こんにちは。
このところ、寝付きが良くない。
あちこちだるくて眠れないので、気を紛らわすのについつい本を読んでしまって、ますます眠れなくなる。
だるいのは、たぶん運動不足と血行不良のせいだと思う。
九月のコロナ感染以降、どうにも疲れやすくて、ちょっと歩くのも億劫なものだから、どうしても運動量が減ってしまう。
でも眠れないのはとても困る。鬱が悪化しそうだし、なんとかしないと。
動こう。
(_ _).｡o○
「小説家になろう」で読んだ作品の感想メモ。
「万能才女の悪ふざけ ～悪女のふりはやめました。市井でスローライフします…多才で引っ張りだこでした～」（作者: くまだ乙女）
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n2840hs/
全94話。
貴族の家に生まれながら家族に愛されず、ずっと下女扱いされていたヒロインが、正体不明の才能と、どんな苦境でも人生を面白がる強靭な精神力を駆使して人生を切り開くお話。
いわゆるシンデレラストーリーなのかなと思いつつ読み始めたのだけど、違っていた。
ヒロインを見出した王子様が、異様に執着するだけのドス黒いゴミだった上に、ヒロインの自由への渇望が天元突破していて、誰とも恋愛が成立しない。そこが痛快で、最後まで一気読みさせられてしまった。（そして寝不足に…）
「死に戻り魔術姫は勇者より先に魔王を倒します ～前世から引き継いだチート魔術で未来を変え、新しい恋に生きる～」（作者: 葵すみれ）
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n3531gm/
全214話。
以前にも一度読んだことがあったみたいで、ところどころ鮮明に記憶していたのだけど、本筋はほぼ失念していたので、新鮮な気持ちで楽しめた。
冒頭、主人公のアナスタシアは、勇者として異世界から来た少年に騙されて、魔王との戦いで使い潰された挙句、死亡する。
自分を貶め、陥れた人間たちに強い怒りを覚えながら死んでいったアナスタシアは、なぜか時間を遡って生き返ってしまう。
今度こそ自分の思う通りに生きようと決意したアナスタシアが、死亡フラグ回避のための努力を始めたところ、少しずつ前回とは違った出来事が起き始め、頼れる味方も増えていく。
やがて、人間の敵だと思っていた魔王が、実は敵などではないことや、勇者と呼ばれた少年がゲーム感覚で世界の運命を弄んでいただけのことが明らかになり……
アナスタシアが、絶世の美少女でありながら自己評価が谷底にあるだけでなく、魔法の達人なのに、なにかというと拳で殴って解決する脳筋系なのが面白かった。
読んだことを忘れてしまったのは、決して作品の印象が薄いからではなく、加齢による記憶の劣化のせいだと思う。むしろ、一部のエピソードや場面をわりと鮮明に記憶できていたのだから、前に読んだときも、きっと夢中になったのだろう。
若い頃に読んだ作品は全部覚えているのに、ここ5年ほどの読書の記憶は、たぶん7割も残っていないと思う。話には聞いていたけど、こんなに忘れるものなのかと、愕然とするものがある。
DHAサプリとか、飲む量増やしてみようかな。
(_ _).｡o○
駿台模試を受けてきた末っ子が、「古文の問題が、異母兄妹関係の不倫話でキモかった」というので、問題文を読ませてもらったら、「下燃物語絵巻」という、中世の物語文からの出題だった。
不勉強にして知らなかったので、そのうち読んでみたい。
