでそうであるように、あなたがたのところでも、神の恵みを聞いて真に悟った日から、実を結んで成長しています。

 

(コロサイの信徒への手紙 第1章 6節)

 

福音が実を結んで成長するという言葉は、マタイによる福音書にある、イエスの語った「種を蒔く人」の譬え話に繋がっている。

 

種を蒔く人が種蒔きに出て行った。

 

蒔いている間に、ある種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまった。

 

ほかの種は、石だらけで土の少ない所に落ち、そこは土が浅いのですぐ芽を出した。

 

しかし、日が昇ると焼けて、根がないために枯れてしまった。

 

ほかの種は茨の間に落ち、茨が伸びてそれをふさいでしまった。

 

ところが、ほかの種は、良い土地に落ち、実を結んで、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。

 

耳のある者は聞きなさい。

 

(マタイによる福音書 第十三章 3-9節)

 

福音をよく聞くことのできる耳と、聞いたことを育むことのできる心を持っていたから、コロサイの教会の信徒たちは、神の心にかなうものになった、ということなのだろう。

 

私はクリスチャンではないけれども、若い頃に、自分が駄目な方向に行かないように釘を刺してくれた言葉や状況には何度も出会ってきたように思う。自分が「よい土地」だったとは思えないけれども、受け取った何かのうちのいくらかは育てることができて、今があるのだとも思う。

 

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(_ _).。o○

 

朝ごはんは、たぶんトーストとサラダとチーズ。

 

昼ごはんは、スーパーで買ったミニカツ丼。

 

晩ごはんは、ピビンバ風丼。もやしとほうれん草とにんじんをたっぷり使ったナムルと、コチュジャンを使って甘辛く炒めた合い挽き肉をのっけた。

 

 

 

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