湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

AIにレポートを書かせると…

AIに書かせたレポートを提出する学生が、ずいぶん増えているそうで、各大学が見解を出しているのだとか。

 

亭主のところの学生はどうかと聞いてみたら、やはりそれなりにいるとのこと。AIの作文には分かりやすい特徴があり、見分けやすいのだという。

 

明らかにAIに書かせたものを提出していると判断したレポートはどうするのかと亭主に聞いたら、

 

「他のレポートと同じ基準で、普通に採点する」

 

とのこと。普通に採点しても、AI執筆のレポートは低得点になるため、いまのところ、それで問題ないそうだ。

 

たとえば、「⚪︎⚪︎について論ぜよ」というレポート課題の場合、AIは、必要以上に細かな事例をたくさん挙げて、丁寧に説明を加えるのだそうだけど、その説明部分が、しれっと間違っていることが多いので、結果的に減点されまくって、100点満点の20点程度にしかならず、合格に至らないのだとか。

 

その間違いに自力で気づいて修正できる学生であれば、AIにサポートさせた作文したレポートであっても、単位を取得できるわけで、それでいいのだろうかと疑問に思わなくもないけれど、正しい知識を修得していることには変わらないので、多少のズルさは許容するということなのだろう。

 

今後、AIの性能が上がっていって、無修正でも合格点を獲得できるレポートを書けるようになる日が来たら、大学はどう対応していくのだろう。

 

なんとなく、「AIには絶対に書けないレポート課題」を出そうと血道を上げる教授陣と、それを乗り越えようとするAI開発者との、お互いに負けられない血みどろの戦いが始まりそうな予感がする。

 

ちょっと面白そうかも…