湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

コロナ療養日記(サボり気味)

こんにちは。

 

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健康観察メモ

 

精神科の予約日を忘れてすっぽかすというヘマをやらかしたせいで、睡眠導入剤なしの夜が続いている。

 

スマートウォッチの記録によると、昨夜は3時間ほど「深い眠り」に落ちていたようだ。

 

「浅い眠り」の時間は6時間ほどと記録されていたけど、どうやら心拍がある程度安定して低めだと「眠っている」と判定するらしくて、確実に起きていたはずの昼間にも「浅い眠り」の時間帯があったりする。

 

逆に「深い眠り」の時間帯は昼間には出現しない。

 

一晩にどれくらい「深い眠り」を得られれば健康的なのかわからないけど、とりあえず、今朝の身体症状は、完全徹夜だった朝よりはだいぶマシで、身体の痛みも酷くない。

 

ただ、食欲が全くない。朝食を食べていたら胃が止まったので、これを書いている。

 

朝ごはん。

ほうれん草とベーコンのスープ、食パン、コーヒー。

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パンは一枚の半分までしか食べられない。

スープだけでも完食しようと思う。

 

 

 

目覚める前の「浅い眠り」の時間帯に、かなり長く感じる夢を見た。50年前に亡くなった、父方の祖父が、家に遊びに来ている夢だった。

 

いま「50年前」と書いて、そんなに月日がたったのかと、軽く驚いた。祖父は私が小学校3年の夏(たぶん7月)に交通事故で亡くなっていて、その日のことは、部分的ではあるものの、鮮明なイメージが残っている。

 

夏休みの暑い日だった。

午前中、父につれられて、一緒に車の整備点検に出かけていた。仙台の郊外にある、ホンダの整備工場だったはずだ。そこに、母から連絡が来た。

 

当時、社宅住まいだった私の家には電話がなかったので、事故の連絡がどういうルートで届いたのかも、母がどうやって連絡したのかもわからない。とにかく祖父が事故に遭ったという情報だけが、整備工場にいた父と私に届いた。この時点では、亡くなったことは知らされなかった。

 

だから、整備工場から自宅までの車の移動中、どんな事故だったんだろうという話を父としていた記憶がある。当時の私には、人が死ぬという概念がなかった。親しい人に死なれることが、どういうことであるのかも、分からなかった。だから、祖父が事故に遭ったと聞いても、不安や恐怖というものを感じなかった。8歳の子どもの精神的発達として遅いのかどうかは分からない。

 

ドナ・ウィリアムスの手記「自閉症だったわたしへ」のなかで、子どもの頃、著者を可愛がってくれた祖父が亡くなったときに、祖父が「祖父に会う」という自分の大きな楽しみを奪って意地悪をするために亡くなったのだと思い込んで、祖父に腹を立てたというエピソードが出てくる。

 

私は祖父に腹を立てたりはしなかったけど、対人関係理解における精神的発達のレベルは、その時のドナ・ウィリアムスと同じようなものだったと思う。

 

自閉症だったわたしへ (新潮文庫)

自閉症だったわたしへ (新潮文庫)

 

 

私の記憶する限りでは、生き物の死を悲しむようになったのは10歳を超えてからだった。死を理解してからは、時代劇などの殺陣シーンを見ることができなくなり、ゴキブリや蚊を殺すのも恐ろしいというレベルの死恐怖症になってしまった。

 

虫殺害恐怖症は、数年前に自宅でカツオブシムシが大量発生するまで続いた。流石の私も、数十匹のカツオブシムシの行軍を畳の部屋で目の当たりにしての敵前逃亡は許されないという主婦のプライドを黙殺することはできなかったのだ。

 

絶叫しながら掃除機で吸い上げたときの映像記憶は、できることなら存命中に消去したい。

 

 

話がそれた。(´・ω・`)

 

 

祖父の通夜に集まった大勢の老婦人たちの読経の声をBGMに、御膳の間を走り回ってビールやジュースの王冠を集め回るなどして、はしゃいで遊んでいた私をたしなめる大人はいなかった。

 

火葬場で、焼かれている遺体を遺族が見ることができるのだけど、私が父や叔父たちに着いて見に行こうとするのを、母が頑として許さなかった。当時はそれがものすごく不満でゴネたけれども、いまは、許さなかった母に感謝している。見なくてよかった。

 

 

