こんにちは。
末っ子の入試のお供は、今日で最後。
…無事合格して、今日が最後になりますように。
前々からの天気予報が的中したようで、朝から雪が降っている。
電車の遅延を心配して早めに家を出たけど、幸い支障なく会場に到着できた。
帰りの足も心配ではあるけど、とにかく試験を無事に受けられれば、あとはどうにかなるだろう。たぶん。
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今日は一度家に帰って試験終了のころに出直そうかと思ったけど、電車が動かなくなるとめんどくさいので、会場近くで待機することにした。
コーヒーの安い喫茶店などを巡りつつ、ひたすら読書。
いま読んでいるのは、「大人の学参 まるわかり近現代史」(津野田興一著)と言う本。
歴史音痴の私だけれど、分からない中でも特に全く分からない、欧米の近代史について、すごく分かりやすく書かれていて、退屈しない。
コロンブスがアメリカ大陸をインドだと思い込んだのは知っていたけど、イベリア半島からイスラム国家を叩き出したいスペインの女王が、インドあたりにあるらしいという噂のキリスト教超大国の王、プレスター・ジョンとの共闘をあてにして、コロンブスに大枚はたいたという話は全く知らなかった。
もちろんプレスター・ジョンの国はどこにも発見されず、噂はペテン師によるものとされたという。
トンデモな偽情報が、ヨーロッパの経済を潤し、アメリカ大陸の先住民を武力と感染症でほとんど死滅させ、アフリカ大陸の人々を奴隷にしたのだから、なんとも言えない気持ちになる。
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プレスター・ジョンの名前は、昔、アートディンクの「アトラス」という大航海系シュミレーションゲームをやっていた時に知った。
ゲーム内である程度航路を開拓していくと、どこからともなくプレスター・ジョンの噂が出回るのだ。
私がプレイしたのはパソコン版だったけど、いまはSwitchに移植されているようだ。
ゲーム内のプレスター・ジョンやサンジェルマン伯は、健在だろうか。