先週の木曜日、内科で血液検査を受けた。
二ヶ月間、処方薬(クエストラン粉末)の飲み忘れのないように気をつけて、鯖缶を毎日食べるようにしていた。なるべく歩くようにもした。
結果、コレステロール値は標準値内に収まった。
頑張った成果だと思うと、とても嬉しい。
(⌒▽⌒)
だけど、課題はまだ残っている。
中性脂肪と、肝機能がらみの数値が、まだ高い。
中性脂肪 266(標準値35〜149)
GOT 47(標準値10〜40)
GPT 78(標準値5〜45)
γ-GGT 113(標準値45以下)
肝機能がらみの数値がよくないのは、脂肪肝のせいだ。10年以上前に、エコーで調べたら、かなり脂肪で真っ白と言われた覚えがある。
脂肪肝の行き着く先は、肝硬変だという。
肝臓がんになるリスクも高いのだとか。
恐ろしすぎるし、もうこれ以上、病気の数を増やしたくない。
というわけで、二ヶ月後の血液検査に向けて、本格的に脂肪肝の解消のための努力を始めることにした。
十数年も放置していて、いまさら遅すぎる気もするけど、やらないよりはずっとマシだと思う。
でも、脂肪肝って、どうすれば治るのだろう。
四年くらい前、糖質ダイエットで体重を10キロちかく落としたことがあるけど、肝臓関係の数値は、あまり改善しなかった。
食事管理は必要だけど、それだけじゃダメなのだと思う。
Google検索で調べたら、スクワットなどが脂肪肝解消に効果的というサイトがいくつも見つかった。
久留米大学医学部推奨「肝炎体操」
【動画つき】脂肪肝改善!「肝炎体操」 | NHK健康チャンネル
太ももなどの大きな筋肉を筋トレで鍛えると、マイオカインと呼ばれる物質が筋肉から分泌されるのだという。
そのマイオカインが肝臓に届くと、肝臓の細胞が中性脂肪をエネルギーに変える働きが促進され、中性脂肪が減って脂肪肝が改善するのだそうだ。
非力な私にスクワットなんて無理だろうと思ったけど、上のサイトで紹介されているように、両足をよく開いてやってみたら、意外にちゃんとできた。
久留米大学推奨の六種類の体操は、それぞれ一日10回を目標にするとよいとのこと。頑張ってみる。
それから、Kindle Unlimited(読み放題)で、「内臓脂肪を落とす最強メソッド」という、読みやすそうな本を見つけたので、ざっと読んでみた。
この本でも、やはりスクワットをお勧めしていた。トイレに立つたびにやれば、一日に必要なスクワットの回数を十分にこなせるとか。
便座に座るときや立ち上がるときにも、空気椅子的な運動をすれば、さらに良いとのこと。切羽詰まった状態だと出来ないので、トイレは余裕を持って早めに行くようにという、親切ならアドバイスもあった。
茶カテキンは「継続的に摂取することで、肥満気味の人の内臓脂肪を減らす機能があることが報告されています。
メカニズムとしては、茶カテキンが脂肪の分解と消費に働く酵素を活性化し、脂肪の代謝を高めることで、内臓脂肪を減らすと考えられています。
さらには茶カテキン 5 4 0ミリグラムを毎日とると、 1日あたり約 1 0 0キロカロリー(ジョギング約 10分相当)のエネルギーを消費できるといいます。」
『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド』
池谷 敏郎著
緑茶に含まれているというカテキンに、こんなステキな効果があるとは知らなかった。
そういえば昔、お濃茶をいただいたあと、やたらと全身の代謝が良くなったような覚えがあるけど、あれは脂肪を燃やしてくれていたのかもしれない。
家には茶筅もないから濃茶は入れられない。
普通の緑茶も、急須を用意して…となると億劫でなかなか入れる気にならない。
で、昨日、急須のいらない粉末の緑茶を買ってきた。
水にも溶けるので、外出の時に持ち歩く水筒にも入れやすい。
このお茶一杯(100ml)に、71mgのカテキンが含まれるらしい。
7〜8杯飲めば、ジョギング10分に相当する、ということになる。
緑茶は夜に飲むと眠りにくくなるので、朝昼のうちに、出来るだけ飲むようにしよう。
「内臓脂肪を落とす最強メソッド」には、こんなことも書いてあった。
また、肥大した脂肪細胞からは血管を収縮させる作用をもつ「アディポサイトカイン」も分泌され、これも血圧を上げる一因となります。
去年あたりから、いきなり高血圧気味になってしまったけど、それも脂肪がらみだとしたら嫌すぎる。
次の血液検査は、来年1月下旬。
そのときまでに、脂肪肝と内臓脂肪をできる限り落とそう。