湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

ねこたま日記(4月7日)

こんにちは。

 

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(一昨日の日記)

 

34回目の結婚記念日だった。

 

亭主と知り合ったのは、お互いに18歳のときで、大学の古典文学の自主ゼミに参加して、初めて顔を合わせたのだったと記憶している。その時から数えると、44年の付き合いということになる。

 

いろんなことがありすぎて、結婚前の記憶がどんどん薄くなっている。

 

学生のころは、二人でよくゲーセンに行って、流行りのゲームをやり倒していた。

 

覚えているのは…

 

ゼビウスギャプラス、1942、パロディウス、ヤクマンクラブ…

 

他にもたくさん遊んだはずだけど、タイトルが出てこない。

 

どのゲームも、亭主はそれなりに上手くて、物によっては達人級だったけど、私は何をやっても下手くそで、すぐ百円玉が無くなるから、亭主が遊んでるのを横で鑑賞していることが多かった。

 

結婚してからはゲーセンには行かなくなって、自宅のゲーム機(ファミコンスーパーファミコン)やパソコンでゲームをするようになった。

 

ファミコンスーパーファミコンでは、ドラクエファイナルファンタジーなどのRPGのほか、信長の野望大戦略大航海時代シムシティポピュラス、アトラスなどのシミュレーションも、ずいぶんやりこんだ。

 

ファミコン版の「信長の野望」は、プレイする年月が長くなると、武将たちの寿命が尽きてしまい、一人も居なくなった時点で、

 

「戦国武将は一人もいなくなりました。日本は平和になりました」

 

という表示が出て、ゲームオーバーになった。あれは、かなりの衝撃だった。

 

信長の野望」シリーズは今も出ているけど、元々歴史音痴の私には手に余るゲームだったので、ファミコン版より後のものには手を出していない。武将の寿命問題がどうなったのか、ちょっと気になる。

 

パソコンで一番遊んだのは、ウィザードリィシリーズだったと思う。オートマップ機能などなかったから、方眼紙にダンジョンマップを描きとって歩き回っていた。

 

結婚して2年目くらいのときに、プレイステーションが発売された。店頭でプレイ画面を見て、ファミコン画面との世界の違いに感動し、即購入。

 

プレステとプレステ2でも、夫婦でたくさんのゲームを遊んだはずなのに(ダンボール箱いっぱいにあったソフトは、ほとんど処分してしまった)、もうあまり思い出せなくなっている。

 

いま思い出せるのは…

 

ファイナルファンタジー10」で、何十時間もやり込んだ亭主のデータを間違って消去してしまい、土下座して謝ったこととか…

 

女神転生」シリーズで、亭主は必ず最強悪魔を育てているのに、私はそこまで育成できず、途中リタイヤしていたこととか…

 

この15年ほどの間に、亭主はゲームをほとんどやらなくなってしまったけれども、私はいまもそこそこ遊んでいる。けれども、ゲーム専用機で遊ぶことが減って、iPhoneアプリのゲームがほとんどだ。

 

そういえば、もうすぐニンテンドーSwitch2が発売になるのだとか。価格がSwitchの2倍を超えるというので、長女さんも末っ子も、購入は見合わせるようだ。

 

ちょっと寂しいけれど、この先の夫婦の思い出に、新しいゲームが加わることはなさそうだ。

 

完全に忘却する前に、膨大にあったはずの古い記憶を発掘してみてもいいかもしれない。