今日は、4ぷち達成。
1. 5000歩を目指す。
◉ 達成。
午後になってから、家の中で歩き回って歩数を稼ごうとしたけど、狭い家のなかをぐるぐる巡っていると目が回るし、気も滅入る。
とはいうものの、なんの用事もなく外出するのは無理だった。そういうことが簡単にできるなら、うつ病の治療など必要ないのだ。
外が暗くなってから、亭主に無理やり買い物を頼んでもらって、それを口実に駅前まで歩いた。
頼まれたのは、パスタとベーコン。明日のお昼ご飯にするとのこと。
余計なものは持たず、トートバッグに財布とショッピングバッグだけを詰め込んで、ポケットにiPhoneを入れて、家を出た。これなら何も落とさないし、紛失しない。そう思った。
スーパーに直行すると歩数を稼げないので、少し遠回りした。ドラクエウォークでモンスターの卵やアイテムを拾いながら(歩きスマホにならないように、必ず立ち止まって拾った)、いい感じで歩いていたら、自転車に乗った人がすれ違いざまに、とんでもない大声で「こんにちは!」と言った。
全く知らない女性で、声にも聞き覚えがないけど、周囲には私しかいない。
そのまま通り過ぎて行くようだったから、挨拶を返さずにやりすごそうとしたら、再び怒鳴るような声で「こんにちは!」と言って、走り去っていった。
何だったのか分からないけど、無駄に心が消耗した。(´・ω・`)
スーパーで買い物をする前に、ベンチで少し座って休んで、呼吸を整えた。大声の挨拶で脅かされたあと、早歩きをして息切れしたのだ。水筒を持って出なかったのを後悔した。
スーパーで、買い物カゴにパスタとベーコンを入れてから、ウエットティッシュのコーナーを探した。
昨日の朝、同じスーパーで買い物をしていて、全く手にした覚えのないウエットティッシュが、買い物カゴに入っていた。値段的には些細なことではあるけれど、どうにも気になって仕方がないので、検証せずにはいられなかった。
そのウエットティッシュは、少し高いところに吊り下げられる形で売られていた。買い物カゴに入れるためには、腕を伸ばしてフックから外さなくてはならないけれども、そんなことをした覚えが全くない。
ウエットティッシュが吊り下がっている場所を通ったときに、なにかのはずみでフックからはずれて、ちょうど私のカゴに落ちたのだろうか。
その可能性を考えて、吊り下がっている様子をよくよく確認してみたけど、脇を通った瞬間、触れてもいないのにタイミングよく一個だけカゴに落ちてくるとは、どうしても思えなかった。
他に考えられることといえば、誰かがこっそり私のカゴにウエットティッシュを放り込んだということだけど、さすがにそれはないと思いたかった。
息子が高校生くらいのころまでは、私の隙をついて、自分が食べたいお菓子などを素早く買い物カゴに入れるということがあったけど(最近はやらなくなった)、通りすがりの見ず知らずの人が、ウエットティッシュを私のカゴに放り込む理由なんて、見当もつかない。
謎が解けず、もやっとした気持ちのままレジに向かう途中、たまご売り場が目に入った。そういえば亭主が卵も少し減っているようなことを言っていたなと思いだしたので、10個入りのパックを一つカゴに入れた。
レジに並ぶ前に、カゴの中に自分が入れたものだけが入っていることを確認した。これからは、こういうチェックもするべきかもしれない。
なにはともあれ今日は無事に買い物もできたし、歩数も稼いだ。物も失くしていない。
そう思ったことで、油断が生まれたのだろうと思う。
スーパーからの帰り道、しっかり手に持っていたはずのショッピングバッグの持ち手が、するりとほどけて、地面に落ちた。
お気に入りの風呂敷タイプのショッピングバッグが地面に衝突した瞬間、ぐちゃり、という実に分かりやすい音がした。
逝ったたまごの数だけ心が凹むことを覚悟しつつ、早足気味で帰宅。
落としたけど失くしていない、などと考えてみても、あまり気休めにはならなかった。(´・ω・`)
台所で惨状を確認したところ、1個が全壊して、3個ひび割れていた。
無事だったたまごを洗って冷蔵庫に収納し、割れたたまごの中身をボウルにあけて、さてこれをどうやって消費しようかと考えた。
晩ごはんは既に終わっている。
卵焼きにでもしておいて、明日の朝に食べてもいいかなと思ったけど、なんとなく嫌だった。
おかずより、おやつに変えて、心楽しく片付けてしまいたい。でもクッキーなどに使うとしても、卵3個はちょっと多い。
しばらく唸っていたら、カスタードクリームという案が降ってきた。
牛乳の在庫がなかったので、小麦粉と砂糖と水だけ加えて作るレシピを試してみることにした。
耐熱ガラスのボウルで、卵3個と小麦粉(大さじ6くらい)と砂糖(どっさり)をよく混ぜてから、水を少しづつ加えて馴染ませ、ダマが無くなってから電子レンジで3分ほど加熱。一度出してかき混ぜてから再び加熱。もう一度出してかき混ぜてから、さらに数分加熱。
大量のインチキカスタードクリームが、無事完成した。
いま冷蔵庫で冷やしている。
この日記を書き終えたら、お茶と一緒に味見しよう。たぶん、いや絶対に美味しいはずだ。
美味しく食べたら、今日のことは忘れよう。
(´・ω・`)
2. 棚かタンス掃除をする。
◉ 本棚をちょっぴり整理した。
ほとんど片付いていないけど、お気に入りの本の背表紙を眺めて、少し気持ちが上がったので、よしとする。
3.読書する。(1ページでも読んだらOK)
◉ 読んだ。
「絶望名人カフカ×希望名人ゲーテ」の絶望カフカのところを、3ページくらい読んだ。心に沁みた。
4. 歴史か古典に触れる。
✖︎ 触れてない。
日本史のテストで室町幕府の将軍全員丸暗記に悩まされた末っ子に、「次は徳川幕府の全将軍だね。いっぱいいるから頑張って」などと無責任に鼓舞しつつ、自分がほとんど覚えていないことをこっそり棚上げしただけで、本日は終了した。
5. 今日中に「ぷちぷち日記」書く。
◉ 書いた。
蛇足。
なんとなく、私の日常には地味に不条理なことが多いような気がするのは、気のせいなんだろうか。
ちなみに歩きスマホをやらないように気をつけているのは、一度見ず知らずの人に大声で怒鳴られて叱られたからだ。
世の中には「親切」な人が多いと思う。