多分、「治った」のだと思う。
先週末あたりから、洗い物などの家事をやっても心拍が毎秒100を超えなくなった。
外を歩いていて、座り込みたくなるほどの疲労感に襲われることもない。
この数日、調子に乗って近所を歩き回ってみているのだけど、あの身体の内側をヤスリで削られるかのような異様な消耗感が一度も起きていない。ひどい身体の痛みもない。普通に疲れるだけだ。
そして、寝起きの体調不良が消えて、とってもラクになった。
まだ亭主に家事のサポートをしてもらっているけれども、少しづつ生活を元に戻し始めている。
なぜ急に元気になったのかは、わからないけれども、なんとなく、「壊れていたパーツの修復が、一気に完了した」感じだ。
予想としては、運動、あるいはエネルギー代謝に関係する部位が、コロナに感染する以前の状態に戻ったのではないかと思う。ミトコンドリアとか、それ周辺の何かかもしれないし、自律神経系に関係する何かかもしれない。
脳の調子のほうも、読書に関しては完全復活している。ラノベや漫画以外の本も、普通にドカ読みできる。思考に霞がかかったような感じがすっかり消えた。
新型コロナ感染で、何が壊れて、どう治ったのかはわからない。
一つだけ言えるのは、退院後の七ヶ月あまり、何事においても極力無理せず、食事と睡眠をしっかり摂って休養することが、回復のために必須だったのだろうということだ。
全ては家族の支えのおかげだ。
感謝しかない。
というわけで、昨年末から書き続けできた「コロナ療養日記」は、今回をもって最後とする。
長かった……。