あけましておめでとうございます。
大晦日の夜は、にしんそば、菜の花の辛子和え、りんご、鯛の昆布締め、麻婆豆腐。全部亭主作。全部おいしかったけど、菜の花の辛子和えは絶品だった。毎日食べたい。
紅白を見た後は、そのまま「ゆく年くる年」。
いつもは途中で寝てしまう、さだまさしの生放送番組を、今回初めて最後までみた。
息子は紅白が終わる前に爆睡。大晦日だろうと早寝早起きの習慣は揺るがない。
長女さんは少し紅白を一緒に見ていたけど、視覚過敏の強い人だから、やはりテレビは疲れるようで、自分の部屋で休んでいて、年が変わってしばらくしたら寝ていた様子。亭主はさだまさしの番組を子守唄にして熟睡。
私は例年通りiPhoneでチャットしながらの紅白観戦。楽しかった。
途中、寝てしまった息子以外の家族がみんな、私のiPadで紅白を見始めたので、ベッド周りの人口密度が高くなり、エアコンの故障で暖房の入らない部屋がよくあたたまって嬉しかった。
末っ子は紅白のあと、日の出まで友達とLINEで騒いでいたようで、おかげで私の初夢は、末っ子の友達が家に泊まりに来て大騒ぎするというものだった。
さだまさしの生放送のあと、「タイムスクープハンター」という歴史SFドラマが始まった。ドラマは苦手だから消して寝ようか思ったけど、睡眠導入剤を飲まず泣いたので眠気が訪れず、漠然と眺めていたら、明治6年、政府が新暦に改編した時点に主人公がタイムスリップしたところで、完全に意識が覚醒。明治初期の風俗習慣を見逃すまいと、目を皿のようにして画面を眺めるうちに、すっかり引き込まれてしまい、最後までみてしまった。
明治初期の庶民の生活文化は、もうかなり分からなくなっている。政府が強引に行った暦の改編では、日本中の人々が大混乱して、各地で暴動が起きたという。ドラマでは、当時の人々が暦に記載されている運勢などに従って暮らすことが当たり前で、不吉とされる方角を避けて移動する方違えなども行われていたことを描いている。
私が子どもの頃にも、大安や仏滅、友引などは、日常会話によく出てきたものだった。ただ、赤口だけは意味がわからず、周囲に気にする人も教えてくれる人もいなかったので、普通の日なんだろうと、ずっと思っていた。いま調べたら、赤口は、丑の刻以外は凶なんだそうだ。びっくりだ。
ドラマは苦手だけど、歴史は面白い。 「タイムスクープハンター」は、見逃し配信もあるようなので、根性出して見てみようと思う。
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今朝は七時半ごろに起きて、家族でおせち料理を食べた。
おせちは、亭主と末っ子作。
全部美味しすぎる。できれば年中食べたい。
お昼ごはんも、おせち。