数日前、コミュニケーション用の絵カードセットPECSのスターターキットを買ったら、絵カードの裏面に貼る面ファスナー(マジックテープ)のオス面が同封されていなくて、
「スターターキットなのに、これじゃ、スタートできないじゃん(`Д´凸)」
と騒いだ日記を書いた。
そのオス面テープが、今日になってお詫びのお手紙と共に届いた。やっぱり梱包ミスだったらしい。
ビバホーム行ってどっさり買ってきちゃったよ。(´・ω・`)
まあ追加でどんどん絵カード作るから、いいけど。
スターターキットに入っている絵カードだけでは、息子の生活に即した文を作るには足りない。
必要最小限の熟語を含む、24枚のカードを追加で使ってみた。
左上の二つは、介護施設と、一番多く利用している福祉事業所さんの名前。
動詞は「する」「食べる」「食べました」「飲む」「飲みました」「書く」「行く」「寝る」。
過去形を「〜ました」の形にしたのは、息子の言語生活上の事情による。息子が過去形を使うのは、学校や療育教室などで、家族以外の人に報告する場面が多かったため、「〜ました」のほうが馴染みがいいのだ。
逆に終止形を「〜ます」にしなかったのは、現時点で、自宅での意思表示や要求表現として「食べる!」「飲む!」「書く!」と一語文を口にする頻度がとても高いので、いまはわざわざ丁寧表現に置き換えることを教えるよりも、口に出しやすいそれらの動詞を使った二語以上の文を作ることを優先したいと考えたためだ。
印刷した絵カードは、ラミネーターで加工してから裁断し、裏側にマジックテープのオス面を貼って完成となる。
PECSのスターターキットに入っていたコミュニケーションブックで使うだけでなく、1日の予定表のためのボードも自作して、そちらでも使うつもりだ。
↓【教訓】PECSのスターターキットを買って届いたのに「なんかマジックテープ足りなくない?」と思ったら、DIYの店に買いに走る前に、ちょっと待つか、販売元に連絡してみよう。