こんにちは。
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還暦過ぎてつくづく思うのだけど、人間の脳はどうでもいい記憶を淘汰するものだと思っていたけど、そういうものでもないらしい。
今朝思い出したのは、40年ほど前、大学構内の書店で見た、とある鬱血痕の映像記憶だ。
当時、研究室助手だった私は、いつも見計らいの書籍を研究室まで持ってきてくれる店員さん(当時40歳前後と推定)の首筋に、ずいぶんと大きな赤黒い痕があるのを見て、思わずギョッとしたものの、それについて言及することなく、会釈だけしてその場を辞した。
見た瞬間、酷い打撲による赤あざかと思ったけれど、首筋に巨大な赤タンなど、日常生活でそうそう作れるものではない。
それに、その店員さんは、なんだか全体的かヨレっとしていて気怠そうではあったけれども、首筋に関しては全く痛そうにはしておらず、むしろ、ほわーっと笑顔を浮かべていた。
いろいろと鈍い私だけれど、そうした状況を勘案した結果、書店を出る頃には、鬱血痕が打撲などによるものではないことは察せられた。
あの場でうっかり「首、どうしたんですか?」などと聞いていたら、主に私の人物評価が大惨事になっていたことだろう。本当によかった。
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今日は午後から内科の受診がある。
忘れずに行かなくては。