湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

今日の一文(二月十四日)

 

上田三四二

 

短歌を日本語の底荷だと思っている。

 

「短歌一生 物に到るこころ」(講談社学術文庫

 

三十年ほど前に、この一文に出会ったことで、短歌というものへの思い入れが深くなった。

 

日本語ということばの船が、揺らがずに荒波を渡って未来に行くのに必要な底荷になるのなら、大切に扱いたいし、自分でも詠みたいと思ったのだ。

 

長らくサボっていたけれど、また時折Twitterの歌会などに乗っかって、ささやかながら底荷を増やしてみようと思う。