夢の中で我が家に遊びに来てくれた祖父は、なぜかオシャレなデザインの白のジャージの上下を着込んで、お土産に、仙台銘菓「萩の月」やチョコレートなどを、どっさり持ってきてくれた。祖父は青森に住んでいたから、なんで「萩の月」なのかなと思ったら、仙台在住の父の姿もちらりと見えた。一緒に来ていたらしい。

 

祖父はお菓子が大好きな人だったと記憶している。祖父の家に遊びに行けるのは、年に一回あるかどうかだったけど、子どもの頃の私にとっては夢のように楽しいひと時だった。祖父と祖母の部屋の押し入れには、日持ちのするお菓子がぎっしりならべられていて、まるで駄菓子屋の店先のようだった。

 

いまでも「きんつば」を見るたびに、父方の祖父を思い出す。祖父が「きんつば」を食べているのを見たことはないけれど、それが祖父の大好物だということは、父などからよく聞いていた。

 

還暦が近づくにつれて、私も和菓子を好むようになった。スーパーなどで和洋中スイーツの安売りをしているのを見れば、ケーキのほうが割安であっても、確実に大福やみたらし団子を手に取る。やわらかそうな豆大福があれば微塵も迷わずカゴに入れる。昔はケーキ一択だったのに。

 

 

夢での来訪者は祖父や父だけではなかった。

 

私がいつも寝ている和室に、知らないおばあさん方が何人も座っていて、なぜかこれから読経するという。いつのまにか女性の僧侶も来ていて、なぜかおもてなしの手伝いをしてくれている。僧侶のかたが「萩の月」をお出ししようというのを、それはうちの子どもたちの好物だからと私がとめて、チョコレートにしてもらった。

 

その後は……

なぜか私の人生の反省タイムだった。

詳細は覚えていないけれども、その場にいた亭主に向かって繰り返し言葉にしていたのは、

 

「もうあと少ししか日数がないのに、心残りなく過ごすには、何をしたらいいのか。掃除だろうか、料理だろうか。そういうことではない、もっと別のことだろうか」

 

ということだった。

 

 

そして、目が覚めた。

 

「もうあと少ししか日数がない」のは、夢の中では祖父の滞在期間のことだったけど、起きてから考えてみると、どうもそれだけとは思えない。

 

私自身の余命がいよいよヤバいのかとも一瞬思ったけれども、すぐ死ぬようには全く感じないから、たぶん違う。

 

なんだろう。

 

白いジャージを着ていた祖父は、終始おだやかで、楽しそうに見えた。私の記憶する限り、明治生まれの祖父は常に和装だったし、存命中にジャージなど身につけたことはおそらく一度もないはずなのに。

 

映画「下妻物語」に出てくる尼崎市では、一般市民は生まれたその日から臨終の瞬間までジャージを着用するとされていたけども、そもそも昭和40年代の日本で、庶民の普段着としてのジャージが市販されていたとも思えない。

 

 

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近頃のあの世の普段着は、ジャージなんだろうか。
祖父に聞いてみればよかった。

 

 

自分がすぐ死ぬようには感じないけれども、なんとなく、心配されているのは感じる。自分が普段寝ている部屋で読経されそうな夢だったわけだし。

 

萩の月」……実家のほうで、何かあるのか。

 

 

なんにせよ、体調を整えるのが最優先だ。

 

 

日録

 

サボっていた食事の記録。

 

3月14日の晩ごはん。

ゴーヤのチャンプル、唐揚げ(冷凍)。おすまし、ごはん。亭主作。

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3月15日の朝ごはん。

プロテイングラノーラの豆乳がけ。

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↓これ。

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正直、あまり美味しくない。(´・ω・`)

 

私としては、まるごと大豆のグラノーラがイチオシなのだけど、家に在庫がない。(;_;)

 

 

ごろっとグラノーラ まるごと大豆 400g ×6袋

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3月15日の昼ごはん。かきたまスープ。亭主作。

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3月15日の晩ごはん。

厚揚げの煮物、チキンサラダ、餃子(冷凍)、ヨーグルトとフルーツ、ごはん、味噌汁。亭主作。

 

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3月16日のお昼ごはん。

きつねうどん。亭主作。

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3月16日(火)の晩ごはん。

 

キーマカレー、トマトのカプレーゼ、バナナヨーグルト。亭主作。20分で全部作れたとのこと。料理の練度がどんどん上がっている。

 

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カレー、ものすごく美味しかった。