手島史詞、双葉もも、板垣ハコ「悪友の俺がポンコツ騎士を見てられないんだが、どう世話を焼きゃいい？」まどめ外伝 3 ホビージャパン
大好きなラノベシリーズの、スピンオフの漫画作品。
根っから性悪な魔術師バルバロスは、悪友（本編主人公）のザガンに頼まれて、聖騎士シャステイルの護衛となったものの、シャステイルのあまりの生活力のなさを見かねて、なにかと世話を焼いているうちに、無自覚に恋に落ちてしまう。
シャステイルの姿を見ただけで、ひどい動悸がするようになったバルバロスは、自分が不治の病ではないかと疑い、医術の心得のある魔術師に診てもらったけれど、正しく恋煩いだと見抜かれた上で、手に負えないと追い返される。
そうこうするうちに、シャステイルの周囲で不穏な事件が起き始め…
今回はすごく中途半端なところで終わっていて落ち着かないので、次巻が出るまで、読んだことは忘れておこうと思う。(´･ω･`)
メソポ・たみあ「怠惰な悪役貴族の俺に、婚約破棄された悪役令嬢が嫁いだら最凶の夫婦になりました」1巻 TOブックス
（Kindle Unlimited 利用）
以前「小説家になろう」で読んで、お気に入りだった作品。
性格最悪の怠惰な肥満児だったアルバン男爵が、ある日前世の記憶に目覚め、かつて読んだファンタジー小説の悪役令息に転生していることに気づく。
このままいけば、小説のヒーローに喧嘩を売って倒される運命が待っているため、心を入れ替えて必死でダイエットし、剣や魔法の修行をするアルバンの元に、縁談が舞い込んでくる。
お相手は、浪費家で淫乱な悪女と噂される公爵令嬢だけれども、男爵の身では公爵家からの縁談を断ることもできず、受け入れることになるのだけれど、身一つで男爵家にやってきた令嬢レシティアは、とても悪女には見えない、気品と慈愛とに満ちた美少女で…
レシティアに惚れ込んだアルバンは、彼女の心を掴むために誠心誠意尽くすことを決意し、持てる力全てを使って、彼女を陥れて濡れ衣を着せた元婚約者を、きっちり粛清してみせる。
心を入れ替えたといっても、決して善良な人間に生まれ変わったわけではないアルバンは、レティシアを守るためであれば悪鬼の如き所業をも厭わない。そしてレティシアも守られるだけの弱者ではなく、アルバンを支えて余りある力の持ち主だったため、二人は最凶のオシドリ夫婦として邁進していくことになる…
琴子「破局予定の悪女のはずが、冷徹公爵様が別れてくれません！」3巻
（Kindle Unlimited利用）
生前に読んでいた物語世界の悪役令嬢に転生してしまった主人公は、世界の平和のために、なんとか悪役に徹しようと画策するものの、根が善良すぎるために尽く失敗。こっぴどく振って傷つけるなくてはいけないはずの公爵には、ますます惚れ込まれた挙句、結局事情のほとんどを白状することに。
一方、物語の本来のヒロインは、邪魔な主人公を陥れて公爵を自分の恋人にしようとしていたけれど、こちらの企みもすべて失敗した上、公爵に露見して、手厳しく拒絶されて絶望し、闇落ちして破滅する。
まだ続編があるのに、ヒロインがあっさり退場して大丈夫なのかと思ったけれど、4巻目は読み放題利用できないので、確かめるのは少し先になりそうだ。
服藤早苗「平安朝の母と子」中公新書
引き続き読んでいる。
亭主曰く、名著であるとのこと。
亭主の勤め先の学科では、「平安朝の母と子」とともに、推薦図書に指定しているそうだけど、残念ながら絶版となっている。
ただAmazonでは、古本が定価1円から出ているので、入手は可能だ。
