おはようございます。
「ぬいぐるみのレストラン」が楽しすぎて、「ふにゃもらけ」にかける頻度が下がっている。ふにゃくん、ごめん。
上の画像のくまは、うちの店のエース候補。
料理の腕は仙人級、知能は秀才、動きは神速。
UFOキャッチャーで捕まえたときには、すでにこのスペックだった。じっくり育ててあげよう。
料理
「迷宮レストラン」の分冊版が、kindle unlimited(読み放題)で読めるようになっている。
今朝は第4集を眺めていたら、ものすごい料理がでてきた。(あ、本書で紹介されているお料理のほとんどは、いろんな意味でかなり物凄い)
昆虫学者のファーブルさんに捧げられた、デザート。
バナナ・ア・ラ・ネージュ かまきりの卵見立て
ゆでたメレンゲに、カラメルソースをかけたものと、潰したバナナを生クリームとカスタードクリームを混ぜたものの上にのっけたもの。
見た目は、たしかにカマキリの卵である。
そして、美味しそうである。
ちょっと作ってみたくなった。
生クリームと牛乳、バナナを買ってくれば、近いものが作れそうだ。バニラビーンズを使うと書かれているけど、エッセンスでごまかそう。
ファーブルは流血で気絶するほど繊細な性質だったためか、四つ足の肉はほとんど食べなかったという。動物性たんぱく質は、主に魚で、あとは少量のベーコンを「うまみ」抽出素材として使うだけだったとか。
カマキリの卵を実食したことがあるかどうかは不明だけど、本書によると昆虫食の経験はあるそうで、アリストテレスが蝉の幼虫を「きわめて美味」と書き残しているのに触発されて、自分でも食べてみたんだとか。残念ながら口に合わなかったようで「まるで羊皮紙のようで、この料理を人に勧めることはできない」と感想を書いているとのこと。
アリストテレスが蝉をどう調理したのか、ちょっと気になる。
ほんと、楽しい料理本だ。