こんにちは。
さっき「春の目覚め」を「猿の寝溜め」と聞き間違えた。だいぶ脳が疲れてるのかもしれない。
朝の健康観察
目覚めた瞬間に、息子にCPAPのスイッチを切られた。眠かったけど、二度寝は断念。
今朝は、偏頭痛のほかに、軽い吐き気とめまいもあった。良性発作性頭位めまい症が、かるく復活したようだ。
幸い、頭痛は冷やすまもなく、すぐにおさまった。
めまいはまたしばらく続くかもしれない。歩くとき、気をつけよう。
朝ごはん。
食欲がない上に、めまいのせいで吐き気までするものの、服薬のためになんとか少したべた。
フルグラに牛乳をかけたのと、野菜ジュース。
今日は長女さんはお仕事がお休み。
息子は施設通所。朝、ヘルパーさんがお迎えにきてくれて、バス停に連れて行ってくれたようだ。
私がコロナで倒れて、息子の送迎がしばらくできそうにないということで、ケアマネジャーさんが朝の送迎を引き受けてくれる福祉事業所さんを探してくれたのだ。帰宅時の送迎は、十年来お世話になっている事業所さんに、引き続きお願いすることになっている。
地域のいろいろな方々に支えられて、我が家の生活は成り立っている。
お昼ごはん。
亭主がパスタを作ってくれた。
食後、具合が良くなってきたので、ひさびさにコーヒーを入れて、椅子に座ってストレッチやマッサージをしながら、kindleで目についた読み放題のラノベなどを読んで過ごした。
「異世界婚活! あらさーOLは美形魔導士に深く激しく求められる」(葉月クロル 著)
kindle unlimited(読み放題)で読める作品。
異世界転生ものではなく、異世界婚活ものというジャンルがあるらしい。
住んでいる町の結婚相談所が、実は結婚難に悩む異世界のエリート魔導士との結婚を斡旋していて……というお話。
お見合い後のデート中に衣服を溶解させて媚薬を撒き散らすスライムに遭遇するという、途方もない異世界展開はあったものの、あとはこれといった障害もなく、砂糖まみれな感じで順調に愛を育み、家族や親しい人々に祝福されて、結婚。
反対する人もライバルも出てこない、ものすごく平和で心地よいお話だった、と思う。
悪役令嬢ものなど、主人公がやたら試練漬けになるラノベばかり読んでいるので、ちょっと拍子抜けではあったものの、特に不満はない。
「けしからん」の新しい(?)用法
上に書いた「異世界婚活!」のなかに、
「羨まけしからん」
という表現が出てきた。
形容詞「うらやましい」の語幹に、「けしからん」がくっついたものだ。
類似した表現として、
「可愛けしからん」
なんていう用例を、マンガで見かけたこともある。
出典は、私の記憶が正しければ、「蜜夜婚」(大海とむ 著)だったはず。何巻目だったかは、流石に覚えていない。
こういう「〜けしからん」の意味を説明するのは、ちょっと難しい。
「けしからん」(形容詞「怪し」の未然形に否定の助動詞「ぬ」がついた「けしからぬ」の末尾が「ん」に変化したもの)は、道理から外れて正しくないものを非難する言葉だけれども、
「羨まけしからん」
「可愛けしからん」
の「けしからん」は、どう考えても正当性な理由に基づく非難や腹立ちの表明ではない。
「羨まけしからん」の場合は、対象への非難や腹立ちが全くないとは言えないかもしれないけれども、「可愛けしからん」のほうは、もはや屈折した強い賞賛の表現である。
「形容詞語幹+けしからん」は、たぶんまだ国語辞典には記述がないと思う。面白いので、引き続き観察しよう。
晩ご飯。
卵焼きの大根おろし添え、キャベツとごま昆布の和え物、深川飯、冷凍たこ焼き、お吸い物。亭主作。
さて、寝よう。
おやすみなさい。